『肉体の悪魔』・『夜よ、こんにちは』の<マルコ・ベロッキオ>監督が、ファシズムの創始者「ベニート・ムッソリーニ」を愛し続けた女性、「イーダ」の半生を描いた『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』が、2011年5月28日より全国で公開されます。
熱心な社会主義者だった「ムッソリーニ」はいつしかファシストに転向してしまいますが、彼に恋をしていた「イーダ」(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)は変わらず「ムッソリーニ」(フィリッポ・ティーミ)を愛し続けました。
「イーダ」は全財産をかけて「ムッソリーニ」を支援し、身も捧げて長男を授かりますが、正妻のいる「ムッソリーニ」は「イーダ」を徐々に遠ざけていくのでした。
2009年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本ではイタリア映画祭2010にて2010年4月29日と5月3日に『勝利を』のタイトルで初上映されています。
<ナタリー・ポートマン>、<ミラ・クニ>共演の心理スリラー『ブラック・スワン』が、2011年5月11日より全国で公開されます。
ニューヨークのバレエ団に所属する「ニナ」(ナタリー・ポートマン)は、元バレリーナの母とともに、その人生のすべてをダンスに注ぎ込むように生きていました。
そんな「ニナ」に「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが巡ってきますが、新人ダンサーの「リリー」(ミラ・クニス)が現れ、「ニナ」のライバルとなります。役を争いながらも友情を育む2人でしたが、やがて「ニナ」は自らの心の闇にのみ込まれていきます。
監督は、ヴェネツィア映画祭金獅子賞を受章した 『レスラー』 (2008年)の<ダーレン・アロノフスキー>が務めています。
『96時間』の<リーアム・ニーソン>主演によるアクションスリラー映画『アンノウン』が、2011年5月7日全国でロ0ドショー公開されます。
医学博士の「マーティン・ハリス」(リーアム・ニーソン)は若い妻とともに学会に出席するためベルリンへと赴きますが、宿泊するホテルに向かう途中で交通事故に遭います。病院で一人意識を取り戻した「ハリス」でしたが、妻にはその存在すら認識されず、見ず知らずの男が自分になりすましていたため、真相究明に乗り出します。
フランス人小説家<ディディエ・バン・コーブラール>の2003年の作品Hors de moi(OUT of My Head)を、監督は、『エスター』(2009年)の<ジャウム・コレット=セラ>、脚本は<オリバー・ブチャー>が担当しています。
「山岳愛好家のバイブル」とも言われる<石塚真一>の人気漫画『岳』を原作に、<小栗旬>主演で映画化された『岳 ガク』が、2011年5月7日より全国で公開されます。
山を知り尽くした山岳救助ボランティアの「島崎三歩」が暮らす山に、新人救助隊員の「椎名久美」がやってきます。「久美」は「三歩」の指導の下、着実に成長していきますが、自身の未熟さや厳しい自然の猛威により遭難者の命を救うことができない日々が続きます。
そんな折、猛吹雪の雪山で多重遭難事故が発生します小栗とは「ロボコン」(2003年)以来約7年ぶりの共演となる<長澤まさみ>が「久美」役を演じ、監督は、『ヒートアイランド』(2007年)の<片山修>が務めています。
『相棒 シティ・オブ・バイオレンス』の<リュ・スンワン>が監督を務めた『生き残るための3つの取引』が、2011年4月29日より公開されます。
警察が失態を重ね、世間から批判を浴びていたある日、連続殺人事件が発生。大統領から今回こそ事件を解決するよう厳命がくだりますが、警察は有力容疑者を誤って射殺してしまいます。
上層部からこの事実のもみ消しを命じられた警察庁広域捜査隊の刑事「チョルギ」は、彼は昇進と引き換えに裏工作を引き受けヤクザに証拠づくりを頼み、偽の容疑者を仕立てあげます。チュ検事にそのことをかぎつけられます。
『ユア・マイ・サンシャイン』の<ファン・ジョンミン>がチョルギ刑事、チュ検事に<リュ・スンボム>が扮しています。
『植物図鑑』 などで知られる人気作家<有川浩>の原作小説『阪急電車』を映画化した『阪急電車 片道15分の奇跡』が、2011年4月29日より全国で公開されます。
