<ケネス・ブラナー>(58)監督・主演作「ナイル殺人事件(仮題)」の撮影が、英ロンドン郊外のロングクロススタジオおよびエジプトの名所で開始されています。
原作はイギリスの作家故<アガサ・クリスティ>(1890年9月15日~1976年1月12日)が1937年(昭和12年)に発表した推理小説『ナイルに死す』です。<ジョン・ギラーミン>により『ナイル殺人事件』として映画化され、日本でも1978年に公開されています。新たに映画化される本作では、<ブラナー>が『オリエント急行殺人事件』に続き名探偵「エルキュール・ポアロ」に扮し、豪華客船で起きた密室殺人の謎に挑みます。
共演者は『君の名前で僕を呼んで』(米:2017年11月24日公開・日本:2018年4月27日公開)の「オリヴァー」役の<アーミー・ハマー>、『ブラックパンサー』の<レティーシャ・ライト>、 『ワンダーウーマン』 の<ガル・ガドット>、さらに<アネット・ベニング>、<ローズ・レスリー>、<ラッセル・ブランド>、<アリ・ファザル>、<ドーン・フレンチ>、<ジェニファー・サンダース>、<エマ・マッキー>ら。脚本は「オリエント急行殺人事件」と同じく<マイケル・グリーン>が手がけ、製作には<ブラナー>のほか<リドリー・スコット>、<マーク・ゴードン>、<サイモン・キンバーグ>、<ジュディ・ホフランド>らが名を連ねています。
『ナイル殺人事件』は全米で2020年10月9日に公開予定。日本では2020年秋に封切られる予定です。
黒いレザーの上下の衣装(画像:ジュリアンズ・オークション)
1978年、29歳の時<ジョン・トラボルタ>と出演して世界的にヒットした米ミュージカル映画『グリース』(監督ランダル・クレイザー) で、主演のイギリス生まれオーストラリア育ちの歌手<オリビア・ニュートンジョン>さん(1948年9月26日生まれ・71)が、映画で着用した黒いレザーの上下の衣装が2日、米西部カリフォルニア州ビバリーヒルズで競売に出され、40万5700ドル(約4400万円)で落札されています。
米競売商ジュリアンズ・オークションによりますと、予想価格の2倍だったそうです。
<ニュートンジョン>さんは1992年に乳がんを発症した後、2017年に腰への転移を公表、現在闘病中。競売の収益の一部は、自身が開設に関わったメルボルンの「オリビア・ニュートン・ジョン・がん健康研究センター」に寄付されるそうです。
芸能界屈指の「スター・ウォーズ」ファンとしても知られる、歌舞伎俳優<市川海老蔵>が監修・主演を務める「スター・ウォーズ歌舞伎」が、11月28日(木)に都内で上演されることが発表されています。映画シリーズの根幹をなす「家族の愛と喪失」をテーマに、「スター・ウォーズ」の世界観を最先端の映像技術と、日本の伝統芸能である歌舞伎とで融合させた1 日限りのスペシャルパフォーマンスとなります。あす5日より、スター・ウォーズ公式サイトもしくは公式ツイッターで観覧の応募概要が掲載される予定です。
<海老蔵>が演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)から登場し、祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となった「カイロ・レン」です。彼は父親である「ハン・ソロ」との親子関係に葛藤し、上司である「スノーク」との確執、そして唯一無二のジェダイマスターにして師でもある「ルーク・スカイウォーカー」との関係に悩み、正義と悪の狭間で揺れ動くキャラクター。「スター・ウォーズ歌舞伎」では、『フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017年)のポイントとなる3シーンを3部構成で演じます。
1977年12月6日生まれの<海老蔵>は「スター・ウォーズ」と同い年となり(シリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は全米で1977年5月25日に公開(日本1978年7月1日公開)され、また、父である<市川團十郎>さんと初めて映画館で観た作品が『スター・ウォーズ』であったこと、さらに<海老蔵>さん自身も父親という立場であるなど、父から子へ世代を超えて受け継がれる「スター・ウォーズ」との深い縁を感じさせます。
42年にわたってスカイウォーカー家の物語を描いてきた「スター・ウォーズ」の完結編、 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』 は、12月20日(金)、日米同時公開。世代を超えて描かれてきた「光と闇」の戦いが「カイロ・レン」、そして類まれな「フォース」を覚醒させた「レイ」へと引き継がれていきます。
