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『風の電話』@第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式出品

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<諏訪敦彦> (59)の監督作品 『風の電話』 が、第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に正式出品されています。

岩手県大槌町に設置された「風の電話」をモチーフに、少女「ハル」が広島から故郷・岩手にたどり着くまでの道のりと心の救済を描いた本作。東日本大震災で家族を失い広島に移り住んだ「ハル」を<モトーラ世理奈>が演じ、<西島秀俊>、<西田敏行>、<三浦友和>らが共演しています。

同映画祭のジェネレーション部門は、発掘作品や若者が出演する作品を対象としており、「ジェネレーション(14plus)」と「ジェネレーション(Kplus)」という2つのコンペティションで構成されています。『風の電話』は「Generation 14plus」に招待されました。<諏訪>の作品がジェネレーション部門に選出されるのは、2009年製作の 『ユキとニナ』 以来2度目になります。

映画祭サイドは、本作の選出理由を「主人公の若い女性の視点から、まだ過去とは言えない日本社会のトラウマとその風景を幅広いキャラクターとストーリーで、繊細かつエモーショナルに描いたロードムービーです。これは、映画だからできる素晴らしい作品だと思っています。このことを、我々は、ぜひベルリンでたたえたい」と説明しています。

第70回ベルリン国際映画祭は、ドイツ現地時間2月20日から3月1日に開催。『風の電話』は日本で明日1月24日(金)に全国で公開されます。
#ブログ #映画 #映画祭

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