22日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。米国がイランとの停戦期間の延長を決め、両国の協議が続くとの観測から買いが入りました。
米東部時間21日夕、<トランプ米大統領>は、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」でイランとの停戦を延長すると発表しました。「協議が終了するまで停戦を延長する」として、具体的な期間に言及していません。
22日、米ニュースサイトのアクシオスは関係者の話として、<トランプ米大統領は「3〜5日間」の停戦延長を想定していると報じています。協議の進展を巡っては不透明感が根強くあり、軍事衝突が激しくなる展開はひとまず避けられたとの見方があり、株式相場を支えているようです。
2026年1〜3月期決算の発表が本格化しています。市場の想定より業績が底堅いと評価された銘柄に買いが入っています。ダウ平均の構成銘柄ではボーイングが高く、22日朝発表しました四半期決算で特別項目を除いた1株損失が市場予想より小さく、好感した買いが優勢になりました。
22日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は上昇しています。この日から期近物となった6月物は一時「1バレル=92ドル台」と、前日終値(89.67ドル)を(2%あまり)上回りました。
22日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は、ホルムズ海峡で3隻の船舶が攻撃を受けたと報じました。イランの革命防衛隊が商船2隻を拿捕したとも伝わっています。供給懸念を背景に原油価格が上昇していることは投資家心理の重荷となっています。
ダウ平均株価は、前日比340ドル65セント(0.69%)高の4万9490ドル03セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比397.60ポイント(1.64%)高の2万4657.57で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比73.89ポイント (1.05%)高の7137.90で終え、最高値を更新しています。