すでに【燕楽】のセット(定食)メニューは全制覇していますので、これからは好きなメニューが選べますので、気が楽です。
お店をのぞきますと、土曜日ということで家族連れの人たちも多く、<ママさん>が唯一空いていたカウンター席を指さしてくれました。
本日は、久しぶりになります 「ニラレバセット」(680円)と「生ビール」(380円)です。
大きな牛レバに、ニラともやしがいッパイでおいしくいただいてきました。
前回の 「酢豚セット」 のお勘定の時には、予想外の<大将>で、きっちりとしたお勘定でしたが、今日はいつものカワイイオネイサンで、(1000円)で済みました。
山陽電鉄としては西代駅を始発として姫路駅までの区間ですが、西代駅~板宿駅は地下を走っていますが、東須磨駅の手前から地上に出ます。
今朝がた、東須磨駅から阪神電車に乗りましたら、空いた扉から<ショウリョウバッタ>が、「キチキチ」と鳴きながら車内に飛び込み、わたしの向かいの座席にとまりました。
女子高生らしき数人は「きゃぁ~」と黄色い声で席を立ち、逃げていきます。
捕まえて逃がしてあげたいのですが脚を破損しやすい体質ですので、記録として写真を撮りながらどうしようかなと思案していましたら、次の駅で乗り込んでこられた体格のいいご婦人がドカンと座られました。
「あっ!」と声が出そうになるのを抑えましたが、さて<ショウリョウバッタ>さんの運命やいかにと気になるものの、目的地に着き先に降りてきました。
餌となる小昆虫を捕えるために、驚くべき精巧な網目状の構造を作り上げますが、日本では古来よりこれを「蜘蛛の巣」と呼んできています。
一般的に「蜘蛛の巣」として多い形状は、中央から放射線状に引かれた糸に、同心円状に細かく意図が貼られた形状で、このような構造の網を<円網>と呼び、コガネグモ科・アシナガグモ科を代表します。
コガネグモ科の仲間 などは、網にジグザグ模様やX状の白い帯をつけることが多く、これは<隠れ帯>と呼ばれ、蜘蛛の姿を隠す働きがあるといわれていますが定かではありません。
また網自体、垂直に張るタイプと水平に張るタイプに分かれるのも面白い部分です。
「ジョロウグモ」 の網は、足場糸を残して縦糸が分枝し、その前後に補助の網が形成されます。また前後にも小さな網を持ち、巣全体が立体的になっています。
低空飛行しながら、砂地に着地して尾端を地面にこすり付ける動作を繰り返す【スキバツリアブ(透翅長吻虻)】の行動が、観察できました。
ハエ目(双翅目)ツリアブ科の「アブ」で、腹部に淡黄色の縞模様があり、毛深くてずんぐりとした体格をしています。
写真の後姿は、お尻を折り曲げている姿勢ですが、地表に尾端をこすり付けるようにして、腹端にある<砂室>と呼ばれる部分に小さな砂粒を吸い上げる、<尾端接触行動>と呼ばれる動作です。
この吸い上げた砂粒を卵にまぶし、地中に生息する<ハナバチ>の幼虫の近くに砂粒だと偽装して(?)産卵、<ハナバチ>の幼虫を餌として育ちます。
偽装と書きましたが、直接相手の卵に産み付け寄生するのなら、わざわざ砂粒にまぶす必要はないと考えているのですが、産卵方法の研究は進んでいないようです。
短大に非常勤講師として務める<由樹>は、39歳です。
19歳の時、高校の親友である<菜々子>の下宿先の部屋で、2歳年上の<菜々子>の彼、政治家の秘書をしている<真山昇平>に体を奪われてしまい、<菜々子>とも疎遠になってしまいます。それ以降、心の隅で愛情と憎しみの裏表を<真山>に感じながら、人生を過ごしてきています。
自らも一度は見合い結婚で4年ばかりの生活を海外で過ごすのですが、夫と触れ合う気持ちが生まれずに離婚してしまいます。
32歳の時に再開した衆議院議員の<柏井惇>の愛人としての立場で幸せを感じているとき、その彼の秘書として<真山>が登場、昔の思い出が甦ってきます。
二人の男の間で揺れ動く女性の心理を見事に描き切っており、結末は一抹の安堵感を与えてくれていますが、最後まで展開が読めない緊張感のある文章が続く一冊でした。
長年顔出ししてきています<立ち呑み【鈴ぎん:福寿】>ですが、今宵、今までに一番高い (450円) という破格の肴の値段を見て、正直驚きました。
材料の高騰など原価率の問題もあるでしょうが、毎日のように顔出す常連さん達は、目先を変えた肴を期待していますが、決して高級な素材は求めていないと思います。
今宵は立ち呑みの原点に返り、わたしだけの裏メニュー「梅干し」(100円)にしました。
酒を愛した<上杉謙信>の酒の肴は、わたしも好きなこの「梅干し」でした。
辞世の句として、< 一期の栄華 一杯の酒 四十九年 一睡の夢 >と、最後まで酒を好みて呑んだ<上杉謙信>らしい言葉が残されています。
4月に実施された消費税率の見直しで、庶民の楽しみの「立ち呑み屋」や「居酒屋」の酒代や肴の値段が軒並みに上がり、財布の中身が気になりながら早や半年が過ぎました。
今宵、「鈴ぎん:福寿」のメニューを見て考え込んでしまいました。
前回頼んだ 「串カツセット」 の(400円)という価格に驚いたばかりですが、なんと(450円)のメニューが出されていました。
「素材が高いから売り値が高くなる」という理屈はわかりますが、<立ち呑み屋>という原点を考えれば、「いかに安くておいしい肴を提供するか」を考えるのが王道だと考えます。
常連客の<丸さん>は「酔うても頼めんな」と言われていましたが、わたしが呑んでいる間には、(450円)の肴の注文はありませんでした。
今回の新開地駅の<生け花>のご担当は、<友金真美甫>先生でした。
秋らしく小さな「キク」をあしらい、「柿」の青い実が使われていました。
また「トウゴマ(=ヒマ)」の赤いトゲトゲの実が付いた枝物が、大胆に使用されています。
かなり個性的な「トウゴマ」の枝物が、右側に寄りすぎかなと感じ、左側に重心が来るような花材がほしいなと、眺めておりました。
本日は二人連れのご婦人の先客さんが、いつも座る入口すぐの席に座られていましたので、離れて一番奥の席に初めて座りました。
本日の「日替わり定食」(800円)は、<豚肉の生姜焼き・ほうれんそうのツナ和え・モズク酢>の組み合わせでした。
わたしの好きな「キリンビール(中瓶)」(500円)が置いてあると前回お聞きしましたので、訪問3回目にして初めての注文です。
定休日は、二人の娘さんがおられということで「土・日・祝日」で、来る30日(火)は、娘さんの学校に出向かなければいけないので休みますと教えていただき、さっそく手帳にメモ書きしました。
三日ほど前にレモンの木で見かけた仲の良い 【ナミアゲハ】の幼虫 が見つかるかなと再度観察に出向いてみましたら、偶然にも同じ場所で、体長が25ミリほどの終齢段階手前の幼虫と出会いました。
張り出した頭部には、複雑な円形の連続模様が見て取れ、改めて自然の造形の素晴らしさにため息が出てしまいます。
この後40~50ミリまで成長して<蛹>になるはずですが、もうしばらく【ナミアゲハ】が楽しめそうです。
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