日経平均株価(12月15日)終値5万0168円11銭
12月
15日
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前週末比744円45銭(1.46%)安の5万0092円10銭でした。
前週末12日の米株式市場で人工知能(AI)投資を巡る懸念からAI・半導体関連が大幅安となり、東京市場でもアドテストやソフトバンクグループ(SBG)に売りが膨らんでいます。医薬品などディフェンシブ株や日銀の利上げ観測を背景に銀行株には買いが入っています。
前週末の米市場では、オラクルがオープンAIに提供するAIデータセンターについて一部施設の完成時期を2027年から2028年に延期するとの米ブルームバーグ通信の報道を受けて、AI投資を巡る懸念があらためて広がりました。
決算を受けた半導体のブロードコムも大幅下落でした。ほかの半導体関連にも売りが広がり、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は(5.10%)の下げとなりました。東京市場でも値がさの半導体関連などが売りに押されています。
寄り付き前に日銀が発表しました12月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業・製造業が(プラス15)と3四半期連続で改善でした。「今週の日銀金融政策決定会合での利上げを後押しする内容だった」との受け止めが広がりました。長期金利の一段の上昇に警戒もあるなかで、日経平均を押し上げる材料にはなりませんでした。一方、三菱UFJなど3メガバンクは上昇でした。陸運や小売りも買われています。
終値は、前週末比668円44銭(1.31%)安の5万0168円11銭で終えています。









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