町の再生を描いた<楡周平>の 『プラチナタウン』 や、生まれ故郷の町長となり村の再生を描いた<佐々木譲>の 『カウントダウン』 と同様に、過疎化の進んだ「止村」の再生を描いたのが本書です。
自分の会社を興すためにIT企業を辞めた<多岐川優>は、一時の骨休みのために祖父の故郷「止村」に出向きますが、村は過疎化と高齢化の進んだ限界集落でした。
このままでは故郷の村がつぶれると考えた<優>は、地元の農家の<正登>・<美穂>親子と一緒になり、村の農業を経験してきたビジネス能力を駆使して生き残りを計ろうとしますが、途中大きな困難もあり、ハラハラドキドキの展開が広がります。
都会から逃れ、農業研修にてきたいた若者三人組などもいいキャラクターとして脇役を務め、461ページを一気に読ませる内容で、まさにワクワク感一杯の一冊でした。
前回【きゅうちゃん】を訪れたときには、7種類の肴が楽しめる 「生ビールセット」 (1000円)をいただきました。
いつも通りカウンター席に座りますと、お皿の上に大きな塊の「焼き豚」がゴロンと載せられていましたので食指が動き、急きょ「生ビールセット」から変更です。
さっそく「焼き豚もやし」(480円)を注文、出来上がるまでにと、「おでんの筍」(200円)です。
<若竹煮>などの煮物として筍は良く使いますが、おでんダネとしては珍しい具材で、よく味が染み込んだ大きな筍でした。
どちらも辛子をたっぷりと付けてくれているのがありがたく、生ビールの肴としておいしくいただいてきました。
3月は別れの季節だと言いますが、次々と馴染みのお店の閉店が続きますと、気分が落ち込んできます。
本日は <居酒屋・定食・寿司「柿屋」> さん、 <洋食の店「赤かぶ」> と神戸残像をアップしていますが、3月30日(日)を最後に<うなぎ【かもじま】>が閉店しています。
個人的には今はもうお店がありませんが、新開地では「山武」という鰻屋さんが贔屓でした。
前を通るたびにうなぎの高騰のためか、「かもじま丼」が、(660円)・(690円)・(750円)と値が上がり、久しく足を向けていませんでした。
「うな重」が(1960円)というのは、鰻の値段からすると妥当なのでしょうが、庶民の町としての新開地では厳しい値段だったと思います。
久し振りにと足を向けました 【赤かぶ】 でしたが、お店の看板に「テナント募集」と貼られてあり、いつ閉店したのかと驚きました。
洋食店の老舗が多い新開地の激戦区で、阪神・淡路大震災後に開店して頑張っておられただけに、何とも言えません。
地元「ラジオ関西」のパーソナリティー<羽川英樹>さんは、朝早い放送ですので前日から神戸駅近くのホテルに泊まられ、前日はこのお店でよく食事をされていました。
<米崎オーナーシェフ>は、「手を抜かない」・「作り置きをしない」という仕事ぶりで、注文してから出来上がるまでしばらく時間はかかりますが、ビールを飲んで待つという楽しみがあるお店でした。
ベトナムでは一般的な「フォー」ですが、【ベトナム風フォー】(84円:アグロガーデン)ということで、食べてみました。
袋物麺として、具材はありませんので、<鶏肉とねぎ>を塩胡椒で炒めて下準備です。
麺の形状は<きしめん>によく似た平打ち米粉麺で柔らかくてコシがなく、鶏がらのあっさりとしたスープの味と合っていました。
「ハノイ」風に、<鶏肉とネギ>というシンプルな飾り付けにしましたが、<ニョクマム>や<香菜>があれば、本場の味に近づけたかもしれません。
一見不安定感がありそうな面白い形の花器に、今回の作品は生けられていました。
真正面からの形が一番良かったのですが、光線の反射の関係で少し斜めからの撮影になり、枝ぶりの迫力が半減した形で、<佐々木房甫>先生には申し訳なく感じています。
のびやかに伸びている枝は、「コゴメウツギ」かなと判断したのですが、まだ小さな蕾の状態で、花の確認ができていません。
桃色の花は「ガーベラ」、紫色と白色のバイカラーの花は「トルコギキョウ」でした。
今は桃色と紫色の花色が目立ちますが、「コゴメウツギ」の白い小さな花が咲きだしますと、また鮮やかな景色になりそうです。
かねてより話しを耳にしていましたが、昨日3月31日(月)を最後の営業日として、<居酒屋・定食・寿司【柿屋】>が閉店しました。
(新開地タウン)として、また一軒飲食店が減ることになりますが、そのままの店舗形態で次の経営者が決まっているとの噂もあり、まだ確かめてはいません。
お店での食事は、「夏の感謝祭」で行われるお得な 「すし定食」 (700円 → 350円)を食べるぐらいでしたが、他店で呑んだ帰り、19:30分ごろから始まります店先に置かれた「寿しの半値サービス」品をよく買って帰りました。
女将さんは、仲間たちと福祉関係のお仕事を始められると以前に聞いておりますが、新しい分野での活躍を期待しています。
葉の長さは1センチ程度でしょうか、地面を這うように株をひろげてゆく【ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)】です。
クマツヅラ科イワダレソウ属の多年生植物で、一般には東南アジアから南米にかけての亜熱帯地域に自生しており、学名は「リッピア・カネスケンス」と言いますので、別名「リッピア」でも流通しています。
花の形は同じクマツヅラ科の「ランタナ」とそっくりな花を咲かせ、白い花を咲かせるミクロネシア原産の品種と、桃色の花を咲かせるペルー原産の品種のものに区別できます。
日本には昭和初期に渡来していますが、近年屋上緑化やグランドカバーとして注目されている植物です。
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