先ほどは、「未生流(庵家)」家元 <佐伯一甫> の 作品 を紹介しましたが、これは兵庫県いけばな協会会長でもある 【未生流中山文甫会】家元<中山高昌>の作品です。
ファイヤーストームに用いられる薪組を連想させますが、太い幹回りの部材を下側に組み、上に行くほど細い部材になり、高さは5メートルを超えています。
<生け花>というよりは<生け木>といった感じで、「いけばなは過去のものであってはいけない」という<未生斎一甫>の教えを思い出すと共に、「格花」と呼ばれる二等辺三角形を基本構図とする姿が、観てとれました。
2年に一度「港で出合う芸術祭 神戸ビエンナーレ」が開催され、 「元町アートマルシェ」 や 「成田一徹切り絵展」 などが関連事業として開催されていますが、元町高架下の空き店舗を利用して、『いけばな未来展・野外展』が、9月19日(土)から11月23日(月・祝)12:00~18:00の期間、種々の流派が交代されて開催されています。
一般的な盛花や瓶花ではなく、「アート」的な作品が並び、これも<生け花>なのだと見学してきました。
写真の作品は、今年1月10日にホテルオークラ神戸にて【未生流(庵家)】の第10代目家元の継承披露祝賀会が行われた<佐伯一甫>さんの作品で、高さは4メートル近いキノコ型をしています。
大空間を使ったオブジェとして、迫力ある表情で迫ってくる作品でした。
調理の基本となるニンニクや鷹の爪が大好きですので、スパゲッティの【ペペロンチーノ】も当然大好物で、<ファルコンシェフ> としてよく作る一品です。
パッケージ(8センチ☓12センチ)の裏面に、「シンプルなソースですので、具材を加えるなどお店でのアレンジも可能です」と書かれてありましたので業務用に使用されているのかなと考えながら、<ピーマン・ベーコン・鷹の爪>をフライパンで炒めて下準備、茹で揚げたスパゲッティを移し入れ、本ソースをからめて完成です。
オリーブオイルと唐辛子の輪切りだけのシンプルなソースでしたので、具材を用意したのは大正解でした。
<ファルコンシェフ>の【ペペロンチーノ】では、かなりの量の<ニンニク・鷹の爪>をいれますが、それに比べると<ニンニク>の味わいが弱い感じでした。
また、<パセリ>のみじん切りが入っていましたが、濃い青々とした色ではなく、色あせたパセリがポツポツと点在する景色は、おいしそうには見えませんでした。
今朝の朝食は、【ダンマルシェ】の「パストラミビーフベーグルサンド」(280円)で、「ローストビーフ」が大好き人間としては、この「パストラミビーフ」も目がありません。
現代のような冷蔵技術がない時代に、牛肉を塩漬けしてから燻製することによって、保存性を高めた調理方法です。燻製した後に、粗挽き胡椒・ニンイク・コリアンダー・パブリカなどの香辛料で味付けされています。
本来は牛の「肩ばら肉」を用いますが、豚肉や鶏肉、七面鳥などの肉も用いられますので、「パストラミビーフ」として呼び分けています。
もちっとした「ベーグル」と、香辛料の風味味の「パストラミビーフ」が良く合い、おいしくいただきました。
日本の「国蝶」は、日本昆虫学会が1957(昭和32)年にタテハチョウ科の「オオムラサキ(大紫)」と決めていますが、【ナミアゲハ】は次点の獲得数でした。
1933(昭和8)年、「国蝶」を決めようという話が持ち上がり、選択の基準としては、
* 日本全体的に分布していて、簡単に見られる種類であること。
* 誰でも知っている種類であること。
* 大型で模様が鮮明、飛び方など日本的な種類であること、でした。
選定当時の環境では「オオムラサキ」は身近な<蝶>だったのかもしれませんが、残念ながら経年的に貴重な種となり、いまだ遭遇する機会はありません。
空き地の野草の合い間から、【イヌタデ(犬蓼)】の実が風に揺れていました。
タデ科イヌタデ属の一年草で、赤桃色の小さな実を見立てて「アカマンマ」とも呼ばれ、俳句では「犬蓼の花」や「赤まんま」は秋の季語です。
秋に茎の先端から1~5センチ程度の花穂を出し、花を密に咲かせます。
花そのものよりも、花後に出来る赤桃色の果実が目立ち、熟した果実は黒っぽい色ですが、その外側に赤桃色の<蕚>が果実を包んでいます。
花弁はなく、花のように見えるのは<蕚>で、<蕚>は5つに深く裂けて花弁のように見えています。
2011年3月、著者<三上延>により『ビブリア古書堂の事件手帳』が発刊され、第1巻 「~栞子さんと奇妙な客人たち~」、第2巻 「~栞子さんと謎めく日常~」、第3巻 「~栞子さんと消えない絆~」と、どれも連作短篇形式で物語は続いています。
神奈川県北鎌倉の簡素な住宅街でひっそりと古書店を営む美麗の<栞子>を主人公とし、客が持ち込む古書にまつわる謎を、博識の知識でもって謎を解決していきます。
本書は、上記のそれぞれの連作短篇に登場する実在の書籍の抜粋を、12冊分集めたアンソロジーです。
社会人になってから久しく読んでいない<夏目漱石>や<太宰治>・<宮沢賢治>など、懐かしく読み返しました。
面白いことに『ビブリア古書堂の事件手帳』は(メディアワークス)の発行ですが、本書は(角川書店)の企画であり、解説は著者の<三上延>が担当、表紙のイラストもシリーズと同じ作家の<起島はぐ>さんが担当されています。
昼間はまだ半袖で十分ですが、夕方になると秋らしい感じが漂い出しました。
まずは、いつも通り冷蔵庫の半端物を利用して<鶏肉>を使った【チキンスープ】で、黒胡椒たっぷりの味付けにしています。
スープに<じゃがいも>を使いましたので「ポテトサエアダ」ではなく、【玉子サラダ】にしましたが、これまた胡椒を効かせています。
<手羽中>をグリルで塩焼き、<ピーマン・玉ねぎ>を入れて、【豚肉生姜焼き】です。
今宵も肉と野菜のバランスを考えて調理していますが、どれもおいしくいただきました。
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名称通り曇り空のときや夕方、薄暗い林内や林の周辺でよく見かけ、花にはほとんど寄りつくことなく、樹液や果実などによく集まる【ヒカゲチョウ(日陰蝶)】です。
日本固有種だけに、元気な姿を見かけますと、それだけでなんだか安心してしまいます。
「ヤマトシジミ」と「シルビアシジミ」 は裏翅の黒点の違いで種が分かれますが、裏翅の蛇の目紋の違いで、本種も姿が良く似た「クロヒカゲ」と区別でき、期待しながら撮影していますが、いまだ「クロヒカゲ」とは遭遇できていません。
「ナミアゲハ」 や 「アオスジアゲハ」 のように目立つ翅模様ではありませんが、優しい茶褐色の翅の色合い、優しそうな眼が印象的な【ヒカゲチョウ】です。
前回の<田中とき子>先生の <生け花> は、黄色の「菊」の5本使いでした。
今回は白色の「菊」を5本用いています。
同じ「菊」を用い同じ構成ですが、黄色の花色と濃い緑色の葉の対比の方が、存在感があるようにおもえました。
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