『そこのみにて光輝く』などで知られる作家<佐藤泰志>の同名小説『きみの鳥はうたえる』(1982年3月・河出書房新社)を、<柄本佑>、<染谷将太>、<石橋静河>ら若手実力派俳優の共演で映画化した青春ドラマ『きみの鳥はうたえる』が、2018年9月1日より全国で公開されます。
原作の舞台を東京から函館へ移して大胆に翻案し、『Playback』などの新鋭<三宅唱>が監督を務めています。
函館郊外の書店で働く「僕」と、一緒に暮らす失業中の静雄、「僕」の同僚である「佐知子」の3人は、夜通し酒を飲み、踊り、笑い合い、微妙なバランスの中で成り立つ彼らの幸福な日々は、いつも終わりの予感とともにありました。
主人公「僕」を<柄本佑>、友人「静雄」を<染谷将太>、ふたりの男の間で揺れ動くヒロイン「佐知子」を『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』で注目された<石橋静河>がそれぞれ演じています。
AMGエンタテインメントがこれまでに手がけた『ガチバン』・『闇金ドッグス』シリーズ、『ボーダーライン』と世界観を共有する「AMG・アウトロームービー・ユニバース」の新シリーズ『ダブルドライブ~狼の掟~』が、2018年8月25日より公開されます。
本作の前日譚となる『ボーダーライン』の主人公「我妻アベル」が再び登場するクライムカーアクション。家族以上に親しかった仲間たちに非道な仕打ちをしたヤクザの「広澤」を殺してしまった「我妻アベル」は、少年院時代の兄貴分である「村上大児」のもとを訪れます。
「村上大児」が率いる愚連隊「サガミ連合」のメンバーである「五十嵐純也」と「アベル」はともに車好きということで意気投合しますが、「純也」は大麻の取引に失敗し、そのペナルティとして闇金から多額の借金を背負うハメになります。
そして「広澤」の弟「狂介」は、殺された兄の復讐のため「アベル」の行方を追っていました。「アベル」を前作『ボーダーライン』に続いて<藤田玲>が演じ、「五十嵐純也」役は2.5次元ミュージカルなどで活躍する<佐藤流司>、「村上大児」役に<駒木根隆介>が扮し、監督は<元木隆史>が務めています。
元「AKB48」・「SDN48」の<野呂佳代>が映画初主演を務め、恋に無縁な男女4人が繰り広げる悲喜こもごもを描いた『ハッピーメール』が、2018年8月25日より公開されます。
秋葉原を主な舞台に、ネットやSNSの普及により変化した現代の恋愛事情を描き出します。人気カリスマネイリストで2次元に夢中なアニメオタクの「楓」、自宅と会社を往復するだけの日々を送る地味な会社員の「あすか」、医者でイケメンで出会いもあるが何故か恋愛ができない「浩介」、30歳目前で地下アイドルに夢中になっている「慎之介」。恋に不器用な4人は、あることきっかけにマッチングサービスを通じて出会います。
「楓」に<野呂佳代>のほか、「浩介」に<竹財輝之助>、「あすか」に<小林涼子>、「慎之介」に<佐野和真>が扮し、監督は、日本で生まれ育ったソフトテニスの誕生130周年を記念して製作されました『案山子とラケット 亜季と珠子の夏休み』(2015年)の<井上春生>が務めています。
「カナザワ映画祭2017」や「ゆうばり叛逆映画祭2018」などで話題を集めたバイオレンス映画『ハングマンズ・ノット』の<阪元裕吾>監督が手がけた商業映画デビュー作『ファミリー☆ウォーズ』が、2018年8月25日より全国で公開されます。
実際に起こった事件からインスパイアを受けて生まれたオリジナル作品で、アイドルグループ「月蝕GISELLe21」の<土許麻衣>を主演に、認知症の祖父がきっかけとなり巻き起こる一家の崩壊を描いています。祖父、父親、母親、長女、次女、長男、次男の7人で暮らす福島家は、誰の目にも幸せそうな家族でした。
しかし、ある時から祖父の「伸介」が認知症を発症。運転中に子どもをひき殺してしまいます。さらに、その死体を家に持ち帰ってきたことから、周囲の人々を巻き込んだ福島家の殺し合いが始まります。
<木村拓哉>と<二宮和也>の初共演で、『犯人に告ぐ』(2004年7月・ 双葉社刊)などで知られる<雫井脩介>の同名ミステリー小説『検察側の罪人』(2013年9月 ・文藝春秋刊)を映画化した『検察側の罪人』が、2018年8月24日より全国で公開されます。
