「1ドル=156円74銭~156円76銭」(2月9日)
2月
9日
9日の東京外国為替市場で、円相場は続伸でした。17時時点では前週末の同時点に比べ31銭の円高・ドル安の「1ドル=156円57〜59銭」で推移しています。8日投開票の衆院選で自民党が圧勝し、<高市早苗首相>の積極財政が日銀に早期利上げを促すとの観測から円買い・ドル売りが入りました。日本の通貨当局による為替介入への警戒感も支えとなり、円相場は「1ドル=156円22銭」近辺まで上昇する場面もありました。
衆院選では自民党が単独で3分の2を超える議席を獲得し、日本維新の会を含む与党は参院が否決した法案も衆院で再可決することが可能となりました。<高市政権>が積極財政を推し進めれば景気や物価が上振れし、日銀の追加利上げの時期も早まるとの思惑が円買い・ドル売りを誘っています。
<三村淳財務官>は9日朝、円相場について「いつも通り市場を高い緊張感を持って注視する」などと語りました。市場では一段と円安が進めば日本の通貨当局が円買い介入に踏み切ると警戒する市場参加者が多く、次第に円の売り持ちを解消する動きが広がったのも相場を押し上げています。
早朝に円相場は「1ドル=157円台後半」に下落する場面もありました。衆議院選挙の結果を踏まえて<高市早苗首相>が選挙公約に掲げた消費税減税が実現すれば、日本の財政悪化につながるとの思惑から円売り・ドル買いが先行。9日の東京株式市場で日経平均株価が最高値を更新するなど日本株が騰勢を強めるなか「低リスク通貨」とされる円には売りも出やすくなっています。