『僕のワンダフル・ライフ』・『僕のワンダフル・ジャーニー』原作者の<W・ブルース・キャメロン>による小説を映画化し、飼い主と遠く離れてしまった犬がもといた家に戻るために繰り広げる旅路を通して、ペットと人間の絆を描いた『ベラのワンダフル・ホーム』が、2019年11月8日より全国で公開されます。
野良犬だった「ベラ」は退役軍人病院で働く学生の「ルーカス」に保護されます。「ルーカス」のもとで幸せな日々を送り、成長した「ベラ」でしたが、ある事件をきっかけに家から600キロも離れた場所で迷子になってしまいます。
「ベラ」は再び「ルーカス」に会うため、さまざまな困難が待ち受ける旅に出ることになります。
原作者の<キャメロン>自ら脚本に参加。監督は『イルカと少年』の<チャールズ・マーティン・スミス>が務めています。「ベラ」の声を『ジュラシック・ワールド』の<ブライス・ダラス・ハワード>が担当しています。
<オダギリジョー>(43)の長編初監督作 <柄本明>(70)が演じる船頭「トイチ」を通して本当の人間らしい生き方を描いた 『ある船頭の話』 が、第56回アンタルヤ国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞を受賞しています。トルコ現地時間11月1日、<オダギリ>が授賞式に出席しています。
同映画祭は、トルコで初めて確立された国際映画祭。2017年に<河瀬直美> 『光』 がコンペティション部門にノミネートされ、2018年には<是枝裕和> 『万引き家族』 がコンペティション部門で日本映画として初の監督賞を受賞しています。『ある船頭の話』は作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞の4部門にノミネート。日本映画初となる作品賞に輝きました。
本作は東京・新宿武蔵野館ほか9月13日より全国で上映中。今後、香港アジアン映画祭、ハワイ映画祭、台北の金馬奨映画祭、イスラエルのアラヴァ国際映画祭、インドのケララ国際映画祭といった海外映画祭での上映が決定されています。
「日本キャラクター大賞 2019」でグランプリを受賞したサンエックス株式会社の大人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場版アニメーション『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』が、2019年11月8日より全国でこうかいされます。
すみっコを好む個性的なキャラクターたちが、不思議な絵本の中で繰り広げる大冒険を描いています。
ある日の午後、お気に入りの喫茶店「喫茶すみっコ」を訪れたすみっコたちが注文した料理を待っていると、地下室から謎の物音が聞こえてくる。音の正体を確かめに行ったすみっコたちは、そこで1冊の飛び出す絵本を発見します。絵本はボロボロでページの大事なところがなくなっており、桃太郎のお話のページには背景があるだけでおじいさんもおばあさんも出ていません。すると突然、大きな影が現れ、えびふらいのしっぽが絵本の中に吸い込まれてしまいます。
『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』の<まんきゅう>(40)が監督を務め、『銀河銭湯パンタくん』の<角田貴志>が脚本、『がんばれ!ルルロロ』の「ファンワークス」がアニメーション制作を担当しています。
『夏時間の庭』(2008年)や『アクトレス~女たちの舞台~』(2014年)の<オリヴィエ・アサイヤス>監督が第75回ヴェネチア国際映画祭に出品した作品『冬時間のパリ』の予告編が公開されています。
フランス・パリの出版業界を舞台に、迷える大人たちの愛の行方を描いた本作。敏腕編集者「アラン」を『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』(2018年)の<ギョーム・カネ>、「アラン」の妻で女優の「セレナ」を 『真実』 (2019年)の<ジュリエット・ビノシュ>、作家「レオナール」を『女っ気なし』(2011年)の<ヴァンサン・マケーニュ>が演じています。<エリック・ロメール>の『木と市長と文化会館 または七つの偶然』(1993年)に着想を得ており、同作で主演を務めた<パスカル・グレゴリー>も出演しています。
予告編は、「レオナール」の「実は俺浮気してるんだ」というセリフから始まります。「レオナール」は不倫相手との情事を小説にしていますが、本を出版してきた友人「アラン」の妻「セレナ」こそが不倫相手でした。さらに「アラン」も歳下のデジタル担当と不倫中。それぞれの関係がもつれ合うさまが、デジタルに移りゆく出版業界の今と絡めて綴られていきます。
