<カン・ドンウォン>が主演を務める韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス(続編)』の 海外版予告編が公開 されていましたが、『新感染 ファイナル・エクスプレス』 の4年後を描く『半島(原題)』の予告編が公開されています。
2017年に日本公開された<コン・ユ>主演作『新感染 ファイナル・エクスプレス』では、ソウル発釜山行きの高速鉄道の車内で、凶暴化した感染者たちに立ち向かう人々の姿が描かれました。本作では国家機能が止まり荒廃した韓国で、生き残った者たちが再び死闘を繰り広げます。
予告編には、海外から帰国した元兵士「ジョンソク」と生存者たちが国から脱出すべく、命を懸けた戦いに臨むさまがダイナミックなカーチェイスや銃撃戦とともに切り取られています。「ジョンソク」役の<カン・ドンウォン>のほか、<イ・ジョンヒョン>、<クォン・ヘヒョ>、<キム・ミンジェ>、<イ・レ>らが出演。前作と同じく<ヨン・サンホ>が監督を務めています。
本作は第73回カンヌ国際映画祭「Official Selection 2020」への選出も決定。韓国で7月に封切り予定ですが、正確な日程はまだ発表されていません。なお公開に合わせ、韓国などでは『新感染 ファイナルエクスプレス』の4D上映も行われますが、どちらも日本公開は現状未定となっています。
第29回日本映画批評家大賞の受賞結果が公式サイトで発表され、<今泉力哉>監督(39)の 『愛がなんだ』 が作品賞に選ばれています。
≪批評家による批評家だけの目で選んだ≫映画賞として、1991年に<水野晴郎>(1931年7月19日~2008年6月10日)が発起人となって設立された日本映画批評家大賞です。今年は新型コロナウイルス禍の影響で、授賞式は中止となりました。
作品賞に輝いた『愛がなんだ』は、直木賞作家(2005年)<角田光代>の同名小説『愛がなんだ』(2003年3月14日にダ・ヴィンチブックス(メディアファクトリー)より刊行)を<今泉力哉>が映画化した恋愛ドラマ。好きな男にすべてを捧げてしまうOL「テルコ」に <岸井ゆきの>、彼女が思いを寄せる「マモル」に<成田凌>が扮しています。
主演女優賞を受賞したのは 兵庫県神戸市出身 の<戸田恵梨香>(31)です。 『あの日のオルガン』 (監督:平松恵美子)では戦時中の疎開保育園の保母、≪通夜ぶるまい≫を通して父の思い出を振り返っていく「最初の晩餐」では長女を演じています。また主演男優賞は 『殺さない彼と死なない彼女』 (監督:小林啓一)で≪殺す≫が口癖の無気力な少年「小坂れい」役を務めた<間宮祥太朗>(27)が獲得しています。
助演女優賞は 『生理ちゃん』 (監督:品田俊介)の「山本りほ」役の<伊藤沙莉>(26)、助演男優賞は 『最初の晩餐』 (監督:常盤司郎)の兄の「シュン」役の<窪塚洋介>(41)が受賞。 『火口のふたり』 の<荒井晴彦>(73)が監督賞に選出されています。
また、新人監督賞には、 <小林啓一>(48)の『殺さない彼と死なない彼女』、<ふくだももこ>(28)の 『おいしい家族』、<片山慎三>(39)の 『岬の兄妹』 が選ばれています。
『パトリオット・ゲーム』(1992年)の監督<フィリップ・ノイス>とアカデミー撮影賞受賞作品『ミシシッピー・バーニング』(1988年・監督: アラン・パーカー)の脚本家<クリス・ジェロルモ>がタッグを組み、実在の事件をモチーフに描いたクライムサスペンス『エージェント・スミス』が、2020年6月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」にて上映されます。
出演はテレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の<エミリア・クラーク>(33)と『ベン・ハー』(2016年・監督: ティムール・ベクマンベトフ)の<ジャック・ヒューストン>(37)です。
「スーザン・スミス」(エミリア・クラーク)は、地域一帯を支配する麻薬密売人である「キャッシュ」の女として、裏社会に生きていました。だが薬物所持の現場をFBIに押さえられ、罪を問われない代わりにFBIの情報提供者となるよう、捜査官の「マーク・パットナム」(ジャック・ヒューストン)に要請されます。
「パットナム」は裕福な不動産開発業者の娘と結婚していたが、「スミス」の誘惑に負け関係を持ってしま います。ベッドで「パットナム」に抱かれながら、「スミス」の脳裏にはある計画が浮かんでいました。男たちをその妖しい魅力で引き込み、女の武器で操りながら仕掛けた復讐が、幕を開けます。
<松本穂香> <中田青渚>
『わたしは光をにぎっている』 (2019年・監督:中川龍太郎)や <角川春樹>監督作 『みをつくし料理帖』 などの<松本穂香>(23)が主演を務める『君が世界のはじまり』は、2020年7月31日より東京・テアトル新宿ほか全国で公開されますが、予告編が公開されています。
