『黒衣の刺客』@<ホウ・シャオシェン>監督
9月
5日
誘拐された「隱娘」が13年の時を経て、両親のもとに戻ってきました。しかし、ようやく帰ってきた「隱娘」は、道姑(女性の道士)によって完全な暗殺者に育て上げられていました。「隱娘」の標的は、かつて彼女の許嫁でもあった暴君の「田委安」でした。暗殺の任務中に窮地に追い込まれる「隱娘」でしたが、難破した遣唐使船の日本青年に助けられます。
女刺客の「隱娘」に『百年恋歌』(2005年)・『ミレニアム・マンボ』(2001年)など<ホウ・シャオシェン>作品の常連<スー・チー>、命を狙われる暴君の「田委安」に『レッドクリフ』(2008年・監督: ジョン・ウー)の<チャン・チェン>、「隱娘」を助ける日本青年に<妻夫木聡>。
第68回カンヌ国際映画祭(2015年5月13日~24日)コンペティション部門に出品され、監督賞を受賞しています。日本ではディレクターズカット版での公開となり、インターナショナル版ではカットされた日本での撮影シーンが含まれ、女優の<忽那汐里>が出演しています。