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今年の読書(7)『 超短編! 大どんでん返し Special』(小学館文庫)

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今年の読書(7)『 超短編! ...
息抜きとして楽しめる本書『超短編! 大どんでん返し Special』は、〈2000字〉の作品が詰められた〈超〉短編アンソロジーのシリーズ第2弾として、2023年12月11日に発売されています。

ミステリー、SF、ホラー、歴史時代、恋愛などなど、多彩な作家陣は以下の34名(五十音順)です。〈今年の読書〉にて過去に読んでいる作家は、リンクさせています。
 
<浅倉秋成>、<麻布競馬場>、<阿津川辰海>、<綾崎隼>、<一穂ミチ>、<伊吹亜門>、<伊与原新>、<小川哲>、<織守きょうや>、<加藤シゲアキ>、<北山猛邦>、<京橋史織>、<紺野天龍>、<佐川恭一>、<澤村伊智>、<新川帆立>、<蝉谷めぐ実>、<竹本健治>、<直島翔>、<七尾与史>、<野崎まど>、<乗代雄介>、<藤崎翔>、<万城目学><真梨幸子>、<宮島未奈>、<桃野雑派>、<森晶麿><森見登美彦><谷津矢車>、<結城真一郎>、<柚月裕子><横関大>、<芦花公園>

少しの空き時間に読むのに最適で、家事の合い間、通勤の移動時間など、4分あれば楽しめる物語が34編収録されています。作家の力量が試される〈2000字〉作品集だと思います。
#ブログ #文庫本 #読書

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今年の読書(5)『美しくありたい』梅澤美波(日経BP)

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今年の読書(5)『美しくありた...
アイドルグループ「乃木坂46」のキャプテン<梅澤美波>(24)が1月12日に本書『美しくありたい』(2200円・税込み)を、(日経BP)より発売しています。
 
<梅澤美波>は、「乃木坂46」に2016年、3期生として加入。加入直後から3期生のまとめ役として手腕を発揮。2021年11月に副キャプテンに就任、2023年2月に3代目の「乃木坂46」のキャプテンに就任しています。
 
「乃木坂46」をけん引する一方で、舞台『キングダム』(2023年2月~5月)では「楊端和」を演じ、朝の情報番組『THE TIME,』では、2021年10月の番組開始から2023年3月まで月曜レギュラー。また、ファッション誌『with』の専属モデルとして活躍するなど、個人としても活躍の場を広げています。
 
本書は、<梅澤美波>の日々の思いや成長をつづった、月刊誌『日経エンタテインメント!』(日経BP)で連載の『梅澤美波の清楚系熱血派』を第1回(2018年5月号)から最終回(2023年8月号)までを収録した1冊となっています。
 
そして3代目「乃木坂46」のキャプテンに就任するなかでの意識の変化やエピソードも収録されています。
#ブログ #単行本 #芸能 #読書

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今年の読書(4)『花澤香菜のひとりでできるかな?公式読本』花澤香菜(ワニブックス)

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今年の読書(4)『花澤香菜のひ...
『鬼滅の刃』の「甘露寺蜜璃」役や『五等分の花嫁』の「中野一花」役などで知られる声優の<花澤香菜>(34)がパーソナリティを務め、文化放送にて放送中(毎週日曜日・22:30~23:00)のラジオ番組『花澤香菜のひとりでできるかな?』は、<花澤香菜>が日々の出来事や仕事について語る番組で、1月で放送開始から16周年を迎えています。
 
1月10日に発売されました書籍『花澤香菜のひとりでできるかな?公式読本』には、<花澤香菜>の撮り下ろしインタビューやグラビアのほか、初回放送や懐かしのコーナーを振り返る企画が掲載されています。
 
また、600回を超える放送から厳選されたトーク集や、番組スタッフによる座談会や、毎年12月に番組にゲスト出演している声優の<戸松遥>、<矢作紗友里>の対談も収められ、160ページで構成されています。
#ブログ #ラジオ番組 #単行本 #芸能 #読書

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今年の読書(2)『処方箋のないクリニック』仙川環(小学館文庫)

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今年の読書(2)『処方箋のない...
医学関係の著作が多い<仙川環>は、デビュー作の『感染』をはじめとして『治験』『虚報』『細胞移植』『鬼嵐』という「医学」ミステリー的な作品があります。
 
本書は、2020年12月に単行本が、2023年9月11日に文庫本が発売されていますが、やはり「医学」関連ですが、ハートウォーミングなお医者さん小説の短編が6篇収められています。
 
東京郊外にある大きな総合病院の庭に建つ古びた洋館。そこには先端科学では治せない患者と家族の「人生」を治療する、アメリカの学会でも一目置かれている凄腕、イケメンだけど、短パン姿のちょっと変わり者でスイーツ大好きな医師「青島林倫太郎」がのんびりと「総合内科」の看板を挙げ、明るい看護師「小泉ミカ」と患者を待ち構えています。
 
