物語は、いまや駅から遠く古臭い環境になってしまっている、昭和40年代に建てられた団地が舞台です。
ある日サラ金ローンで夜逃げしてきたキャバクラ嬢の<絵里>は、高校の同級生で中退した<朱美>の部屋に転がり込んできます。
団地にはそれぞれの人生の過程で、最愛の夫や妻を不慮の事故や病気で亡くした高齢者たちが、ひとり寂しく人生の思い出をかみしめながら生きてゆく姿が、6話の連作短篇として納められています。
<人生の明日にいったい何が待っているのかは、誰にも予測できない>との文章が出てきますが、それだからこそ前向きに生きなければという著者のエールを感じ、また人間関係がいかに大事かを知らしめてくれる心温まる一冊でした。
常連客として通っております立ち呑み「鈴ぎん:福寿」も、大瓶ビールが10円上がり(500円)となってしまいました。
今宵は、閉店した <うなぎ「かもじま」> を通り過ぎて、ビールは少し高めですが肴は良心的な値段の【尾張屋】さんに足を向けました。
いつも定番の「鰯の酢」と「バサの天ぷら」は、外せない好物です。
「バサの天ぷら」を揚げてもらっている間のつなぎとして、「わけぎのぬた」です。
<イカ>だけでなく、<バカガイ>も入っており、いい酢味噌の和え具合でおいしくいただいてきました。
高校生時代、高速神戸駅までの通学路の途中に「鬼平コロッケ」(長田神社前店)があり、帰宅時によく「コロッケ」を買って食べていました(長田神社前店)は、40年経った今も健在で営業されています。
須磨の板宿商店街の西部に「鬼平コロッケ」(板宿店)が先月開店しています。
看板メニューの「コロッケ」1個(50円)の値段は変わることなくそのままなのは、嬉しいですね。
その場で食べる人が多いのか、カウンターの上には「ソース」を置いてくれています。
水曜日が定休日の【源八寿し南店】ですので、休み明けに訪問してきました。
3月までは(500円)だった「サービスランチ」が、(540円)に値上がりで、「生ビール」を頼みますと、千円では足りないお勘定になってしまいました。
メニュー表の価格の書き換えも時間がかかると言うことで、今ある価格が(税抜き価格)として、消費税8%を上乗せするとのことでした。
消費税5%を含んで(500円)のランチでしたのに、すべてが1割を超える値上がりとなる計算で、これからは足を運ぶのを躊躇してしまいそうです。
< 2014年4月3日 >
< 2013年4月6日 >
暖かい日が続き、神戸の街も桜が満開になっています。
山陽東須磨駅に向かう通勤時の途中に「須磨裕厚病院」があり、毎年その玄関前に咲く見事な桜を頭の上に眺めながら、坂道を下るのが楽しみでした。
今年は残念ながら、見事な枝ぶりの桜を見ることが出来ません。
大きく伸びた枝ぶりが、電線に対して影響を及ぼすとのことで伐採されたのだとおもいます。
安全面は確保できて安心ですが、桜の花が散る見事な花吹雪の下を通り抜ける楽しみが、半減してしまいました。
昨日の 「柿屋」 に続き、本日は(神戸タウン)側にあります「みなみ理容チェーン店」としての<メトロ理容>さんのポスターです。
理容院(散髪屋)さんでの散髪は、通常(3800円)前後ですが、この<メトロ理容>は、「早い・安い・キレイ」がキャッチフレーズで、(850円:増税前)という値段です。
ポスター画面の赤色の部分は、赤い文字でガラス窓に書かれた(850円)の「8」と「5」の字体で、うまくその隙間に散髪中の姿を納めています。
ポスターを見て驚きました。
モデルの理髪師のかたは、我が酒呑み友達の<サカモトさん>で、20年以上のお付き合いになります。
キャッチコピーの「切れば切るほど、切れない縁やね」という関西弁が味わい深く、あと先になりましたが「見とこ、行っとこ」は神戸弁の言葉です。
春の日差しを浴び、黄色い花を咲かせています【オニタビラコ(鬼田平子)】です。
仲間の「コオニタビラコ」よりも草丈が20~100センチ程と大きいので【オニタビラコ】との名がつけられていますが、花自体はこちらの方が小さく、まぎらわしい感じがしています。
キク科オニタビラコ属の越年草で、道端や空き地などで自生しており、わずかな隙間があれば <ど根性な植物> の本領発揮でけなげに花を咲かせています。
茎の上部が枝分かれして複散房状に分枝、花径7ミリ前後の多数の花を、春から秋にかけて咲かせますが、温暖地域では周年咲いています。
花は舌状花のみで数は18~30枚程度あり、舌状花の先は5つに裂けています。
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