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第39回藤本賞発表<河村光庸>@『新聞記者』

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本日6月15日、第39回藤本賞が発表され『新聞記者』を手がけたプロデューサー<河村光庸>(70)が藤本賞に輝いています。

映画演劇文化協会が主催する「藤本賞」は、日本で唯一映画製作者を中心に表彰される賞です。『新聞記者』の授賞理由は、「実在の新聞記者のノンフィクションを原案に、現在進行系の政治やメディアを巡る事件を題材にした骨太な企画を、配役も含め商業的なサスペンス要素を加えて成立させ、近年なかった社会派作品として高い評価を得、ロングラン上映を可能にするほどの大きな反響を呼んだ力強い話題作を製作した功績に対して」と講評されています。

<シム・ウンギョン>(26)と<松坂桃李>(31)が共演し、<藤井道人>(33)が監督を務めた本作は、国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者「吉岡エリカ」と、政権に不都合なニュースをコントロールする任務を与えられたエリート官僚「杉原拓海」の姿を描く政治サスペンスです。第43回日本アカデミー賞 で最優秀作品賞、最優秀主演女優賞(シム・ウンギョン)、最優秀主演男優賞(松坂桃李)の3冠に輝いたほか、<河村光庸>は、2019年度新藤兼人賞 のプロデューサー賞にも選ばれています。

また、特別賞は 『キングダム』 (監督:佐藤信介)のプロデューサーである<松橋真三>、<村田千恵子>、<稗田晋>、<森亮介>、<北島直明>が受賞しました。本格的な中国ロケを行い、迫力の映像とアクションで、<原泰久>の同名コミックを映画化。2019年の日本映画実写第1位となる400万人超えの動員を記録したことが授賞理由として挙げられています。

奨励賞には 『蜜蜂と遠雷』 (監督:石川慶)の製作に対し、<佐藤善宏>、<石黒裕亮>、<加倉井誠人>を選出。<松岡茉優>、<松坂桃李>、<森崎ウィン>、<鈴鹿央士>らの迫真の演技による演奏場面を中心に描き、原作者<恩田陸>が映像化不可能と評した題材を、多くの観客を集める娯楽作として製作したことが決め手となりました。

#ブログ #映画 #賞

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