21日18:00、小雨の降る観客数4万2620人の阪神甲子園球場にて、「阪神ー巨人」11回戦が行われ、阪神は追い上げましたが「4-5」で負け、連勝が3で止まりました。2004年以来、21年ぶりの巨人戦開幕4カード連続勝ち越し決定は第3戦に持ちこされました。
阪神先発<ビーズリー>は4回無死一、二塁から<浅野>に適時二塁打を浴び先制点を許しました。1死三塁で遊ゴロ野選が絡むなど、この回一挙4得点を失っています。<藤川球児>監督は2点目を許したタイミングで2番手<富田>へ交代を決断しましたが、悪い流れは止められませんでした。
試合前まで巨人相手に通算で防御率「0・65」、7戦4勝負けなしと安定した投球の<ビーズリー>でしたが、この日は3回0/3を61球6安打4奪三振2四球の2失点(自責点2)で、2杯目(1勝)の黒星となりました。
打線は「0-4」の4回、1死から<森下翔太>の左前打、<佐藤輝明>の中堅への二塁打で二、三塁とすると、<大山悠輔>の左前適時打で1点を返しました。「1-5」の6回にも2死二塁で<大山悠輔>の中前適時打で1点。「2-5」の7回は<梅野隆太郎>の中前打に<木浪聖也>が右越え適時三塁打で「3-5」。2死後に<中野拓夢>の三塁前への適時内野安打で「4-5」の1点差まで詰め寄り。8回には2死ながら満塁の好機に一打が出ませんでした。