『すべては海になる』で監督を務めた<山田あかね>が、動物愛護センターから犬や猫を救い出している人々や、東日本大震災で置き去りにされた動物を保護する人々の活動を追った4年間の記録映像に、女優の<小林聡美>が主人公を演じたドラマパートを加えて描いたドキュメンタリー『犬に名前をつける日』が、2015年10月31日より全国で公開されます。
愛犬の「ナツ」を病気で亡くしたテレビディレクターの「久野かなみ」は、先輩の映画監督の勧めで「犬の命」をテーマにした映画を撮り始めます。取材のため動物保護センターや原発事故の避難区域から救い出された犬たちのシェルターを訪れた「久野かなみ」は、そこで一匹でも多くの動物を救おうと懸命に働く人々の姿に感銘を受け、ある決心をするのでした。
いかつい顔面と屈強な肉体を持った男が主人公という少女漫画としては異色の設定で人気を博す原作<河原和音>、作画<アルコ>による漫画作品『俺物語!!』(『別冊マーガレット』)を、NHK朝ドラ『花子とアン』や映画『HK 変態仮面』など幅広く活躍する<鈴木亮平>の主演で実写映画化した『俺物語!!』が、2015年10月31日より公開されます。
高校生離れした顔面と巨体を持つ「剛田猛男」は、豪傑かつ硬派な日本男児ですが、心根は優しく純粋な高校1年生でした。その外見のせいで女子には恐れられているが、男子からの信頼は厚く、そんな「猛男」は、親友のイケメン「砂川誠」と一緒にいたある時、街中で危機に陥っていた女子高生「大和凛子」を助けます。
「凛子」に一目ぼれした「猛男」でしたが、後日、3人で再び会った際、「凛子」は「砂川」のことが好きなのだと察します。落ち込みながらも「凛子」と「砂川」の仲を取り持とうとする「猛男」でした。
ファッション誌『nicola』モデルの<永野芽郁>がヒロインの「大和凛子」に扮し、親友のイケメン「砂川」役は『海街diary』・『ヒロイン失格』など出演作の続く<坂口健太郎>が演じています。
1970年代からファッションモデルとして世界的に活躍し、「日本人の美しさ」を世界に広めた<山口小夜子>のドキュメンタリー『氷の花火 山口聡子』が、2015年10月31日より全国で公開されます。
2007年8月に57歳で急逝(1949年 9月19日~2007年 8月14日)するまで、モデルだけでなく、映画、演劇、ダンスパフォーマンス、衣装デザインなど、さまざまなジャンルで常に時代の先端を走り続けた<山口小夜子>の今なお多くの謎に包まれた人生を、彼女と親交のあった人たちの証言、本人の貴重な映像群により紐解いていきます。
監督は、生前の<山口小夜子>とも交友があり、『≒草間彌生 わたし大好き』(2008年)などのドキュメンタリー作品を手がけている<松本貴子>が務めています。
<ジェイソン・ステイサム>をアクションスターに押し上げた人気作『トランスポーター』の6年ぶりとなるシリーズ4作目『トランスポーター イグニッション』が、2015年10月24日より全国で公開されます。
主人公の運び屋「フランク・マーティン」役を、今作からイギリス出身の新鋭<エド・スクレイン>が演じています。
運び屋の「フランク」は、妖艶な美女「アンナ」が率いる犯罪組織に父親を人質に取られ、プロの運び屋のルールに反する依頼を強制されます。父親の命の期限は12時間と迫っており、自らに課したルールと父の命の間で揺れ動きながら、「フランク」は愛車アウディを走らせます。
製作・脚本は<リュック・ベッソン>。監督は、ベッソン製作の『コロンビアーナ』・『96時間 リベンジ』などで編集を担当し、『フルスロットル』」で監督を務めた<カミーユ・ドゥラマーレ>が担当しています。
山梨県都留市の市制60周年協賛事業として制作され、日本の伝統芸能「獅子神楽」を軸に、伝承の大切さ、現代の家族の在り方を描いた人間ドラマ『かぐらめ』が、2015年10月24日より全国で公開されます。
舞台は山梨県の富士山近くに位置する都留市。「秋音」が小学生の時に最愛の母が亡くなりました。母を看取ることなく「獅子神楽」を舞っていた父に対し、「秋音」は「母と獅子神楽、どっちが大切なの?」といった疑問を抱き、父との関係に深い溝ができてしまいます。
高校卒業と同時に故郷を離れた「秋音」は母の13回忌で5年ぶりに実家に戻ってきますが、父のそばには亡くなった母に似た女性の存在がありました。町では60年に一度の大例祭が近づき、ベテランの舞い手として、父は最後の舞を披露することになっていましたが、その体に異変が起こります。
主人公の「秋音」役を<武田梨奈>が演じ、父「菊池恭二郎」を<大杉蓮>、母「百合子」を<筒井真理子>が扮しています。監督は本作が長編第1作目となる<奥秋泰男>が務めています。
幼い頃に「幻のシカ」を目撃したことで人生を狂わされた3兄妹を描いたコメディ映画『ディアーディアー』が、2015年10月24日から全国で公開されます。
<黒沢清>、<瀬々敬久>、<石井裕也>といった名だたる監督たちのもとで助監督としてキャリアを積んできた<菊地健雄>(37)が初メガホンをとっています。
山に囲まれた田舎町で暮らす「冨士夫」、「義夫」、「顕子」の兄妹は、町で古くから言い伝えられてきた幻のシカを発見して注目を集めますが、やがて目撃は虚偽だとみなされ人々の信用を失ってしまいます。
それから25年後、「冨士夫」は実家の工場の莫大な借金を背負い、「義夫」はシカ事件で精神を病み病院暮らし、「顕子」は駆け落ちの末に酒浸りの毎日を送っていました。そんな3人が、父の危篤をきっかけに久々の再会を果たします。
