今夜<19:30>より「BS日テレ」にて、2005年10月1日より公開されました『蝉しぐれ』の放送があります。
<藤沢周平>原作『蝉しぐれ』(1988年5月・文藝春秋刊)の長編時代小説を<市川染五郎>主演で映画化した時代劇映画。監督は、2003年のNHK「金曜時代劇」にてテレビドラマ化の脚本を担当した<黒土三男>が務め、主人公が想いを寄せ続ける女性の「ふく」役には<木村佳乃>が扮しています。
映画主題歌は、完成した映像を見て感銘を受けた<一青窈>が手がけた『かざぐるま』が使用されています。日本各地でロケを敢行し、収められた美しい自然の数々や、場面の節目ごとに流れる「蝉しぐれ」の声が物語をさらにドラマチックに盛り立てている作品です。
江戸時代の東北の海坂藩。下級藩士の「牧文四郎」(市川染五郎)の父(緒形拳)は、藩の派閥抗争に巻き込まれ、冤罪によって切腹を命じられます。「文四郎」は謀反をおこした父の子として家督を減らされ、数々の試練にさらされることになります。
共演として、<今田耕司>、<ふかわりょう>、<石田卓也>、<佐津皮愛美>、<小倉久寛>、<根本りつ子>、<渡辺えり子>、<原沙知絵>、<大滝秀治>、<原田美枝子>が名を連ねています。
2月10~20日に開催される第72回ベルリン国際映画祭の7人の審査員に、『ドライブ・マイ・カー』で「米ゴールデン・グローブ賞」など複数の賞を受賞しています<濱口竜介>監督(43)が選ばれています。映画祭の事務局が26日、審査員の顔触れを発表しました。
<濱口竜介>氏は、昨年のベルリン映画祭では『偶然と想像』で銀熊賞(審査員大賞)を受賞しています。審査委員長は、<ブルース・ウィリス>主演の『シックス・センス』(1999年)・ 『スプリット』(2017年)・『オールド』(2021年)などで知られる<M・ナイト・シャマラン>監督(51)が務めます。
今年のベルリン映画祭では、最高賞の金熊賞を決めるコンペ部門では日本作品のノミネートはありません。
ただ、ジェネレーション部門に<川和田恵真>監督の『マイスモールランド』(2022年5月公開)と<荒木哲郎>監督のアニメ『バブル』(2022年5月13日公開)が出品されています。また、エンカウンターズ部門では、<三宅唱>監督の『ケイコ 目を澄ませて』が出品されています。
本日<13:00(~16:11)>より「NHK BSプレミアム」にて、1945年フランス製作の『原題:Les enfants du paradis』が、邦題『天井桟敷の人々』として1952年2月20日より公開されましたが、製作75周年を記念して「4K修復版」として2020年10月23日よりリバイバル公開されました作品の放送があります。
フランス映画の古典として知られる傑作群像劇です。19世紀半ばのパリを舞台に、女芸人「ガランス」をめぐってさまざまな男たちが織りなす人間模様を、第1部「犯罪大通り」、第2部「白い男」の2部構成で描いています。1840年代、劇場が立ち並ぶパリの犯罪大通り。パントマイム師の「バチスト」は、女芸人「ガランス」を偶然助け、彼女に恋心を抱きます。「ガランス」は俳優「ルメートル」や犯罪詩人「ラスネール」にも思いを寄せられていましたが、誰のものにもなりません。そこへ、同じく「ガランス」にひかれる富豪の「モントレー伯爵」が現れます(第1部)。
数年後、座長の娘「ナタリー」との間に一児をもうけた「バチスト」は、フュナンビュル座の看板俳優として舞台に立っていました。そんな「バチスト」を毎夜お忍びで見に来る女性がいましたが、彼女こそ伯爵と一緒になった「ガランス」でした。「ガランス」が訪れていることを聞いた「バチスト」は、ある時、居ても立っても居られずに舞台を抜け出します(第2部)。
第2次世界大戦の最中、ナチスドイツ占領下のフランスで撮影だけで約2年の歳月をかけて製作された。監督と脚本は、ベネチア国際映画祭の監督賞を受賞した<マルセル・カルネ>と<ジャック・プレベール>が務めています。
出演は「バチスト」に<ジャン・ルイ>、「ガランス」に<アルレッティ>、「ナタリー」に<マリア・カザレス>、「モントレー伯爵」に<ルイ・サルー>が名を連ねています。解放後間もないフランスで公開されて大ヒットを記録し1979年にはフランス映画史上ベストワンに選ばれ、ベネチア国際映画祭特別賞などを受賞した作品です。
