<ペコちゃん>からのおすそ分け(143)【やわらか焼】@菊水總本店
5月
21日
神戸港開港に伴い、1868(明治元)年に、湊川神社正門前に「お茶飲処 お饅頭屋」として創業、1872年に神社の社殿が完成した時に<楠正成>の姿を焼きいれた「瓦せんべい」を売り出し、長く神戸の土産品として親しまれてきました。
和菓子離れの影響を受け売り上げが低迷、地元企業の<UCC>の支援を受けていましたが、2010年1月をもって廃業、元社員の奮起で同年3月16日から再開しています。
この【やわらか焼】は、直径20センチ弱の大きさがあり、「瓦せんべい」の風味そのままにカステラ風に焼き上げた煎餅です。
柔らかいしっとりとした口当たりが、硬い「瓦せんべい」とはまた違った味で楽しめました。