『クライマーズ・ハイ』(2008年) ・ 『わが母の記』(2012年) ・ 『日本のいちばん長い日』(2015年) ・ 『関ヶ原』(2017年など、話題作や名作を多数手がける<原田眞人>が監督を務め、ある殺人事件を巡る2人の検事の対立を描きます。
都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエリート検事「最上毅」と、駆け出しの検事「沖野啓一郎」。やがて、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の容疑者だった「松倉重生」という男の存在が浮上し、「最上」は「松倉」を執拗に追い詰めていきます。
最上を師と仰ぐ「沖野」も取り調べに力を入れますが、「松倉」は否認を続け、手ごたえがありません。「沖野」は次第に、「最上」が「松倉」を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、「最上」の方針に疑問を抱き始めます。
<木村拓哉>がエリート検事の「最上」、<二宮和也>が若手検事の「沖野」を演じています。
スウェーデン出身のポップ音楽グループ「ABBA」のヒット曲で構成される人気ミュージカルの舞台を映画化した 『マンマ・ミーア!』 の10年ぶりとなる続編『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』が、2018年8月24日より全国で公開されます。
主人公「ソフィ」がホテルの開業を目指して奮闘する現在と、「ソフィ」の母「ドナ」の若き日である1979年の物語を交錯させながら、母から娘へと受け継がれていく物語が綴られます。
ギリシャのカロカイリ島で念願のホテルを完成させた「ソフィ」は、オープニングパーティの準備に追われていましたが、母「ドナ」の親友「ロージー」と「ターニャ」もやってきて、久々の再会を喜こびます。
しかし、ニューヨークにホテルビジネスを学びにいっている夫の「スカイ」から、一緒にニューヨークで暮らさないかと誘われ、心揺れる「ソフィ」です。
そんな彼女に、「ロージー」や「ターニャ」、そして3人のパパのひとりである「サム」らは、若き日の物語を話し始めます。
キャストには「ソフィ」役の<アマンダ・セイフライド>を筆頭に、「ドナ」役の<メリル・ストリープ>ら前作のメンバーが再結集。若き日の「ドナ」役に『シンデレラ』の<リリー・ジェームズ>、若き日の「サム」役に『』戦火の馬の<ジェレミー・アーバイン>、「ソフィ」の祖母「ルビー」役に『バーレスク』の<シェール>ら、新たなメンバーも参加。『17歳のエンディングノート』の<オル・パーカー>が監督・脚本を手がけています。
アニメーション作家の<坂本サク>が、監督、原作、脚本、アニメーション、音楽など、ほぼすべてを一人で担当して手がけた長編アニメ映画『アラーニェの虫籠』が、2018年8月18日より公開されます。
女子高生の変死体が見つかり、謎の心霊現象が目撃されるなど、不気味な噂が絶えないいわくつきの巨大集合住宅がさりました。郊外の工場跡地に建つこの住宅に越してきた女子大生「りん」は、救急車で搬送される老婆の腕から大きな虫が飛び出る光景を目撃してしまいます。
虫のことが気になった「りん」は、調査を進める中で民俗学者の「時世」と出会い、この地域で、奇妙な虫の目撃例が過去にも多発していたことを「時世」から知らされます。
その虫は古くから人知れず存在し、「心霊蟲(しんれいちゅう)」と呼ばれていました。
主人公「りん」の声を『夜は短し歩けよ乙女』などの人気声優の<花澤香菜>が担当、「時世」に<伊藤陽佑>、「奈澄菜」に<白本彩奈>、「斎恩」に<片山福十郎>ほかが声を当てています。
『週刊少年マガジン』の看板コミックとして人気を集める『七つの大罪』を、原作者<鈴木央。の描き下ろしネームをもとにした完全オリジナルストーリーでアニメ映画化された『劇場版七つの大罪 天空の囚われ人』が、2018年8月18日より全国で公開されます。
国王の誕生日を祝うため、幻の食材・天空魚を探しに辺境の地にやって来た「七つの大罪」のメンバーたち。しかし団長「メリオダス」と人語を話す豚「ホーク」は、雲の上にある世界「天空宮」へ飛ばされてしまいます。
天空宮では翼を持つ天翼人たちが、3000年間封印されている凶悪な魔獣の解放を防ぐための儀式の準備をしていました。そんな彼らの前に、魔獣の封印を解こうとする魔神族の集団「黒の六騎士」が現われます。
