『還暦高校生』@<河崎実>監督
5月
1日
<ひかる一平>が主演を演じ、『いかレスラー』・『三大怪獣グルメ』などで知られるコメディ映画の鬼才<河崎実>が監督を務めた映画『還暦高校生』が6月27日より公開されます
本作は42回も留年し、還暦を迎えた現役高校生「椎名」を主人公にした青春学園映画です。彼が通う星雲学園では、新任教師「野々山健一」が乱闘騒ぎや生徒のラブレター代筆などで校内を騒がせていました。「青春」を謳う「健一」に3年B組の生徒たちは困惑しています。そんな中、またも大学受験に失敗した「椎名」に対して、「健一」は自らが部長を務める弱小サッカー部に入るよう勧めます。「椎名」は「健一が1000本ゴールを止めたらサッカー部に入る」と約束するのでした。
企画の発端は、本作を製作する一般女性<長谷摩美>が、2024年正月に三越の初夢福袋企画「奇才『河崎実』監督があなたをSFコメディ映画の主役に!」を引き当てたことに始まります。彼女が自分ではなく「大ファンのひかる一平さんを主演に」とリクエストをしたことから『還暦高校生』の製作がはじまりました。なお「長谷摩美」は2019年にも日本橋三越本店の2019年新春福袋として税抜き450万円)で販売に当選しており、<河崎実>による2020年9月4日に公開されました映画『メグ・ライオン』では主演を務めています。
<ひかる一平>は、1980年にドラマ『3年B組金八先生』で俳優デビューし、テレビ、映画、舞台と幅広く活躍していました。現在60歳で、近年は子役プロダクションの代表取締役として活動しています。映画『胸騒ぎの放課後』以来43年ぶりの主演映画となる『還暦高校生』では、全編学ラン姿で還暦の高校生という異例の主人公を演じています。<ひかる一平>とは堀越高校の同級生という縁から、1970年代後半に少年アイドルグループ「ビッグ・マンモス」のリーダーとして活躍した<森井信好>も出演しています。