3兄妹役に、『パッチギ!LOVE&PEACE』(2007年・監督: 井筒 和幸)の<中村ゆり>が「顕子」、『サッド ヴァケイション』の<斉藤陽一郎>が「義夫」、『市民ポリス69』の<桐生コウジ>が「冨士夫」を演じています。<菊地>監督を慕う人気俳優<染谷将太>とその妻で国際的にも活躍する女優の<菊池凛子>が友情出演しています。
『バイオハザード』シリーズの<ミラ・ジョボビッチ>&『007』シリーズの<ピアース・ブロスナン>が共演し、伝説のテロリストに立ち向かう女性外交官の死闘をスリリングに描いた『サバイバー』が、2015年10月17日より全国で公開されます。
ロンドンのアメリカ大使館に赴任した外交官「ケイト」(ミラ・ジョボビッチ)は不審な入国者の存在に気づきますが、伝説のテロリスト「時計屋」(ピアース・ブロスナン)に狙われ爆弾テロのターゲットになってしまいます。
どうにか生き延びたものの爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられた彼女は、「時計屋」のみならずアメリカ国家やイギリス警察からも追われる身になってしまいます。
そんな中、大みそかのニューヨーク・タイムズスクエアにテロの危機が迫っていることを知った「ケイト」は、人々の命を救うべくたったひとりで戦いに挑みます。
監督は『V フォー・ヴェンデッタ』(2005年)・『推理作家ポー 最期の5日間』(2012年)の<ジェームズ・マクティーグ>が務めています。
スペインの田舎町を舞台に、連続少女惨殺事件を追う2人の刑事の目を通して町にうごめく深い闇を描き、スペインのアカデミー賞にあたる第29回ゴヤ賞で作品賞・監督賞など10部門を獲得したクライムミステリー『マーシュランド』が、2015年10月17日より全国で公開されます。
1980年、<フランコ>による独裁政治の爪あとが残るスペインのアンダルシア地方。湿地帯の小さな町で、祭りの開催中に2人の少女が行方不明になり、強姦・拷問された惨殺体となって発見されます。
捜査のために首都マドリードから派遣されてきた若手刑事「ペドロ」とベテラン刑事「フアン」は、これまでにも同じような少女失踪事件が起きていたことを突き止めます。さらに捜査を進めると、貧困や差別、汚職、小児性愛、麻薬密売など町に潜んでいた様々な闇が浮かび上がってきます。やがて、またもや1人の少女が姿を消します。
監督:は、<アルベルト・ロドリゲス・リブレロ>が務め、出演は、「ペドロ」刑事役に『ゴースト・スクール』(2012年・監督:ハビエル・ルイス・カルデラ)の<ラウール・アレバロ>、「ファン」刑事役に<ハビエル・グティエレス>、被害者の父親「ロドリゴ」役に『アイム・ソー・エキサイテッド!』(2013年・監督: ペドロ・アルモドバル)の<アントニオ・デ・ラ・トーレ>らが演じています。
『マトリックス』(1999年・監督: ラナ・ウォシャウスキー、 リリー・ウォシャウスキー)シリーズの<キアヌ・リーブス>が主演を務め、元殺し屋の壮絶な復讐劇を描いた『ジョン・ウィック』が、2015年10月16日より全国で公開されます。
『マトリックス』ほか数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけた<チャド・スタエルスキ>が初監督を務め、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を中心とした独自のアクション世界を展開させています。
愛する女性「ヘレン」との出会いをきっかけに、裏社会から足を洗った殺し屋「ジョン・ウィック」。しかし、「ヘレン」は病に倒れて帰らぬ人となってしまい、「ジョン」は悲しみに暮れていました。そんな「ジョン」のもとに、「ヘレン」が生前に用意していた「デイジー」という名の一匹の子犬が届けられます。亡き妻の思いが託された「デイジー」との生活で再び心に平穏を取り戻していく「ジョン」でした。
ある日、「ジョン」の所有する車を狙って家に押し入ったロシアンマフィアが、「デイジー」を殺してしまいます。生きる希望だった「デイジー」を奪われた「ジョン」は、かつてその名をとどろかせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手に単身戦いを挑みます。
『光のノスタルジー』(2010年)など、南米チリを代表するドキュメンタリー作家<パトリシオ・グスマン>監督が、祖国チリがたどってきた苦難の歴史を大自然の圧倒的な映像美とともに描いたフランス・チリ・スペイン合作ドキュメンタリー『真珠のボタン』が。2015年10月10日より全国で公開されます。
ベルリン国際映画祭(2015年2月15日)で銀熊賞(脚本賞)、山形国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀賞などを受賞したドキュメンタリー映画です。
チリ南部に位置する西パタゴニアの海底から、真珠貝のボタンが発見されました。そのボタンは、かつて植民者によって祖国と自由を奪われた先住民の記憶を浮かび上がらせ、軍事クーデターの<ピノチェト>独裁政権下で政治犯として海に沈められた多くの犠牲者たちの声をすくい上げていきます。
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