5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比1467円73銭(2.71%)高の5万5713円27銭でした。上げ幅は一時2300円を超えています。前日までの3営業日続落で4600円あまり下落していた反動で、自律反発狙いの買いが優勢でした。中東情勢を巡る警戒がいったん薄れ、前日の米欧株式相場が上昇した。5日のアジア市場で前日に(12.06%)急落しました韓国総合株価指数(KOSPI)が戻していることも買いを誘いました。
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発でした。とくに米半導体大手エヌビディアをはじめハイテク株の上昇が目立ちました。同日に市場予想を上回る業績見通しを発表した米半導体大手ブロードコムの株価は時間外取引で値を上げています。5日の東京市場でも人工知能(AI)・半導体関連銘柄に買いが波及し、相場全体をけん引しました。
米国・イスラエルとイランの応酬は続き、4日には米潜水艦がイランの軍艦を撃沈したことが明らかになりました。4日、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はイランの情報機関が攻撃を受けた翌日に米中央情報局(CIA)と間接的に接触していたと報じました。停戦の条件などを議論することを求めていたといい、米・イスラエルとイランの対立が長期化するとの懸念がやや後退しています。米メディアによりますと、イラン側は(NYT)の報道を否定しているとも伝わり、なお警戒感は残ります。
米国とイスラエルによる軍事作戦が現行のイラン政府の弱体化を目的としているならば、短期間で収束するかは見通しにくい。イラン情勢を巡る不透明要因は拭えておらず、株価は日替わりで上下を繰り返す動きがしばらく続く灯られ、5日の日経平均も上値では利益確定売りに押され、前引けにかけては上げ幅を縮小しています。
13時過ぎには上げ幅を600円台に縮小し、5万5000円を割り込む場面がありましたが、再び押し目買いを入れる動きが強まりました。
終値は4営業日ぶりに反発し、前日比1032円52銭(1.90%)高の5万5278円06銭で終えています。