近くの雑木林からでも飛んできたのでしょうか、【セマダラコガネ(背斑黄金虫)】が網戸にとまっていました。
甲虫目(鞘翅目)コガネムシ科スジコガネムシ亜科の昆虫で、体長9ミリほどです。
名称通り上翅に斑模様を持ち、写真の種は頭部と胸部背面に緑色が入る茶褐色系ですが、黒地系 や斑模様がなく全身が真っ黒いタイプもあります。
なんといっても触角の形状が特徴的で、先端の片状部が3つに分かれ、オス(写真)は大きく発達してアンテナ状になり、メスはこの部分が短めです。
道路脇の街路樹として植え込まれている【キョウチクトウ(夾竹桃)】を見て、良く見かける 赤紅色 とは違い、淡い色合いの桃色でしたので目にとまりました。
一般的に 白色 は5枚花弁の一重咲きですが、赤紅色 やこの桃色の花は八重咲きが多いようです。
学名の「Nerium inducum」の名の通り原産地はインド、中国を経て江戸時代中期の18世紀頃に日本に渡来しています。
乾燥や大気汚染に強いということで公園や道路脇に植樹されていますが、【キョウチクトウ】の葉の裏には肉眼では見えませんが窪みがあり、その窪みの内側に毛が密に生えてフィルターの役目を果たし、樹木内に有害物質を侵入させない構造を持っています。
我が国最初のジャズバンド「井田一郎とラッフィング・スターズ」が、プロバンドとして1923(大正12)年4月に神戸で初めて演奏、神戸は「JAZZ発祥の地」として認識されています。
まちの賑わいづくりを考える地域と、神戸で活躍するアーティストを合わせて、神戸のまちをスーテージとみなし、日常的に市民や観光客が音楽に接する環境づくりを進める一環として、神戸空港のロビーで年に何回かライブが行われています。
来る7月11日(土)14:00~15:00、神戸空港ターミナルビル2階出発ロビーにて、入場無料の【神戸空港JAZZライブ】が開催されます。
出演メンバーは、<高橋リエ>(ヴォーカル)・<西田仁>(キーボード)・<阪口典右>(ベース)・<平田正>(ドラム)<山村亜希子>(ゲスト:ヴァイオリン)です。
(ヴォーカル)の<高橋リエ>さんは神戸市出身、2007年からジャズシンガーとして活動を開始、2008年「神戸ジャズ・ヴォーカル・クイーンコンテスト」に初応募で「富士通テン賞」、2009年に「準グランプリ」、昨年の2014年に「グランプリ」を受賞、現在はJAZZライブハウスの老舗 「ソネ」 でレギュラーとして唄われています。
演奏会場が空港の出発ゲートですので、のんびりと演奏を聴いてもらえるのかなと、少しばかり心配してしまいます。
以前にも酒呑み友達の<ペコちゃん>から、【やわらか焼】 をいただきましたが、今回は少し小さめで「抹茶」味でした。
カステラ風に焼き上げた煎餅に「抹茶餡」が挟まれていて、上品な味わいが楽しめました。
激辛スナック菓子として「暴君ハバネロ」が発売されたのは、2003年でした。
本日も仕事の打ち合わせ先の<S所長>さん、辛党のわたしのために【暴君ハバネロ・シビ盛】を用意してくれていました。
2015年5月11日(月)に、コンビニ限定品として発売されています。
【シビ盛】の「シビ」は、どうやら「しびれる」の略語のようで、別添として「しびれる!山椒パウダー」がセットになっています。
前回の 「暴君ハバネロ・ハバ盛」 と同様に袋を開封して「山椒パウダー」を入れ、よく袋を振っていただきました。
スナック菓子としての形状は、ちょうど指輪のリング状ですが、期待したほどの「しびれ」はありませんでした。
「牛バラ」の餡を使用したラーメンは 「牛腩麺」(650円) と表記されていますが、ご飯に餡をかけた単品ものは 「牛バラシチュー入りご飯」(650円) と表記、「鶏のから揚げ」が付くセットは、「牛バラご飯セット」(750円)と、なぜか微妙に表記が違います。
前回食べた 「肉飯」(600円) と同様にたっぷりの具材が盛られ、いい塩梅の餡の味付けに食欲が進みます。
「鶏のから揚げ」も柔らかく、「牛バラご飯」の口直しにちょうどいい味わいでした。
一目見て、「すがすがしい」気分に浸れました<佐々木房甫>先生の<生け花>でした。
写真ではなかなかうまく雰囲気が伝わりませんが、淡い桃色の「グラジオラス」のみでの構成で、<落とし花留め>が使用されていました。
花茎と葉との絶妙な形と、明るい青色の花器と合う水の清らかさが映え、これぞ<生花>といった雰囲気が漂っていました。
道路脇に蔓が伸びて大きく成長していますマメ科の「クズ」ですが、カメムシ達の好物です。
昨日は、「マルカメムシの幼虫」 を紹介しましたが、今日も何かいないかなとしゃがんで観察していましたら、【ホシハラビロヘリカメムシ(星腹広縁亀虫)】が膝の上にとまりました。
なぜかカメムシ類が好むフェロモンでもあるのか、手に 「ノコギリカメムシ」 やスニーカーのつま先に 「ウシカメムシ」 などが寄ってきてくれます。
カメムシ目(半翅目)ヘリカメムシ課ヘリカメムシ亜科の昆虫で、体長15ミリほどの大きさで、不完全変態の幼虫は黄緑色をしています。
褐色で、背面中央部に小さな黒点が1対あり、腹部側面には不明瞭な縞模様を持ち、円筒形の触角が特徴的です。
道路脇に植えられている【マユミ(真弓・檀)】の枝に、熟成中の実を見つけました。
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、原産地は日本・中国、樹質は硬いですが柔軟性がある為に、昔この木を用いて弓を作ったのが名前の由来です。
現在ではコケシや将棋の駒、印鑑・櫛などに利用されています。
5~6月頃に今年伸びた新しい枝の基部から集散花序を出し、雌雄異株、花径1センチほどの淡い緑色の4弁花を咲かせますがあまり目立ちません。
秋に熟す蒴果は一般的には濃紅色をしていますが、品種により白・薄紅色もあります。
熟した実は4つに裂け、ニシキギ科特有の仮種皮に包まれた赤種が顔を出し、「ヒヨドリ」や「メジロ」などが餌として啄みに訪れます。
以前に読んだ著者の仏師<定朝>を描いた 『満つる月の如し』 の時代考証の緻密さに驚くと共に、壮大な構成に力量の確かさに感動を覚えました。
本書は、どことなく面白みのあるタイトルに興味を持ってしまいました。
主人公はタイトルの通り京にて右大臣まで上り詰めたのち、<藤原時平>の計略により大宰府に左遷された<菅原道真>ですが、物語は婿養子でやる気がなく「うたたね殿」と揶揄されている地元官人<龍野保積>の目線で語られていきます。
「学問の神様」と謳われている<道真>ですが、冒頭から嘆き悲しむ哀れな<道真>が登場、そのお相手にと<保積>が任用され、また大宰府の最高責任者「大弐」の地位にある伯父<小野葛絃>を頼ってきた<小野恬子(しずこ)=(小野小町)>を含め<道真>と巻き起こす事件が、笑いと悲哀を交えながら描かれています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