物語の舞台は、文化13(1816)年頃の第11代将軍徳川家斉の治世です。
江戸は千駄木町の庭師一家「植辰(うえたつ)」で、浮浪児として7歳の時に親方の<辰蔵>に引き取られ、修業中の<ちゃら>が主人公です。
生まれた在所も名前も分からない孤児として、「ちゃんちゃらおかしい」が口癖で、そこから<ちゃら>と呼ばれています。
「植辰」には、親方の娘<お百合>、庭師の<福助>、庭石の専門家<玄林>がおり、家族的な雰囲気の中で職人としての仕事をこなしているのですが、<辰蔵>の京都での修業中に関係ある<白陽>の登場で、物語は一変ミステリーな雰囲気に包まれていきます。
作庭が絡む話しですので、大好きな木々や植物の名前、庭に対する職人の考え方などが生き生きと描かれてており、これは素敵な作家と巡り合え、今後の作品に要注意です。
お寿司屋さんの業界用語の「ゲソ」ですが、もうどこの居酒屋さんでも「イカの足」などの表示を見ることはなく、隠語(符牒)としての意味合いは薄れてしまいました。
「あがり」・「ムラサキ」・「おあいそ」などもよく使われている言葉で、隠語と呼べなくなってしまいました。
ビールの肴として、「ゲソの塩焼き」(280円)か「ゲソのバター焼き」(280円)とで悩みましたが、<はまちゃん>から塩味の 「枝豆」 をおすそ分けとしていただいていますので、「バター焼き」に決定です。
コリコリとした「イカの足」で、今宵もおいしくビールをいただいてきました。
今宵も立ち呑み「鈴ぎん:福寿」にて、<はまちゃん>から半端に残った【枝豆】を、おすそ分けとしていただきました。
【枝豆】には、アルコールの分解を助ける<メチオニン>という成分が含まれていますので、お酒のお伴として理にかなった肴です。
また<ビタミンB1>も豊富で、スタミナ不足の解消や疲労回復に効果があり、<カリウム>は体内の塩分を分解する働きを持ち、利尿作用に貢献しています。
反面、尿酸値を高める<プリン体>も含み、<食物繊維>は便秘解消には有効ですが、食べすぎますとお腹がゆるくなり、<カロリー>も高めです。
肴としての【枝豆】にも良い面と悪い面があり、食べ過ぎには注意しなければいけませんが、おすそ分けの分量では、良い面だけの効果がありそうです。
日替り定食(650円)の内容にあまりピンと来ませんでしたが、新しいセット(定食)として、「チャーシュー丼らーめんセット」(700円)が出ていましたので、扉を開けました。
注文品がでてくるあいあだ、壁に貼られてある「生ビールセット」のメニューを見て驚きました。
生ビール一杯に「前菜3種盛り合わせ」、10品ある料理から2品が選べる、 「生ビールセット」 (980円)がお得感十分で、すでに8品制覇しており、あと1回で全料理制覇でしたが、なんと(1180円)に値上がりしており、制覇は諦めました。
【翠苑】さんの「チャーシュー」は、とろりとした柔らかいものではなく、はっきりとした肉質で、 <八角>の味が良く効いてわたし好みです。
「ラーメン」にも「チャーシュー」が入っていますので、好みの味が楽しめたお昼ご飯になりました。
それにしても、「日替り定食」(650円)や「セットメニュー」(700円)の値段はそのままだけに、「生ビールセット」(980円 → 1180円)の値上がりは、残念でなりません。
「メトロこうべ」の(神戸タウン)側にあり、卓球用品を販売している<T.T.S (テーブルテニスショップ)Takahashi(タカハシ)>さんの宣伝ポスターです。
以前にもこの<T.T.S Takahashi>さんの 宣伝ポスター を<神戸ご当地(198-8)>として紹介していますが、2種類目になります。
卓球競技をしませんので、ボールの直径が40ミリだということと、「シェイクハンド」タイプと「ペンホルダー」タイプがあることぐらいの知識しかなく、「ラケット」の基準としてルールがあるのは当然のことだと改めて教えられました。
「ラケット」として約300種類、貼るラバーは約100種類ほどあるようで、自分に最適な「ラケット」を探すだけでも気が遠くなりそうです。
樹高1メートル程の鉢植えでしたが、大輪の春咲きの<ボタン(牡丹)>を見つけました。
ボタン科ボタン属の落葉小低木で、原産地は中国、野生種としては5種ほどが自生しています。
日本には奈良時代に渡来、<弘法大師>が持ち帰ったとの説もあります。
同じ属には「シャクヤク(芍薬)」があり、良く似た花姿です。英語ではどちらも「Peony」と呼ばれ、学名の「Paeonia」はギリシア神話の「医の神=Paeon」に由来しています。
<ボタン>は木本植物、「シャクヤク」は冬期に地上部が枯れる多年生の草本植物です。また<ボタン>は枝分かれして横に広がりますが、「シャクヤク」は枝分かれせずに茎が真っ直ぐに伸びています。
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