目が悪くなったのに車の運転をやめない父。怪しげなサプリにはまる母。ステロイドを嫌い民間治療に心酔した妻。そんな患者を持つ家族たちはどうしたらいいのか。スイーツと紅茶の香る古い洋館の診察室を訪れた患者と家族は、「青島」と話をするうちに、隠していた心の内を打ち明け、薬を使うことなく快方に向かわせます。
 
現代の赤ひげ先生が、鮮やかに患者と家族のトラブルを解決するハートウォーミングお医者さん小説で、「青島林倫太郎」と「小泉ミカ」の経歴は、『総合内科 本日開院』の章にて詳しく出てきます。
#ブログ #文庫本 #読書

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今年の読書(1)『スター・ウォーズ タイムライン』監修:川本崇之(世界文化社)

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今年の読書(1)『スター・ウォ...
映画「スター・ウォーズ」シリーズの壮大な歴史をビジュアル年表で解説する図鑑『スター・ウォーズ タイムライン』(6930円)が、2023年12月21日に発売されています。
 
1977年に『スター・ウォーズ』(日本公開:1978年6月24日・監督:ジョージ・ルーカス)が公開されて以来、約45年以上にわたりさまざまな形で発表されてきました『スター・ウォーズ』作品です。
 
本書は映画、小説、ドラマ、コミック、アニメーションなどで描かれてきた物語を、時系列に集約・解説したビジュアル年表図鑑となっています。日本では馴染みの薄いコミックや小説などで発表された物語も網羅していますので、それらを読まなくても歴史を理解できるメリットは大きいです。
 
また「アナキン・スカイウォーカー」、「オビ=ワン・ケノービ」、「ルーク・スカイウォーカー」、「レイア・オーガナ」といった主要登場人物の生涯についても解説されています。
 
さらに〈ライトセーバー〉や〈ミレニアム・ファルコン〉、惑星にまつわる小史もビジュアルで詳しく掲載され、「スター・ウォーズ」ファン必携の一冊です。
#ブログ #単行本 #映画 #読書

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今年の読書(83)『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』東野圭吾(光文社文庫)

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今年の読書(83)『ブラック・...
今年最後の読書は<東野圭吾>の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』です。2020年11月に単行本が刊行され、2023年11月20日に文庫本が発売されています。
 
「神尾真世」の元中学校の国語教師である父が故郷の実家で殺害されます。不動産会社でリフォームを担当している「真世」は仕事と結婚準備を抱えたまま生家に戻り、何年間も音信不通だった叔父「武史」と再会します。アメリカでショーマンとして成功した元マジシャンの「武史」は警察の捜査を頼らず、自らの手で犯人を突き止める行動をとります。
 
おりしも中学校の同窓会が予定されていましたが、父の葬儀を迫瀬ますが、警察の捜査も進展しません。かつて教師だった父を殺した犯人は、教え子である「真世」の同級生の中にいるのか。
 
コロナ禍で観光客の激減に苦しむ名もなき町で町を舞台に、元マジシャンが新たなヒーローとして、手品のように謎を突き詰めていく主人公のシリーズ誕生を予感させ、颯爽とあらわれた〈黒い魔術師〉が人を喰ったような知恵と仕掛けを駆使して、犯人と警察に挑む518ページでした。
 
ちなみに、2024年01月24日には、第2弾『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』が、(光文社)より単行本が刊行予定です。 
#ブログ #文庫本 #読書

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今年の読書(82)『ヴァイタル・サイン』南杏子(小学館文庫)

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今年の読書(82)『ヴァイタル...
医師であり作家の<南杏子>は、<吉永小百合>主演映画『命の停車場』(2021年・監督:成島出)の原作者ということで、気になっていましたが、解説者が<久坂部羊>ということで、今回本書『ヴァイタル・サイン』を手にしました。
 
2021年8月18日に(小学館)から刊行され、2023年10月11日に文庫本として発売されています。
 
物語の舞台は二子玉川グレース病院で、看護師として働く「堤素野子」は、元看護師の母の介護をしながら31歳になり今後のキャリアについても悩みながら忙しい日々を過ごしていました。患者に感謝されるより罵られることの方が多い職場で、休日も気が休まらない過酷なシフトをこなしますが、同じ病院の整形外科医である恋人「市川翔平」と束の間の時間を分かち合うことでどうにかやり過ごしていました。
 
あるとき「素野子」は休憩室のPCで、看護師と思われる「天使ダカラ」という名のツイッターアカウントを目にします。そこには看護師として決して口にしてはならないはずの、実体験の本音が赤裸々に投稿されていました。若い看護師「大原桃花」や看護助手の見習い「小山田貴士」の指導をしなければならず、心身ともに追い詰められていくにちじょうが、現場ならではのリアリティーで描かれていきます。
 
