朝鮮半島情勢を巧みに取り入れたスパイアクション 『ベルリンファイル』 (2013年)の<リュ・スンワン>監督が、韓国最大のタブーとされている「財閥の横暴」に切り込んだアクションドラマ『ベテラン』が、2015年12月12日より全国で公開されます。
悪は絶対に許さない武闘派ベテラン刑事「ドチョル」を筆頭に、個性的な5人による特殊強力事件担当・広域捜査隊。あるパーティーで「ドチョル」が出会った財閥3世「テオ」の同族会社社員が自殺を図ります。
この自殺の裏に「テオ」が絡んでいると疑う「ドチョル」は、単独で捜査をはじめますが、財閥の息がかかった警察上層部の圧力により、捜査の打ち切りを迫られてしまいます。チーム一丸となって事件の核心に迫る「ドチョル」たちをあざ笑うかのように、「テオ」が金と巨大な権力をバックに包囲網からすり抜けていきます。
ベテラン刑事「ドチョル」役に『国際市場で逢いましょう』(2014年・監督: ユン・ジェギュン)の<ファン・ジョンミン>。『カンチョリ オカンがくれた明日』の若手俳優<ユ・アイン>が、財閥3世の「テオ」役で初の悪役を演じています。
昨日、神戸・三宮の商業施設「ミント神戸」の2階特設ステージで、<にこいち>によるミニアルバム【ふるさと】の発売記念ライブがありました。
<にこいち>は神戸市出身の「いさぽん」こと<井指冬樹>と「まっちゃん」こと<松田央>のアコースティックデュオです。
ことしの5月31日公開の淡路島を舞台にした映画『種まく旅人 くにうみの郷』(松竹配給:篠原哲雄監督・栗山千明主演)の主題歌に「今日も風が吹く」が使用され、1月に<VAP>よりメジャーデビューしています。
今回のミニアルバムには、神戸ワインのPR局としての「幸せのワイン」や、玉ねぎを恋心に例えた「たまねぎ日和」、阪神・淡路大震災に対する思いを綴った「故郷」などが収録されており、いつも聞いています地元放送局の<ラジオ関西>では、月曜の夜に「CRK MUSIC H.E.A.D.S.」のパーソナリティーとして出演、今後の活躍を期待しています。
2015年4月2日に106歳で亡くなるまで、精力的に映画を撮り続けた<マノエル・ド・オリベイラ>監督が101歳の時の2010年ポルトガル・スペイン・フランス・ブラジル合作製作作品『アンジェリカの微笑み』が、2015年12月5日より公開されます。
若くして亡くなった娘の写真撮影を依頼された「イザク」は、白い死に装束姿で花束を手に眠るように横たわる「アンジェリカ」にカメラを向けます。「イザク」がピントを合わせた瞬間、ファインダー越しの「アンジェリカ」がまぶたを開き、「イザク」にやさしく微笑みます。
驚きながらも撮影を終えた「イザク」が写真を現像しますと、今度は写真の中から「アンジェリカ」が微笑みかけます。連続する不思議な出来事から、すっかり「アンジェリカ」に心を奪われてしまった「イザク」でした。そんな彼の思いに応えるかのように、「アンジェリカ」の幻影が「イザク」の前に姿を現します。
「イザク」役に<オリベイラ>作品の常連俳優で、監督の実の孫でもある<リカルド・トレパ>、「アンジェリカ」役に『女王フアナ』(2001年・監督:ビセンテ・アランダ)・『シルビアのいる街で』(2007年・監督:ホセ・ルイス・ゲリン)の<ピラール・ロペス・デ・アジャラ>が演じています。
<私たちが普段食べている食べ物の向こう側を知り、実際に作った人や味との出合いあを提供したい>とのおもいから企画されたのが、【いただきます映画祭】で、12月2日(水)~6日(日)の期間、「神戸アートビレッジセンター」(兵庫区新開地5丁目)にて開催されます。
経済優先社会は農業の世界でも優先され、遺伝子組み換えや農薬にまみれた野菜たちが氾濫する時代になってしまいました。
土にしみ込んだ薬品類は蓄積されていき、昆虫の生態にも影響を及ぼしていますが、感心を向ける人は少ないのが現実です。
