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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(43)『限界集落株式会社』黒野伸一(小学館文庫)

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今年の読書(43)『限界集落株...
町の再生を描いた<楡周平>の 『プラチナタウン』 や、生まれ故郷の町長となり村の再生を描いた<佐々木譲>の 『カウントダウン』 と同様に、過疎化の進んだ「止村」の再生を描いたのが本書です。

自分の会社を興すためにIT企業を辞めた<多岐川優>は、一時の骨休みのために祖父の故郷「止村」に出向きますが、村は過疎化と高齢化の進んだ限界集落でした。

このままでは故郷の村がつぶれると考えた<優>は、地元の農家の<正登>・<美穂>親子と一緒になり、村の農業を経験してきたビジネス能力を駆使して生き残りを計ろうとしますが、途中大きな困難もあり、ハラハラドキドキの展開が広がります。

都会から逃れ、農業研修にてきたいた若者三人組などもいいキャラクターとして脇役を務め、461ページを一気に読ませる内容で、まさにワクワク感一杯の一冊でした。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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岩魚太郎
岩魚太郎さんからコメント
投稿日 2014-04-02 01:19

コメントの内容からすると、限界集落に活気を取り戻す勇気の過程が分かります。
一度読んで見ます。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-04-02 15:22

高齢化社会の問題と合わせ、日本の農業問題や役所の体制、農協などを考える上でも、楽しめました。

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2014-04-02 07:14

本のタイトルがいいですね。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-04-02 16:17

過疎化の村の問題だけでなく、日本の農業問題を考えるにもいい一冊でした。
新しいアイデアで、過疎化問題を真剣に考えて、再生させる起爆剤になればいいなと感じました。

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