『Mr.ノーバディ2』@<ティモ・ジャヤント>監督
10月
13日
世界を熱狂させました〈何者でもない男(NOBODY)〉が、4年ぶりに帰ってきます。映画「ジョン・ウィック」シリーズの製作陣が手がける痛快ハードボイルド・アクションの続編『原題:NOBODY 2』が、邦題『Mr.ノーバディ2』として、2025年10月24日に全国公開されます。
前作『Mr.ノーバディ』(2021年)は、平凡で冴えない父親が実は超一流の殺し屋だったというギャップと〈怒り〉をユーモラスに描いたアクションが話題を呼び、異例のスマッシュヒットを記録。ストレス社会に生きる人々の共感を呼んだ〈最強のおじさん映画〉として熱狂的な支持を集めました。
続編では、前作のロシアン・マフィアとの死闘から4年、組織が肩代わりした借金の返済のため、休日も返上して任務をこなす日々を送る主人公の「ハッチ・マンセル」(ボブ・オデンカーク)。一方で、妻「ベッカ」(コニー・ニールセン)や2人の子どもたちとの関係は冷え切り、修復のために家族旅行を計画しますが、旅先の寂れたリゾート地は、裏社会を支配する〈容赦なき女帝〉「レンディーナ」(シャロン・ストーン)の支配下にありました。地元保安官との些細なトラブルをきっかけに、ハッチ一家は巨悪組織を相手にした壮絶な全面戦争へと巻き込まれていきます。
予告映像は、バカンス中の主人公「ハッチ」が、家族との穏やかな時間を過ごすはずのダックボートでの乱闘を皮切りに、駐車場ではマチェーテ(鉈)を振りかざす敵との激しい肉弾戦が繰り広げられる。さらに、敵アジトを大爆破したかと思えば、夜の遊園地では覆面の傭兵たちに〈アトラクション殺法〉を炸裂させるなど、息つく間もない展開が続きます。そして前作で共闘した謎多き「ハッチ」の兄弟「ハリー」(RZA)も再び参戦。日本刀で敵の銃を両断する圧巻の剣技を披露するなど、前作を遥かに凌駕するスケールのアクションが次々と展開していきます。