『レイニーブルー』@<柳明日菜>監督
5月
21日
『緑のざわめき』・『メンドウな人々』の<柳明日菜>による初監督、脚本、主演作『レイニーブルー』が熊本・Denkikanで、2025年7月4日より先行上映されたのち、2025年7月18日から東京・アップリンク吉祥寺をはじめ、全国で公開されます。
第20回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門に出品された本作は、撮影当時に高校生だった<柳明日菜>が、学校に行けなかった時期の葛藤や実体験を描いた青春群像劇です。
映画同好会のたった1人の部員「中山蒼」は、同郷である熊本・玉名出身の映画人、<笠智衆>を敬愛していました。ある夏の日の放課後、「蒼」は部室で1冊のボロボロの脚本を見つけます。彼女はそれを手に「誰がどんな気持ちで書いたんだろう?」などと妄想を膨らませていきます。
<柳明日菜>が「蒼」を演じており、共演に熊本出身の<高良健吾>、<中島瑠菜>、<小沢まゆ>、そして<笠智衆>の孫にあたる<笠兼三>が名を連ねています。<渡辺紘文>、<鄭亜美>も出演しています。挿入歌には<徳永英明>の楽曲『レイニーブルー』が使用されています。映画監督としての顔も持つ<渡辺紘文>は監督補・脚本監修も担当しています。