『冬時間のパリ』は12月20日(金)より東京のBunkamura ル・シネマほか全国で順次ロードショーされます。なお<アサイヤス>が12月上旬に来日することが決定しているようで。詳細は追って発表されるとのことです。
1979年に製作・同年12月15日公開された「ルパン三世」劇場用映画のシリーズ第2弾『ルパン三世 カリオストロの城』が、2019年11月8日より全国で公開されます。
<宮崎駿>監督の劇場初監督作品として知られる名作アニメです。盗み出した大金がゴート札と呼ばれる偽札であることに気づいた「ルパン」(山田康雄)と「次元大介」(小林清志)は、ゴート札の秘密を探るため、カリオストロ公国へやって来ます。
そして謎の男たちに追われていた少女「クラリス」を助けるのですが。「クラリス」の声を演じるのは、<宮崎>監督の『風の谷のナウシカ』でもヒロイン、「ナウシカ」を担当した<島本須美>です。
2014年、最新の技術で映像を修復し、5.1chサラウンドにも対応させたデジタルリマスター版が劇場公開されます。2017年1月には体感型上映システム「MX4D」に対応したMX4D版が公開。2019年11月には「MX4D」「4DX」の2タイプの体感上映システムに対応した4D版が公開となります。
<夏帆>(28)と<妻夫木聡>(38)の共演作『Redの予告編が、公開されています
本作は、<島本理生>の同名小説『Red』を<重松清>の直木賞受賞作品『繕い裁つ人』(2015年1月)の<三島有紀子>(50)監督が映像化したラブストーリー。
何も問題のない結婚生活を送っていたはずの主人公「村主塔子」が、かつて愛した男である「鞍田秋彦」と再会し、心も体も解放していくさまが描かれます。「塔子」役で<夏帆>、「鞍田」役で<妻夫木>が出演。「塔子」に好意を抱く同僚「小鷹淳」を<柄本佑>、「塔子」の夫「村主真」を<間宮祥太朗>が演じています。
予告編には、「塔子」と「鞍田」が激しく愛し合うシーンを収録。「もう会わないから」というセリフとは裏腹に、鞍田と離れられなくなっている「塔子」の複雑な表情も捉えられています。
「Red」』(R15+指定作品)は2020年2月21日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー予定です。
人気グループ「Hey!Say!JUMP」の<山田涼介>(26)が主演を務め、<芳根京子>(22)、<佐々木蔵之介>(51)らが共演する映画『記憶屋 あなたを忘れない』の予告編と本ポスターが公開され、公開日は来年1月17日(金)に決定しています。あわせて、<杉本哲太>、<泉里香>、<田中泯>、<ブラザートム>のほか、今年2月17日に90歳で亡くなられた<佐々木すみ江>さんら若手からベテランまでの追加キャストも発表されました。
同映画は、『第22回日本ホラー小説大賞』の「読者賞」を受賞した<織守きょうや>氏の同名の小説が原作。人々の中にある「忘れたい記憶」と「忘れたくない記憶」から切なさや、想いが浮かび上がり、誰もが共感できる人の「記憶」をめぐる感動のヒューマンラブストーリーが描かれています。
<山田>は恋人の記憶を取り戻すため「記憶屋」探しをする大学生「遼一」、<芳根>は幼なじみの「真希」、<佐々木>は、「遼一」と記憶屋探しをする弁護士「高原」を演じています。「遼一」の記憶だけを失くしてしまった恋人の「杏子」は、<蓮佛美沙子>が務めています。メガホンをとるのまはドラマ『JINー仁ー』『世界の中心で、愛をさけぶ』や、映画『陰日向に咲く』(2008年) 『ツナグ』 (2012年)などの<平川雄一朗>監督。
発表された追加キャストでは、「高原」(佐々木)が通院する病院の医師を<杉本>、高原の助手「七海」を<泉>、「真希」(芳根)の祖父を<田中>、「杏子」が働く喫茶店の店長を<ブラザートム>が担当。ほかには、「遼一」(山田)の母親を<櫻井淳子>、「高原」の元妻を<戸田菜穂>、「真希」の母親を<須藤理彩>、記憶を失った女子高生を<佐生雪>、その彼女に寄り添う高校生を<濱田龍臣>、「真希」の幼少期を子役の<稲垣来泉>が演じています。<佐々木>さんは、記憶屋の情報について語る老人会の参加者として物語のポイントになる役を担当しています。
予告映像は、ナレーションを担当する<梶裕貴>の「あなたの、一番大切な記憶はなんですか」という優しいトーンの問いかけでスタート。「遼一」が駅で出会った「杏子」に「電話も出んし心配したよ」と言うも、「杏子」は「あの、どなたですか?」と彼女が記憶を失くしてしまったことを「遼一」は知ります。「杏子」の記憶を取り戻すために、「高原」の助けも借りながら、雨に打たれながらも、奮闘する「遼一」の姿が映し出されています。
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