26日、経営再建中の不動産大手「中国恒大集団」は投資家向け電話会議を開き、半年以内に初歩的な債務再編計画を提案すると表明しています。同社が米ドル債の利払いを見送り、格付け会社から部分的な債務不履行(デフォルト)と認定されてから、投資家向けに公式な説明の場を設けたのは初めてです。
「恒大集団」が香港取引所への開示で明らかにしています。同社は「ステークホルダー(利害関係者)の権利を保護するための計画策定を視野にグループの状況を評価する。今後も債権者の意見や提案に真摯に耳を傾ける」としています。
電話会議には電気自動車(EV)部門である中国恒大新能源汽車集団董事長で新たに「恒大集団」の取締役に就いた<肖恩>氏のほか、リスク管理委員会のメンバーも出席しています。本部を置く広東省政府など中国当局の全面関与のもとで再建計画づくりが進む見通しのようです。
「恒大集団」の再建を巡っては今月、海外の投資家グループが同社の交渉姿勢を批判し、法的措置も辞さないと警告する声明を発表しています。「恒大集団」は投資銀行をアドバイザーに起用し、中国国有の不良債権処理会社幹部を非常勤取締役に起用するなど、再建に向けた動きを見せています。
日本国内では26日、新たに「7万1633人」の感染者の発表がありました。感染者の累計は観光船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客乗員の(712人)を含め、235万9906人となっています。
新たな死者の報告は、東京都で5人、千葉県で4人、大阪府で3人、広島県で3人、愛知県で3人、福岡県で3人、京都府で2人、北海道で2人、群馬県で1人、栃木県で1人、埼玉県1人、茨城県で1人、岐阜県で1人、三重県で1人、滋賀県で1人、香川県で1人、鹿児島県で1人の計「34人」が確認され、累計死者数は1万8615人になりました。
兵庫県では、新たに「4303人」の感染者が確認され、昨日3千人を超えた「3360人」から翌日に4千人を超えました。1日の感染者が2千人を超えた19日(2511人)からわずか1週間で2万330人が感染しています。新たな死者の報告はありませんでした。
発表別自治体の新規感染者数は、神戸市「1515人」、姫路市「490人」、尼崎市「668人」、西宮市「468人」、明石市の「166人」。県所管(36市町)分として「996人」でした。
新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の亜種「ステルスオミクロン」(PCR検査での検出が困難なことから命名)の流行で、第6波のピークアウトを待たずに第7波を迎える可能性が出てきています。
21日、英保健安全保障庁はオミクロン株の亜種「BA.2」について、「BA.1」に比べて増殖率が高い可能性があると発表しています。すでにデンマークでは感染者の45%を占めており、最初に南アフリカで発見され、現在では日本も含めて英、米、オーストラリアなど40カ国で確認されています。
「変異株(オミクロン)」には、親株のほか「BA.1」「BA.2」「BA.3」という3つの亜種が確認されています。現在日本で流行している「BA.1」が、第6波の引き金となりました。
26日、国内で少なくとも27例の亜種が見つかっていたことが国立感染症研究所の集計で報告されています。インドやフィリピンなどの帰国者から「BA.2」は検出されており、市中感染していると考えられています。完全に置き換わるのは時間の問題になることでしょう。
26日の米ダウ工業株30種平均株価は続落し、前日比129ドル64セント(0.38%)安の3万4168ドル09セントで取引を終えています。
前日夕に発表した決算が好感されたソフトウエアのマイクロソフトが大幅高となり、ダウ平均は午前には500ドル強上げる場面がありましたが、午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、<パウエル>米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が始まると長期金利が上昇、ダウ平均は急速に伸び悩んで下げに転じています。
