日経平均株価(12月11日)終値5万0148円82銭
12月
11日
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比293円91銭(0.58%)安の5万0308円89銭と前場の安値引けとなりました。
米連邦準備理事会(FRB)は10日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で(0.25%)の利下げを決めています。同日の米株式相場の上昇を受けて日経平均は高く始まりましたが、材料出尽くし感から次第に持ち高調整の売りが優勢になりました。
10日、米オラクルが発表しました2025年9〜11月期決算は売上高が市場予想に届かず、オラクル株は同日の時間外取引で急落でした。オラクルと事業で協力するソフトバンクグループも下げ幅が一時(8%)を超えるなど大幅安となりました。
株式市場の重要イベントとされていた(FOMC)が終わり、市場では目先の焦点は18〜19日の日銀の金融政策決定会合に移っています。利上げの織り込みは進んでいますが、結果を見極めたいとの雰囲気は根強くあります。循環物色を繰り返しながら、利益確定売りと押し目買いを繰り返し、方向感のない展開が続いています。
商社などバリュー(割安)株や、前日に下落したアドテストなど半導体関連株の一角には買いが入り、日経平均を下支えしました。
終値は、前日比453円98銭(0.90%)安の5万0148円82銭で終えています。









yumirou