お仕事小説とみれば、将来の看護師希望者には読ませたくない現実感が伝わる「看護師残酷物語」とでもいえる現実を医療現場従事者ならではの目線で《白衣の天使》の裏側をなまなましく見事に描いています。
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今年の読書(81)『赤の呪縛』堂場瞬一(文春文庫)

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今年の読書(81)『赤の呪縛』...
本書『赤の呪縛』は、著者<堂場瞬一>の作家デビュー20周年の節目として、「父と子の相克」というテーマに真正面から挑み、2021年5月21日に刊行され、2023年11月10日に文庫本として発売されています。
 
36歳の警察官である息子「滝上亮司」と、政治家である父「喜多安武」の親子の確執を元に権力と血脈、信頼と裏切りに翻弄された物語です。
 
銀座の高級クラブで、ガソリンバラマキの放火事件が発生。オーナー「野村真沙美」と容疑者の27歳の女「西方若菜」が命を失います。
 
警視庁捜査一課の刑事「滝上亮司」が、捜査を進めると、亡くなった「野村真沙美」は父の元愛人であることが判明、背後に現在は神奈川県知事である父の存在が浮かび上がります。
かつて政治家の父を憎み、故郷の神奈川県を捨てた「滝上」は、捜査を進める上で「封印した過去」と向き合うことになります。
 
容疑者の女は、不正ドラッグによる催眠行為での放火が浮かび上がり、「滝上」は過去に自分も使用していた薬と対峙することになり、父の元秘書も殺害される事件が起こり、一度捨てた神奈川県へと出向くことになります。破滅するのは、政治家の父か、薬中毒であった警察官の自分かが交錯する状況の中で、事件の真相にたどりつけるのか。
 
物語は事件としての決着がつかないところで終わるだけに、中途半端な気分にさせられて終わりました。タイトルの〈赤〉は、血筋と放火現場の状況を意味しているようです。
#ブログ #文庫本 #読書

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今年の読書(80)『星の王子様のことば』中条あやみ(かんき出版)

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今年の読書(80)『星の王子様...
俳優・モデルの<中条あやみ>(26)による初の翻訳書『大切なことを教えてくれる 星の王子さまのことば』が、2023年12月6日に発売されています。

 『星の王子さまのことば』名言集のベースとなるのは、 今年で 80 周年 を迎えます1943年に<アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ>の名著『星の王子さま』フランス語の原書と同時に発売されました<キャサリン・ウッズ>の英訳版です。

本好きの方の本箱には、必ずありそうな単行本『星の王子さま』ですが、原書の世界観を詩情豊かに再現した翻訳には根強いファンが多くおられると思います。

「大切なものは、目に見えない (Le plus important est invisible)」を初めとした本作の言葉は、生命・愛とは何かといった、人生の重要な問題に答える指針として広く知られています。この作品の元になったと思われる、1935年のリビア砂漠での飛行機墜落事故の体験は、<サン=テグジュペリ>による随筆集『人間の土地』(1939年)で語られています。
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今年の読書(79)『ゴースト 二係捜査3』本城雅人(角川文庫)

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今年の読書(79)『ゴースト ...
「二係捜査」シリーズとして『宿罪 二係捜査1』『逆転 二係捜査2』と続き3ケ月連続刊行として本書『ゴースト 二係捜査3』が、2023年11月25日に文庫本書下ろしとして発売されています。

新大久保の路地裏で、喧嘩の仲裁に入った医師「柿沢孝洋」が殴られ、反撃して相手に重傷を負わせる過剰防衛事件が起きます。医師の「柿沢」は傷害容疑で逮捕されてしまいます。二係捜査担当の「森内洸」は、昨年行方不明となった3歳男児「飛翔」の母親「小深田亜里」が、「柿沢」と大阪で小中学の同級生であり、事件当時に病院を休んでいる事件としての〈端緒〉を見つけ出します。

その母親「亜里」との関係を取り調べで追及された「柿沢」は、突然、「飛翔」を殺したのは自分だと自供を始めるのでした。部屋長「信楽」たちは「二係捜査」の職務としての「遺体なき殺人事件」の真相を追い求めていきます。

物語としての構成は素晴らしく、中央新聞の警視庁クラブ担当の記者「藤瀬佑里」に代わる「向田瑠璃」のキャラクターも良かったのですが、事件の背景となる母親「亜里」のデリヘル問題に登場する男たちの記述が長く、誘拐犯に結び付く背景描写が物足りなくどうかなぁと感じてしまいましたが、作品的には「優」のレベルです。

巻末に「二係捜査4」は2024年秋に発売予定ということで、「藤瀬佑里」の再登場を期待して、楽しみに待ちたいと思います。
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