共同制作(101)クリスマスツリー
12月
5日
12月に入り、大きなイベントとしては「クリスマス」だと思いますが、出向いていますデイケアの共同制作として、「クリスマスツリー」が飾られていました。
展示スペースの真ん中に。もみの木を模した緑色の紙を台紙として、色とりどりの小さな色紙が貼られています。リボンで、雪の結晶を表現しているようでした。
「クリスマスツリー」は、キリストとはおよそ無関係のようです。原型は北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭で使われていた樫の木です。冬でも葉を枯らさずにいる樫は生命の象徴とされていました。
この民族をキリスト教に改宗させる試みがなされましたが、樹木信仰が根強かったので、樫を樅(モミ)に変えることでキリスト教化したようです。樅の木は横から見ると三角形で「三位一体」を表していると教え、父なる神が頂点で、子と精霊が底辺の両端に位置すると教化したのが始まりのようです。