『君が世界のはじまり』は、中年男性の殺人事件が発生したとある大阪の町を舞台に、高校生たちの青春を描いた作品です。 『おいしい家族』 (2019年)の<ふくだももこ>(28)が監督を務め、『愚行録』 (2017年・監督:石川慶)の<向井康介>が脚本を担当しています。
予告編には<松本穂香>、<中田青渚>、<片山友希>、<金子大地>、<甲斐翔真>、<小室ぺい>(NITRODAY)らが演じる高校生が登場。「あんたなんでうちとおるんやろな」「自分だけ自由になりたいなんて、そんなんで人に優しくできんのかな」など、退屈な町でくすぶる彼らのセリフが収められています。
米映画芸術科学アカデミー主催の「第93回アカデミー賞」の授賞式が、予定していた2021年2月28日から4月25日に延期されます。1929年に始まったアカデミー賞の歴史で授賞式が延期されるのは史上4度目のことになります。ロサンゼルスで大洪水が発生した1938年、キング牧師の暗殺事件があった1968年、当時の大統領<ロナルド・レーガン>の暗殺未遂事件が起こった1981年に続く、40年ぶりの延期となります。
この決定に伴い、ノミネートの対象となる映画の上映時期に関する エントリー条件も変更 されています。通常、前年の1年間に封切られた作品を選考対象としていますが、2021年についてはこの期間を延長。2021年2月28日までに公開された映画を対象とします。これは新型コロナウイルスの影響で多くの作品の公開や撮影に遅れが生じたことに対する措置としています。
またノミネート前の最終候補作品および人物を選ぶショートリストは2021年2月9日、ノミネーションは3月15日に発表されます。ロサンゼルスにオープンするアカデミー映画博物館も、今年の12月14日予定だった開館日が2021年4月30日に変更されました。
なお、この決定に続いてオスカーの前哨戦として注目を集める英国アカデミー賞の延期も明らかに。授賞式の日程は2021年2月14日から4月11日に変更されています。
世界に知られるイギリスの歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエやオペラの人気演目を映像収録し、映画館で上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/20」の1作『眠れる森の美女』が、2020年6月19日より全国で公開されます。
『眠れる森の美女』は、<チャイコフスキー>作曲による古典バレエで、1890年にサンクトペテルブルクで初演されました。日本人のファーストソリスト<金子扶生>が「オーロラ姫」に抜てきされ、<マリウス・プティパ>が振付を行った『眠れる森の美女』(202分)を収録。
16歳の「オーロラ姫」は、邪悪な妖精「カラボス」によってかけられた呪いをきっかけに、深い眠りに落ちます。「オーロラ」を目覚めさせることができるのは、王子のキスのみ。それから100年後、狩りに出かけた「フロリムント王子」は、深い森の中に隠れた城で、眠り続ける姫を見つけます。
本日6月15日、第39回藤本賞が発表され『新聞記者』を手がけたプロデューサー<河村光庸>(70)が藤本賞に輝いています。
映画演劇文化協会が主催する「藤本賞」は、日本で唯一映画製作者を中心に表彰される賞です。『新聞記者』の授賞理由は、「実在の新聞記者のノンフィクションを原案に、現在進行系の政治やメディアを巡る事件を題材にした骨太な企画を、配役も含め商業的なサスペンス要素を加えて成立させ、近年なかった社会派作品として高い評価を得、ロングラン上映を可能にするほどの大きな反響を呼んだ力強い話題作を製作した功績に対して」と講評されています。
<シム・ウンギョン>(26)と<松坂桃李>(31)が共演し、<藤井道人>(33)が監督を務めた本作は、国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者「吉岡エリカ」と、政権に不都合なニュースをコントロールする任務を与えられたエリート官僚「杉原拓海」の姿を描く政治サスペンスです。第43回日本アカデミー賞 で最優秀作品賞、最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)、最優秀主演男優賞(松坂桃李)の3冠に輝いたほか、<河村光庸>は、2019年度新藤兼人賞 のプロデューサー賞にも選ばれています。
また、特別賞は 『キングダム』 (監督:佐藤信介)のプロデューサーである<松橋真三>、<村田千恵子>、<稗田晋>、<森亮介>、<北島直明>が受賞しました。本格的な中国ロケを行い、迫力の映像とアクションで、<原泰久>の同名コミックを映画化。2019年の日本映画実写第1位となる400万人超えの動員を記録したことが授賞理由として挙げられています。
奨励賞には 『蜜蜂と遠雷』 (監督:石川慶)の製作に対し、<佐藤善宏>、<石黒裕亮>、<加倉井誠人>を選出。<松岡茉優>、<松坂桃李>、<森崎ウィン>、<鈴鹿央士>らの迫真の演技による演奏場面を中心に描き、原作者<恩田陸>が映像化不可能と評した題材を、多くの観客を集める娯楽作として製作したことが決め手となりました。
