『香港から来たダイアナ Diana from Hong Kong』@<Naoki Fujimoto>監督
5月
22日
2019~20年に香港で起こった民主化デモをきっかけに、香港の一国二制度が崩壊していく様子と、日本が抱える就職氷河期世代(ロスジェネ世代)の問題を同時に描きつつ、香港人と日本人の異文化交流を描いたドキュメンタリードラマ『香港から来たダイアナ Diana from Hong Kong』が、2025年5月24日より公開されます。
香港出身の41歳の女性、「佐藤ダイアナ」は、8歳の息子「エイジ」とともに東京で生活をしていました。「ダイアナ」は息子の将来のため、副業として中国語会話教室を始めます。その教室に、35歳の日本人男性「長安拓」がやってきます。ロスジェネ世代で自分の将来を見いだせずにいる「長安」でしたが、「ダイアナ」と接するうちに次第に彼女の影響を受け、徐々に視野を世界へと広げていきます。しかし、ダイアナの故郷である香港では、社会に大きな問題が起こっていた。
『アメリカから来たオタク』・『映画館物語2007~2008』などのインディーズ映画を製作してきた<Naoki Fujimoto>が、14年ぶりに手がけた作品で、監督、製作、脚本、撮影、編集をひとりで担っています。