<ジェレミー・セイファート>監督の遺伝子組み換え食品の真実を追う『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』や、牛を自分たちの手で育てて、食肉処理から販売まで家族で手掛ける精肉店のドキュメンタリー『ある精肉店のはなし』など、食に関する映画が5作品が上映されます。
また12月5日(土)には、神戸市西区ので有機農法を用いて野菜を育てている「ナチュラリズムファーム」の代表者とのトークショウもあり、生産者と消費者の繋がりや立場を考え直すいい企画だとおもいます。
日本とトルコの友好関係の礎となった「エルトゥールル号」遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で映画化したヒューマンドラマ『海難1890』が、2015年12月5日より全国で公開されます。
1890年9月、オスマン帝国の親善訪日使節団を乗せた軍艦「エルトゥールル号」が和歌山県沖で座礁し、乗組員618人が荒れ狂う海へと投げ出されました。500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動によって69人の命が救われ、トルコへ帰還。この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなりました。そして1985年、イラン・イラク戦争で緊張が高まるテヘランに日本人215人が取り残され、日本大使館はトルコに救出を依頼します。
『家路』 (2014年・監督: 久保田 直) ・ 『臨場』(2009年・テレビ朝日)の<内野聖陽>が、「エルトゥールル号」乗組員の介抱に奔走する医師役で主演。ヒロイン役の<忽那汐里>はそれぞれの時代に生きる女性を1人2役で演じています。監督は。『利休にたずねよ』(2013年) ・ 『化粧師 KEWAISHI』(2002年)の<田中光敏>が務めています。
<ダニエル・クレイグ>が4度目の「ジェームズ・ボンド」役を演じる「007」シリーズ第24作『007/スペクター』が、2015年12月4日に全国で公開されます。
前作 『007 スカイフォール』 (2012年)に続き<サム・メンデス>が監督を務め、<レイフ・ファインズ>、<ベン・ウィショー>、<ナオミ・ハリス>ら共演陣も続投。新たなキャストとして、ボンドガールとなる<モニカ・ベルッチ>&<レア・セドゥー>、テレビドラマ『SHERLOCK シャーロック』の<アンドリュー・スコット>、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年・監督: ジェームズ・ガン)の<デビッド・バウティスタ>、そしてオスカー俳優の<クリストフ・ワルツ>らが参加。
「007 スカイフォール」で焼け残った写真を受け取った「ボン」ドは、そこに隠された謎を追って単身メキシコ、ローマと渡っていきます。その過程で悪名高い犯罪者の美しい未亡人「ルチア・スキアラ」(モニカ・ベルッチ)と出会った「ボンド」は、悪の組織スペクターの存在を突き止めますが。
未成年から大人の男への分岐点となる20歳を迎えた3人の男たちの青春を、人気アイドル「2PM」の<ジュノ>、『チング 永遠の絆』」の<キム・ウビン>、ドラマ『ミセン 未生』で人気を集めた<カン・ハヌル>の共演で描いた『二十歳』が、2015年11月28日より全国で公開されます。監督と脚本は<イ・ビョンホン>が務めています
絵を描くことだけが取り柄で、同じクラスの女子「ソミン」(チョン・ソミン)に淡い恋心を抱いている高校生「ドンウ」(ジュノ)。ある日、女たらしの「チホ」(キム・ウビン)が「ソミン」の胸を触ったことから、「ドンウ」と「チホ」は大ケンカになりますが、これをきっかけに、ケンカの仲裁に入った優等生「ギョンジェ」(カン・ハヌル)を加えた3人は無二の親友になります。
