神戸：ファルコンの散歩メモ

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全米俳優組合（ＳＡＧ）賞がルール変更　を検討していると米誌『バラエティ』が報じていましたが、アメリカの映画芸術科学アカデミーも、２０２１年の第９３回アカデミー賞の規定を一部変更すると現地時間４月２８日に発表しています。

従来の規則では、ロサンゼルスの商業映画館で連続７日間以上、少なくとも１日３回上映することが選考対象の条件でした。しかし映画館の閉鎖が続く現状を考慮し、劇場公開を計画していた作品であればインターネットを通じて配信および販売された作品も審査の対象となる運びになるようです。劇場の営業再開後はこの特例措置は適用されなくなり、標準的なルールに準拠する必要が出てきます。

また同時に、録音賞と音響編集賞が１つの賞に統合されることも発表されました。授与されるオスカー像の数に変更はないといいます。さらに作曲賞では、最低６０％のオリジナル楽曲による構成であること、続編やフランチャイズ映画の場合は最低８０％が新曲であることが新たなルールとして加わりました。

第９３回アカデミー賞授賞式は、アメリカ現地時間２０２１年２月２８日に行われる予定です。