「1ドル=156円55銭~156円59銭」
5月
1日
4月30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに大幅に反発し、前日比3円65銭円高・ドル安の「1ドル=156円60〜70銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=156円20銭」、安値は「1ドル=157円11銭」でした。日本政府・日銀が円買いの為替介入を実施し、円が急騰しています。
30日、日本経済新聞電子版は「政府と日銀は30日、円買い・ドル売りの為替介入を実施した」と報じています。政府関係者が日本経済新聞の取材に対し、為替介入を認めたといいいます。日本政府と日銀による円買い介入は2024年7月以来となります。米東部時間30日朝には「1ドル=155円50銭」と、3月上旬以来、約2カ月ぶりの高値を付けています。
米国とイランの緊張関係が長期化するとの懸念から、米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近6月物は、30日未明に「1バレル=110ドル台後半」と期近物として約3週間ぶりの高値を付ける場面がありました。エネルギーを輸入に頼る日本の貿易赤字が拡大するとの見方から、円相場は同日の東京市場で一時、「1ドル=160円72銭」近辺と2024年7月以来の円安・ドル高水準を付けていました。
円買い介入を受けて、市場では、来週は日本の連休も控え、日銀がまた円買い介入に動くか読めないため、投資家が円売りを控えるという抑止力につながりました。
30日の米原油先物市場ではWTIの期近6月物が前日比(1.7%安)の「1バレル=105.07ドル」で取引を終えています。原油高がエネルギー輸入依存度の高い日本の貿易収支を悪化させるとの過度な懸念が後退し、米長期金利が前日比(0.06%低い)「4.37%」で終えて低下したことも、日米金利差の縮小につながり、円相場を支えました。






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