『月のこおり』@<堂野アキノリ>監督
11月
16日
写真家とジャズシンガーの9年間に及ぶ大人の切ない恋を描いた『月のこおり』が、2025年11月21日より公開されます。
北海道・札幌の専門学校で特別講師として写真の講義をした写真家の「北村竜次」は、ジャズシンガーを目指す生徒「小春(すみれ)」と出会います。歌っている姿を撮ってほしいと頼まれた「竜次」は、ジャズクラブに「小春」のライブを見に行きます。東京で妻と娘と暮らす「竜次」ですが、「小春」の才能に魅了され、毎年、「小春」を撮った写真の個展を札幌で開催するようになります。
「小春」のステージを撮り続け、個展が9回目を迎えた春、ギャラリーのオーナー「吉岡」から、ギャラリーを閉めることを伝えられます。毎年続いてきた撮り・撮られる関係が終わるかもしれないことを予感するふたりでした。一抹の寂しさを抱えながら「小春」はステージに立ち、秘めた気持ちを歌に込めて観客に届けます。一方、「竜次」はそんな「小春」の姿を黙々と撮り続けます。9年間、少しずつ変わっていく「小春」の姿をカメラに収めてきた「竜次」は、会うたびに「小春」から就職や結婚の報告を受け、彼女の人生が進展していることを感じていました。
しかし個展の最終日、「小春」の専門学校時代の友人たちが現れ、実は「小春」が結婚していないことを知ります。個展を終え、東京へ戻った「竜次」は悶々とした気持ちを抱え続けてます。そんななか、娘が一人暮らしを始めることになり、妻からは離婚を切り出されます。「竜次」はずっと蓋をしてきた自分の本当の気持ちと向き合い、答えを出します。
「北村竜次」に<今井翼>、「小春」に<すみれ>、「竜次の妻」に<宮地真緒>、「竜次の娘」に<深尾あむ>、<内木志>、<安保卓城>、<佐藤広大>、「吉岡」に<近藤芳正>が出演、監督は、『右へいってしまった人』(2023年12月01日公開)の<堂野アキノリ>が務めています。
「北村竜次」に<今井翼>、「小春」に<すみれ>、「竜次の妻」に<宮地真緒>、「竜次の娘」に<深尾あむ>、<内木志>、<安保卓城>、<佐藤広大>、「吉岡」に<近藤芳正>が出演、監督は、『右へいってしまった人』(2023年12月01日公開)の<堂野アキノリ>が務めています。