『15年後のラブソング』 (2018年・監督:ジェシー・ベレッツ)の<イーサン・ホーク>(49)が主演を務めた原題『Adopt a Highway』が邦題『ハイウェイの彼方に』として、7月8日よりデジタル配信されます。
本作『ハイウェイの彼方に』は、マリファナ所持の罪を重ねたため、20年もの実刑を受け出所したばかりの男「ラス」(イーサン・ホーク)を主人公とする作品。皿洗いの仕事をしているファストフード店のゴミ捨て場で赤ん坊を見つけた「ラス」が、赤ん坊を育てることで人生をやり直そうとするさまが描かれます。
俳優としても活動する<ローガン・マーシャル=グリーン>(43)が、監督と脚本を担当。製作には<マーシャル=グリーン>と 『アップグレード』 (2018年・監督:リー・ワネル)でタッグを組んだ<ジェイソン・ブラム>も参加しています。
キャストには『トワイライト』シリーズの<クリストファー・ハイアーダール>、『ファミリー・ゲーム/双子の天使』(1999年・監督:ナンシー・マイヤーズ)の<エレイン・ヘンドリックス>、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年・監督: ジェームズ・ガン)の<クリス・サリヴァン>のほか、<アン=マリー・ジョンソン>、<ベッティ・ガブリエル>、<モー・マクレー>も名を連ねています。
新型コロナウイルスの影響で公開延期となっていた人気アニメ『ポケットモンスター』の完全新作映画『劇場版ポケットモンスター ココ』が、今冬に公開されることが、15日発売の『月刊コロコロコミック』(小学館)7月号で発表されています。ポケモン映画の冬の公開は毎年7月公開が定番として、第1作目の『ミュウツーの逆襲』(1998年7月18日公開)より20年以上の歴史の中で初めてとなります。
今作は7月10日に公開予定でしたたが、新型コロナウイルスの感染拡大状況から、 5月13日に公式サイトで延期することが発表 され、近日公開とされていました。
『劇場版ポケットモンスター ココ』は、アニメ『ポケモン』シリーズ『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』(2019年7月12日公開) に次ぐ23作目となる完全新作で、ジャングルを舞台に主人公「サトシ」と「ピカチュウ」が、幻のポケモン「ザルード」に育てられた謎の≪ニンゲン≫「ココ」と出会う物語です。
今までポケモン映画で描かれてきたのは、トレーナーである人間とポケモンとの絆の物語だったが、本作では、なぜ「ココ」はポケモンとして育ったのか、そしてザルードはどうしてココを育てたのかと“ポケモンが人間を育てる”という新しいカタチの絆を描いています。
『リトル・ダンサー』(2000年・監督:スティーブン・ダルドリー)・ 『ロケットマン』(2019年・監督:デクスター・フレッチャー)の<ジェイミー・ベル>と、『アベンジャーズ』シリーズの<フランク・グリロ>が共演した『デスマッチ 檻の中の拳闘』が、特集上映「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」の1本として2020年6月19日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開されます。
本作は、2人の男が底辺の生活から抜け出すため、拳だけで闘う檻の中のデスマッチで賞金10万ドルに挑む物語です。家庭を持ちながらも、仕事を失い貧困にあえぐ元海兵隊員「アール」を<ジェイミー・ベル>が演じ、妹「デリア」を暴力で支配しながら麻薬を売りさばいて生活する「アンガス」に<フランク・グリロ>が扮しています。また 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年・監督:クエンティン・タランティーノ)の<マーガレット・クアリー>が「デリア」を演じ、『アイアンマン3』 の<ジェームズ・バッジ・デール>も出演しています。
監督は「Dark Night(原題)」の<ティム・サットン>が務めました。『暁に祈れ』(2018年・監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール)の<ダヴィド・ウンガロ>が撮影を担当し、『ドライヴ』(2011年・監督:ニコラス・ウィンディング・レフン)や第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされた『セッション』(2014年)の<デヴィッド・ランカスター>がプロデューサーとして参加しています。
2018年に開催されたオースティン・ファンタスティック・フェストでは最優秀作品賞に輝いている作品です。
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