(FOMC)の声明では「2%を優に超える物価と力強い労働市場を踏まえ、委員会は政策金利の誘導目標の引き上げがまもなく適切になるだろう」と次回3月の会合での利上げ開始を示唆しました。併せて「(FRB)のバランスシートの規模縮小に関する方針」を公表し、利上げ開始後に資産圧縮を実施する方針を示しました。
14時半に<パウエル>議長が記者会見が始まると売りが優勢になり、ダウ平均は下げに転じました。議長はインフレ加速に加え、労働市場の強さを強調し、金融引き締めに前向きな姿勢を見せています。前日終値は(1.77%)だった長期金利が一時(1.85%)に上昇したのも、高PER(株価収益率)銘柄の重荷となりました。
25日(日本時間26日)、全米野球記者協会の記者投票で決まる今年の米野球殿堂入り表彰者が発表され、歴代最多762本塁打(2007年8月7日)の<バリー・ボンズ>(57・元ジャイアンツ)は66%の得票率で、有資格最終の10年目も殿堂入りラインの75%に届きませんでした。
<バリー・ボンズ>は禁止薬物の規制が厳格でなかった時代に活躍。薬物疑惑が浮上する以前にも十分な実績を残していたことから、資格最終年が近づくにつれて殿堂入りを後押しする声が大きくなっていました。
今回の発表直前にも、スポーツ専門局ESPN(電子版)が「落選すれば歴史を保存する使命を持つ殿堂の失敗を意味する」と特集するなど注目されましたが、現役時代にかけられた禁止薬物使用の疑惑が最後まで重くのし掛かり、「ステロイド時代の代表格」のイメージを払拭(ふっしょく)することはできませんでした。
殿堂入り選手らで構成する時代委員会の投票で選出される可能性は残されてはいますが、米メディアは史上最高の選手が殿堂入りしない異常性をそろって報道しています。
片や、2003年に実施された薬物検査で陽性反応を示していたと報じられたこともある<デービッド・オルティス>が1年目で殿堂入り。投票の判断基準に対する議論は今後も続きそうです。
【 レギュラーガソリン店頭価格の推移 】
26日、経済産業省が発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの給油所店頭価格(24日時点)は、全国平均で前週比1円80銭高くなり約13年4カ月ぶりの高値170円20銭となっています。
平均価格が170円を上回ったことで、政府は27日からガソリン価格の高騰抑制策を発動させます。
抑制策は、ガソリンなどの店頭価格高騰を緩和するため、石油元売り会社などに補助金を支給して給油所への卸価格を抑えます。27日以降、ガソリンや灯油など1リットル当たり3円40銭の補助金が給付されます。
日本エネルギー経済研究所石油情報センターによりますと、抑制策の効果で大手元売り各社の27日以降の卸価格は前週比で90銭程度下落する見込みです。補助金がなければ、卸価格は2円50銭程度の引き上げとなるはずでした。
25日(日本時間26日)、米疾病対策センター(CDC)は全米で16~22日に新型コロナウイルスへの感染が判明した人の99.9%が「変異株(オミクロン)」によるものだとする最新の推計を発表しています。
米国で初めて「変異株(オミクロン)」の感染確認が公表されたのは昨年12月1日で、2カ月弱でこれまで主流だった「変異株(デルタ)」から、ほぼ完全に置き換わったとみられています。
米国では「変異株(オミクロン)」の急速な拡大に伴い、パンデミック(世界的大流行)以降、最も急激に感染者数が増加しました。(CDC)の集計にりますと、今月中旬に1日当たりの新規感染者数の7日間平均は約80万人を記録。約25万人で過去最多だった昨年1月の3倍以上に増えています。
一方、初期に「変異株(オミクロン)」が流行した北東部や中西部では、ピークを越えたようです。ニューヨーク州の1日当たり新規感染者数は今月初旬に9万人を超えていましたが、24日には約1万2500人となっています。
しかし、全米の死者数は増加し、「変異株(オミクロン)」流行初期の12月初旬に比べ約2倍で、1日当たり約2000人(7日間平均)が亡くなっています。
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