兵庫・宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までを結ぶ阪急今津線を舞台に、婚約中の恋人を後輩社員に奪われたアラサーOL、恋人のDVに悩む女子大生、息子夫婦との関係がぎくしゃくしている老婦人らの人生が交錯する、片道15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々を描いたヒューマンドラマです。
主演は<中谷美紀>、兵庫県神戸市出身の<戸田恵梨香>、<宮本信子>、また人気子役の<芦田愛菜>らが出演、監督は<三宅 喜重>が務めています。
直木賞作家<角田光代>の原作小説『八日目の蟬』(2007年3月25日・中央公論社刊)を、<井上真央>、<永作博美>の主演で映画化したヒューマンサスペンス『八日間の蟬』が、2011年4月29日全国でロードショー公開されます。
監督は『孤高のメス』(2010年)の<成島出>が務めています。1985年、自らが母親になれない絶望から、「野々宮希和子」(永作博美)は不倫相手の子を誘拐してわが子として育てます。
4歳になり初めて実の両親の元に戻った「秋山恵理菜」(井上真央)は、育ての母が誘拐犯であったと知り、心を閉ざしたまま成長します。やがて21歳になった「恵理菜」は妊娠しますが、その相手もまた家庭を持つ男でした。
<ナタリー・ポートマン>と<アシュトン・カッチャー>共演のラブコメディ『抱きたいカンケイ』が、2011年4月22日より全国で公開されます。
都市の病院に勤務する医者の「エマ」(ナタリー・ポートマン)は、日々の仕事に追われ、恋愛をする暇のない独身女性です。そんなある日、ひょんなことから長年の親友「アダム」(アシュトン・カッチャー)と一線を超え、肉体関係を持ってしまいます。
2人は恋愛感情も嫉妬もデートもない、カラダだけの関係をしばらく続けていましたが、そのうちお互いの気持ちに変化が生じてきます。
監督は『ゴーストバスターズ』の<アイバン・ライトマン>が務め、<ケビン・クライン>が共演しています。
中国・香港合作映画・原題『十月圍城』が、邦題『孫文義士団』として、2011年4月16日より全国で公開されます。
清王朝末期の香港、腐敗した王朝打倒を掲げる革命家の<孫文>が、同志たちに武装蜂起を促すため密かに来航。王朝の<西太后>が仕向けた暗殺集団に対抗するため、<孫文>を護衛する義士団が結成されます。義士団のメンバーは、各々が信じるもののために苛烈な戦いに身を投じていきます。
『ウォーロード 男たちの誓い』(2007年・監督: 陳可辛)の<ピーター・チャン>が製作、『アクシデンタル・スパイ』(2001年)の<テディ・チャン>が監督を務めています。<ドニー・イェン>、<レオン・ライ>、<ファン・ビンビン>らアジアのスターが出演したアクション大作です。
ロングランヒットを記録した『SR サイタマノラッパー』の新鋭<入江悠>が監督を務め、人気バンド「神聖かまってちゃん」の名曲群をモチーフにオリジナル脚本で撮り上げた『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴りやまない』が、2011年4月2日より全国で公開されます。
ロックバンド〈神聖かまってちゃん〉の大規模なライブまで、あと1週間と迫っていたある日。{プロの棋士になる}という今時の高校生とはギャップのある夢に悩んでいた女子高生の「美知子」(二階堂ふみ)は、彼氏から{神聖かまってちゃん}のライブに誘われます。しかしその日は、自力でのぼりつめたアマ王座決定戦の決勝戦の日でした。
シングルマザーの「かおり」(森下くるみ)は、昼は清掃業、夜はショーパブダンサーとして昼夜を問わず働きながら、息子「涼太」を育てています。{神聖かまってちゃん}のネット配信に夢中な「涼太」が保育園で問題を起こし、「かおり」は園長に呼び出されて厳重注意を受けてしまいます。
{神聖かまってちゃん}のマネージャー「ツルギ」(劒樹人)は、バンドがメジャーデビューするという状況で奔走していました。しかし新しい上司は、バンドの売り出し方について不条理な難題を押し付けてきます。別々の場所で様々な悩みを抱えた男女のくすぶった心に、{神聖かまってちゃん}の歌が届きます。すると、彼らの運命は、{自分らしい生き方}に向かって一気に動き始めるのでした。
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