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『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』予告編公開

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新型コロナウィルスの影響で公開延期となってましたインディアンをルーツに持つミュージシャンたちがいかにアメリカのポピュラー音楽に影響を与えて来たか、そしてなぜ彼らが栄光の歴史から抹殺されたのかを求めたドキュメンタリー映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』が、2020年8月7日(金)より全国で順次公開されます。

1958年にリリースされた<リンク・レイ>(1929年5月2日~2005年11月5日)の曲が、世界を揺るがしました。タイトルは『ランブル』です。
インディアンの血をひく<リンク・レイ>による、この攻撃的なギターサウンドは物議を醸し、歌詞のないインスト曲にも関わらず≪少年犯罪を助長する≫という理由で放送禁止となりましたが、この曲なくしては「レッド・ツェッペリン」も「ザ・フー」も「パンク」も「メタル」も生まれなかったと言われています。インストルメンタルなのに放送禁止にされるほど1950年代のアメリカで刺激が強かった<リンク・レイ>の『ランブル』は、長年の弾圧に負けなかったネイティヴ・アメリカンの文化を象徴しているように思えます。

映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』は、この『ランブル』を皮切りに、インディアン・ミュージックがロックのみならずジャズ、ブルーズ、フォーク、ファンクとあらゆる音楽ジャンルにいかに影響を与えてきたか、そしてこのアメリカ先住民たちの豊かな音楽がポピュラーミュージックの歴史からいかに抹殺されていったかを初めて明らかにした感動的な音楽ドキュメンタリーです。

インディアン・ミュージックの素晴らしさや影響を語るために集結したのは、自らも先住民の血を引く元「ザ・バンド」の<ロビー・ロバートソン>や「ブラック・アイド・ピーズ」の<タブー>をはじめ、<バディ・ガイ>、<クインシー・ジョーンズ>、<トニー・ベネッ。ト>、<スティーヴン・タイラー>(エアロスミス)、<ジャクソン・ブラウン>、<ジョージ・クリントン>、<イギー・ポップ>、<マーキー・ラモーン>(ラモーンズ)<スラッシュ>、<マーティン・スコセッシ>監督ら他ではありえない豪華な面々。そして<ジミ・ヘンドリックス>、<チャーリー・パトン>、<バフィ・セイント・マリー>といったインディアン・アーティストの他、<ハウリン・ウルフ>、<ザ・フー>、<ボブ・ディラン>らの秘蔵映像もふんだんに使用されているのも大きな魅力です。

またプロデューサーをアパッチ族出身のギタリスト、<スティーヴィー・サラス>が務め、失われた歴史を巡る壮大な旅が描かれています。<キャサリン・ベインブリッジ>と<アルフォンソ・マイオラナ>が共同で監督を務めています。
#ドキュメンタリー #ブログ #映画

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