道路脇に植えられている【マユミ(真弓・檀)】の枝に、熟成中の実を見つけました。
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、原産地は日本・中国、樹質は硬いですが柔軟性がある為に、昔この木を用いて弓を作ったのが名前の由来です。
現在ではコケシや将棋の駒、印鑑・櫛などに利用されています。
5~6月頃に今年伸びた新しい枝の基部から集散花序を出し、雌雄異株、花径1センチほどの淡い緑色の4弁花を咲かせますがあまり目立ちません。
秋に熟す蒴果は一般的には濃紅色をしていますが、品種により白・薄紅色もあります。
熟した実は4つに裂け、ニシキギ科特有の仮種皮に包まれた赤種が顔を出し、「ヒヨドリ」や「メジロ」などが餌として啄みに訪れます。
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