米「つなぎ予算案」上院通過
11月
11日
9日夜、米上院は「つなぎ予算案」の修正案に関する討論終結動議を賛成60票、反対40票で可決しました。修正案の上院通過は確実となりました。下院でも可決された後、<トランプ大統領>の署名により成立します。
政府機関の一部閉鎖は解除に向け、大きく前進した形です。空港管制官の欠勤で航空便の欠航増加など混乱が広がる中、上院は週末返上で打開へ動きました。今週中の政府再開を目指します。
予算切れにより、先月1日から続く政府閉鎖はこの日、40日目となりました。修正案の期限は来年1月末まで。農業や退役軍人関連などの2026会計年度(25年10月~26年9月)歳出法案が含まれ、<トランプ政権>が閉鎖中に行った政府職員解雇も撤回されます。一方、野党民主党が求めていた医療保険制度(オバマケア)への補助の1年間延長は盛り込まれませんでした。
民主党上院トップの<シューマー院内総務>は補助失効で「多くが医療保険を失う」と懸念しています。多数の民主党議員が反対票を投じました。ただ、一部が職員解雇撤回などを評価し、賛成しています。(オバマケア)への補助に対しては、<トランプ米大統領>がSNSで「保険会社への『棚ぼた』だ」と批判。「直接国民に支給するべきだ」と訴えています。










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