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- ファルコン昆虫記(709)ハツユキカズラの葉に【ササグモ】(8)
先ほど<ファルコン植物記>で取り上げた 「ハツユキカズラ」 の新芽に、体長10ミリ程度の【ササグモ(笹蜘蛛)】がいました。
この【ササグモ】は網を張らずに徘徊して獲物を捕まえ、活発に動く蜘蛛として、日当たりのいい草花の上でよく見かけます。
クモ目ササグモ科には9属が分類されていますが、日本にはササグモ属だけがおり、5種が分布しています。
脚はいすれも細長く、鋭い針状の黒い棘をまばらに多数生やし、体色は白っぽく、頭胸部・腹部ともにあいまいな褐色の縦筋が入っています。
新芽の裏側にも小さな蜘蛛がいましたが、カメラを向けましたら、8個ある目で危険を感知されたのか、素早く逃げられてしまいました。
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