日経平均株価(11月17日)終値5万0323円91銭
11月
17日
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前週末比365円(0.72%)安の5万0011円53銭でした。
前週末14日のダウ工業株30種平均株価が下落したのを受け、日本株にも売りが先行しました。中国外務省が中国国民に対し日本への渡航を控えるよう呼びかけたのをきっかけに、インバウンド(訪日観光客)関連銘柄に売りが膨らんでいます。ファストリテイリングが1銘柄で約270円、日経平均を押し下げています。
14日、中国外務省は中国国民に対し日本への渡航を当面控えるように注意喚起しました。7日、<高市早苗首相>が台湾への武力攻撃が起こった際に「存立危機事態になり得る」と答弁したことに対する反発とみられています。中国訪日客の減少につながるとの懸念から、JALやANAHDなどの空運、良品計画や三越伊勢丹などの小売り関連株に売りが出ています。
日経平均株価は小幅高に転じる場面もありました。節目の5万円近辺で押し目買いが入りやすくなりました。前週末に大きく下げたソフトバンクグループ(SBG)や東エレク、アドテストなどの半導体関連銘柄に買い戻しが入り、指数を支えています。
終値は、前週末比52円62銭(0.10%)安の5万0323円91銭で終えています。








