日経平均株価(10月17日)終値4万7582円15銭
10月
17日
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比450円43銭(0.93%)安の4万7827円31銭でした。
米地銀の信用不安問題を背景に16日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも幅広い銘柄が売りに押されました。円相場の強含みを受けた輸出関連株の下げも目立ちました。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落し、終値は前日比301ドルオ7セント(0.65%)安の4万5952ドル24セントでした。銀行業界の健全性を巡る懸念から米金融株が下落し、17日の東京市場でも三菱UFJやみずほFG、三井住友FGなど銀行株に売りが波及しています。円相場が「1ドル=150円台」に上昇したことを受け、トヨタなど自動車株も下げています。市場では、年金基金によるリバランス(資産配分の調整)を目的とした売りが出たとの見方も出ています。
日経平均は朝安後、急速に下げ渋る場面がありました。市場では、日本株の先高観は根強くあり、相場の流れに乗るトレンド・フォロー戦略の商品投資顧問(CTA)による株価指数先物への買いが入ったとみられています。
終値は、前日比695円59銭(1.44%)安の4万7582円15銭で終えています。