やがて高校を卒業した3人は、それぞれの道を歩みます。漫画家を目指す「ドンウ」は浪人生活を送り、親のスネをかじり続ける「チホ」は駆け出しの新人女優「ウネ」(チョン・ジュヨン)と出会い、名門大学に進学した「ギョンジェ」には、先輩の「チンジュ」ミン・ヒョソン)との恋のチャンスが到来します。
フランスの文豪<エミール・ゾラ>の『テレーズ・ラカン』を翻案し、舞台を現代日本に置き換えて映画化した『アレノ』が、2015年11月21日より全国で公開されます。
情夫との愛欲に溺れ、夫を亡きものにしようとした妻のたどる顛末を描いたメロドラマ構成です。病弱な夫と味気ない結婚生活を送っていた妻は、2人の幼なじみでもある男と不倫関係にありました。妻は男と結託し、偶然を装って夫を溺死させようとします。
しかし、夫を湖に突き落とそうとした時、乗っていたボートが3人もろとも転覆。なんとか岸にたどり着いた妻と男は、湖畔のラブホテルに宿をとり、情欲にふけりながら夫の溺死体があがるのを待ちます。
2014年にNHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演し、ヒロインと同期の女流小説家「宇田川満代」役を演じて注目を集める<山田真歩>が主演し、自身初の激しい濡れ場にも挑んでいます。不倫相手の男役に<渋川清彦>、夫役に<川口覚>。『かぞくのくに』・『夏の終り』・『楽隊のうさぎ』となどの作品を手がけてきた映画プロデューサーの<越川道夫>が初監督を務めています。
劇作家<平田オリザ>とロボット研究者の<石黒浩>(大阪大学教授・ATR石黒浩特別研究所客員所長)とのコラボレーションで2010年に発表され、生身の俳優とロボットが共演する異色の世界観が国内外で注目されたロボット演劇『さようなら』を、『歓待』・『ほとりの朔子』の<深田晃司>が監督と脚本を担当して映画化した『さよなら』が、2015年11月21日より公開されます。
原子力発電施設の爆発によって国土の大半が放射性物質に汚染され、政府が「棄国」を宣言した近未来の日本が舞台です。
国民が次々と国外へ避難していく中、外国人の難民「ターニャ」と、幼いころから病弱な「ターニャ」をサポートするアンドロイドの「レオナ」は、避難優先順位下位のために取り残されます。多くの人が消えていくなか、やがて「ターニャ」と「レオナ」は最期の時を迎えます。
「レオナ」役には<石黒浩>教授の開発した本物のロボット、「ジェミロイドF」を起用。「ターニャ」役は舞台版と同じ<ブライアリー・ロング>が扮し、<新井浩文>や<村上虹郎>らが共演しています。
『女優霊』(1996年)で監督デビューし、『リング』(1998年)・『クロユリ団地』(2013年)など様々な恐怖映画を生み出してきた<中田秀夫>監督が、閉ざされた劇場を舞台に描く『劇場霊』が、2015年11月21日より公開されます。
女貴族の生涯を描いた舞台に出演することになった若手女優の「水樹沙羅」でした。配役をめぐって女優同士の争いが繰り広げられる中、小道具として使われる球体関節人形が持ち込まれたことをきっかけに、女性スタッフの変死など劇場内に異変が起こり始めます。
主演女優の「篠原葵」も転落事故で意識不明の重体に陥ってしまい、「水樹沙羅」は代役として主演を務めることになりますが、ある日の稽古中、舞台上で人形が動き出すのを目撃します。ただならぬ気配を感じた「沙羅」は、美術スタッフの「和泉」とともに人形を制作した作家を訪ねます。
「AKB48」グループの全メンバーを対象にしたオーディションで主人公に抜てきされた<島崎遥香>が、映画単独初主演を務め、<足立梨花>、<高田里穂>、<町田啓太>(劇団EXILE)が共演しています。
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