『新感染 ファイナル・エクスプレス』@<ヨン・サンホ>監督
8月
25日
ソウルでファンドマネージャーとして働く「ソグ」(ユン・ユ)は妻と別居中で、まだ幼いひとり娘の「スアン」と(キム・スアン)暮らしています。「スアン」は誕生日にプサンにいる母親にひとりで会いにいくと言い出し、「ソグ」は仕方なく娘をプサンまで送り届けることになります。
ソウルを出発してプサンに向かう高速鉄道KTXに乗車した「ソグ」と「スアン」でしたたが、直前にソウル駅周辺で不審な騒ぎが起こっていました。そして2人の乗ったKTX101号にも、謎のウィルスに感染したひとりの女が転がり込んでいました。主人公の「ソグ」親子のほか、妊婦と夫、野球部の高校生たち、身勝手な中年サラリーマンなど、さまざまな乗客たちが、感染者に捕らわれれば死が待ち受けるという極限状態の中で、生き残りをかけて決死の戦いに挑み、それぞれの人間ドラマが描かれていきます。
韓国のアニメーション界で注目を集めてきた新鋭<ヨン・サンホ>監督が初めて手がけた実写長編映画で、今作の前日譚となる物語が長編アニメ『ソウル・ステーション パンデミック』で明らかにされています。