出来上がりだけを見て、手間をかけたのかどうかわかりづらいのが料理ですが、おいしくいただくためには手を抜くわけにはいきません。
今宵のメイン料理は、【チキンのチーズ焼き】です。
火の通りにくい鶏肉は一度蒸して脂を落とし、フライパンで両面を焼き、皮面にとろけるチーズをのせて、再度蒸し焼き、味と彩りを考えて<大葉>を散らしてみました。
小鉢物は、「明太子入りポテトサラダ」・「長芋のとろろとインゲン」・「セロリと牛肉炒め」でまとめています。
「セロリと牛肉炒め」は、軽い<塩胡椒>と<カレー粉>の隠し味で、食欲倍増です。
1959(昭和34)年3月9に発売開始の着せ替え人形「バービー」が、生誕55種年を迎えています。
日本各地で巡回展が開催、あさって9月30日(火)から10月6日(月)まで、「そごう神戸店」にて【モード オブ バービー展】が開催されます。
<バービー>の名前ぐらいは知っていますが、<りかちゃん>の人気の打撃を受け、一時は日本から撤退した経緯があると記憶しています。
理想的なプロポーションと精密に作られたドレスや靴を身に着けたスタイルは、いつの時代も女性たちの憧れであり、その時代のファッションを反映してきました。
コレクターとして有名な<関口泰宏>氏のコレクションから、初期の「バービー」から貴重な未公開コレクションも展示されるようで、興味ある方には面白い展示会になりそうです。
かってのイギリスの貴族は日曜日に牛一頭丸ごとを屠って「ローストビーフ」を焼く<サンデーロースト>という習慣がありました。
その伝統に従い、日曜日の午後に食べる昼食のメインディッシュは「ローストビーフ」で、<ヨークシャ・プディング>が添えられています。
「ステーキ」も好きですが、この「ローストビーフ」も大好物です。
お弁当と言えば「ローストビーフ」のサンドイッチが定番で、資格試験を受けるときのジンクスとして、「缶ビール」と食べるのがわたしの習わしでした。
使用している「食パン」は <POMPADOUR(ポンパドウル)> の「男爵」という銘柄、マスタードをたっぷりと塗り込んで、レタスを挟み込んでいます。
今回の<佐々木房甫>先生の作品は、実りの秋らしく、熟した赤い実の枝がのびやかに配置されていました。
葉がありませんので、赤い実だけではよく似た種類が多く、これだと品種を特定するのは難しい作業です。
「モンステラ」の青々しい葉が色合いもよく、中心に生けられた花穂らしき花材が全体を引き締めておりました。
写真では大きそうに見えますが、体長2ミリほどの大きさですので、網戸の網目も潜り抜けれる大きさかもしれない<クロバエキノコバエ>です。
ハエ目(双翅目)クロバネキノコバエ科の昆虫の総称として使われ、「クロキノコバエ」とも呼ばれています。
世界中で約2400種が記録されていますが、未分類の種も多く、5000~10000種があると考えられていますが、ハエ目の中でも研究が進んでおらず、属の定義も不十分な状況です。
体長は1~6ミリ程度、翅は透明もしくは褐色・黒色で、植物の死骸や朽木、キノコなどの菌類を餌としています。
たまに大量発生をして、世間をにぎわす「蠅」です。
30~50センチ程度の長い花茎が風に揺れている姿は、なかなかかわいい感じの【ブタナ(豚菜)】です。
キク科エゾコウゾリナ属の多年草で、春先から秋ごろまで長期間に渡り咲いています。
原産地はヨーロッパですが、1933(昭和8)年に北海道ではじめて発見された帰化植物で、当時は「タンポポモドキ」と呼ばれていました。
1934(昭和9)年、神戸市の六甲山中で採集されたときに、フランスの俗名「豚のサラダ」から【ブタナ】と命名されています。
まっすぐに伸びた花茎には葉がなく、途中で数本枝分かれをし、それぞれの先端に花径2~3センチの黄色い<舌状花>だけの花を咲かせるのが特徴です。
今が旬でしょうか、今宵<えっちゃん>からおすそ分けとして梨の【豊水】一切れをいただきました。
早めに収穫できる「幸水」は、梨全体の占有率約40%とトップですが、この「豊水」は2番手として約30%ほどを占めています。
糖度が高く、その分酸味も伴いますが、全体として濃厚な味が楽しめる赤梨系の品種で、「幸水」よりも収穫時期は遅れて8月下旬ごろから10月中旬ごろまで収穫されます。
夏の疲労が出だす頃ですが、アミノ酸の一つである<アレルギン散>を含んでいますので、この時期として疲労回復に役立つ果実です。
いつも通りカウンターに並べられた肴を選んでいましたら、珍しく<えっちゃん>から、「おでん食べへん」とのお声がかかりました。
大きな鍋にたくさんおでんを作られたようですが、明日は休みの日曜日ということもあり、「残ると三食おでんになる~」とのことで、<玉子・スジ・ごぼう天>(250円)を入れてもらいました。
平日は職人さん達が仕事帰りに寄られますので、ボリュームのある「おでん」はよく出るのですが、土曜日は休みの人も多く客の入りを読むのが難しいようです。
また「おでん」は、量を炊かないとおいしくありませんので、準備する<えっちゃん>の悩みの種です。
第146回直木賞を受賞した<葉室麟>の小説『蜩ノ記』(2011年・祥伝社刊)を、「雨あがる」(2000年)・「博士の愛した数式」(2006年)の<小泉堯史>監督のメガホンで映画化した時代劇『蜩ノ記』が、2014年10月4日より全国で公開されます。
前代未聞の事件を起こした「戸田秋谷」は、10年後の夏に切腹すること、そしてその日までに藩の歴史である「家譜」を完成させることを命じられます。幽閉されたまま家譜の編纂を続け、切腹の日まであと3年となったある日、城内で刀傷沙汰を起こした藩士の「檀野庄三郎」が、「秋谷」の監視役としてやってきます。
「庄三郎」は、「秋谷」が7年前の事件を家譜にどう記しているかを確認して報告し、また、逃亡するようであれば家族もろとも斬り捨てよとの密命を帯びていました。
「庄三郎」は「秋谷」のそばで過ごし、その人柄や家族とも触れ合ううちに、「秋谷」が事件を起こしたことが信じられなくなり、7年前の事件の真相を探り始めます。
主人公「秋谷」役は<役所広司>、妻「織江」に<原田美枝子>、娘「薫」に<堀北真希>、息子「郁太郎」に<吉田晴登>、<岡田准一>が「檀野庄三郎」に扮しています、
今回の板宿駅のご担当は、<秋田好甫>先生でした。
なんとも簡潔な生け方でなるほどと思うと同時に、使用されている葉は「サンスベリア」ですが、面白い花材の品種名がわかりません。
板宿駅の改札口を出ますと左手側にこの<生け花>を飾られているショーケースが置かれていて、<和食堂「まるさ」>や<呑み処「えっちゃん」>などに出向くときに確認しています。
今日の花材は初めて見た花材ですので、「なんだったかな?」と思い悩むことなく、いまから「えっちゃん」に顔出しです。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