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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(148)『船を編む』三浦しをん(光文社文庫)

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大手総合出版社の辞書部門に37年勤めていた<荒木公平>もいよいよ定年、大学教授の職を捨て新しい国語辞書『大渡海』の編集に心血を注いでいる<松本>先生のサポートとして、大学院で言語学を学んだ27歳の<馬締(まじめ)光也>を自分の後継者にと考えます。

<馬締>は名前通り几帳面で、何事にも真剣にとりくむ真面目さで、辞書部門の仲間とも打ち解けて仕事に励む傍ら、下宿先の大家<タケばあさん>の孫で板前修業中の<林香具矢>と知り合い、不器用ながらも妻として娶ることができます。

時は経ち辞書部門の主任となった<馬締>も40歳、辞書発行も大詰めになりファッション雑誌担当であった若い<岸辺みどり>が配属され、彼女もまた辞書作りに情熱を燃やすことに感動を覚えていきます。

タイトルの『船を編む』や辞書名『大渡海』の名称は、<辞書は言葉の海を渡る船>に関連付けられており、『星間商事株式会社社史編纂室』 と同様に、一つの仕事に真剣に取り組む人たちを描く著者の姿勢がよく表れた作品でした。
#読書 #本 #詩 #エッセイ #コラム

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