神戸：ファルコンの散歩メモ

現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ『侍タイムスリッパー』が、２０２４年８月１７日より公開されます。

 

幕末の京都、会津藩士の「高坂新左衛門」は家老から長州藩士を討つよう密命を受けますが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまいます。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所でした。

 

「新左衛門」は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が１４０年前に滅んだことを知り、がく然とします。一度は死を覚悟する「新左衛門」でしたが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していきます。やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意するのでした。

 

テレビドラマ「剣客商売」シリーズなど数々の時代劇に出演してきた＜山口馬木也＞が「高坂新左衛門」役の主演を務め、＜冨家ノリマサ＞、＜沙倉ゆうの＞が共演。自主制作映画『ごはん』【２０１７年）・『拳銃と目玉焼』【２０１３年）の＜安田淳一＞が監督・脚本を手がけ、自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力によって完成させています。