アニメ『BLEACH』シリーズの<阿部記之>が総監督を務め、アニメ『暗殺教室』の<上江洲誠>が脚本を担当しています。
< 「となりのトトロ」 >
スタジオジブリの長編アニメーション「ハウルの動く城」「となりのトトロ」「猫の恩返し」、スタジオポノックの第1回長編作品「メアリと魔女の花」が、8月10日、17日、24日、31日に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でそれぞれ放送されます。
これは、「夏のスーパーアニメ祭り」と題された特集の第2弾と第3弾として放送される企画です。<宮崎駿>監督作「ハウルの動く城」、劇場公開30周年を迎える「となりのトトロ」、<森田宏幸>が監督を務めた「猫の恩返し」が3週連続でノーカット放送されます。また翌週には、魔女の国へと旅立つ少女メアリの冒険を描く「メアリと魔女の花」もテレビ初放映です。
「メアリと魔女の花」の監督<米林宏昌>は放送に際し「変わりたいと思う全ての人のために作りました。メアリとピーターの冒険をゆっくりテレビでお楽しみ下さい!」とコメント。なお、米林も参加したスタジオポノック最新作「ちいさな英雄ーカニとタマゴと透明人間ー」は、8月24日に全国で公開されます。
また、「夏のスーパーアニメ祭り」第1弾として7月20日と27日には、<細田守>の監督作「時をかける少女」「バケモノの子」を放送。期間中には、放送で出題されるクイズに参加すると商品券や細田直筆のキャラクター色紙、「となりのトトロ」公開30周年記念Tシャツなどが当たるキャンペーンも実施されます。詳しくは「金曜ロードSHOW!」の公式サイトで確認してください。
『明日に向って撃て!』(1969)、『大統領の陰謀』(1976)など数々の名作に出演した< ロバート・レッドフォード>(81)が、俳優業から引退する意向を、『Entertainment Weekly』 にて明かしています。
同サイトに対してレッドフォードは、最新作となる『ジ・オールド・マン&ザ・ガン(原題) / The Old Man & The Gun』が、最後の出演作になると発言。
<レッドフォード>は、<ポール・ニューマン>と共演した『明日に向って撃て!』でブレイク。詐欺師たちの痛快な大バクチを描く『スティング』(1973)や、『追憶』(1973)、『華麗なるギャツビー』(1974)、『華麗なるヒコーキ野郎』(1975)、『遠すぎた橋』(1977)など数々の名作に出演。近年も、その年の賞レースを騒がせた『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』(2014)のほか、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)、『ニュースの真相』(2016)などに出演しています。
最後の出演作となる予定の『ジ・オールド・マン&ザ・ガン(原題)』は、実在した強盗犯<フォレスト・タッカー>(ロバート・レッドフォード)と彼を追った警官<ジョン・ハント>(ケイシー・アフレック)を描いた物語。<レッドフォード>も出演した『ピートと秘密の友達』(2016)の<デヴィッド・ロウリー>監督がメガホンを取り、全米公開は9月28日が予定されています。2016年の時点で<レッドフォード>は、ウォーカー・アート・センターのインタビューで、同作の終了をもって「監督業に専念するだろうね」と俳優業から退くことを示唆していました。
ハリウッドでは、<クリント・イーストウッド>や<ジャック・ニコルソン>など、俳優引退が報じられた名優が再び映画に出演する例もあります。<レッドフォード>は映画監督として『普通の人々』(1980)でアカデミー賞作品賞や監督賞を受賞。『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)、『クイズ・ショウ』(1994)などを監督し、世界最大のインディペンデント映画の祭典・サンダンス映画祭も設立するなど、映画界に多大な貢献をしており、製作側の立場でも精力的に活動していくことになりそうです。
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