26日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前場終値は前営業日比383円78銭(1.39%)高の2万7931円78銭でした。
終値は、前週営業日21日より285円29銭(1.04%)高の2万7833円29銭で取引を終えています。
日本の4連休中の(7月23日)の米株式市場では主要株価3指数がそろって最高値を更新しています。東京市場でも投資家のリスク選好が高まり、幅広い銘柄に買いが入りました。日経平均が節目となる2万8000円を上回る場面もありましたが、主力銘柄に利益確定や戻り待ちの売りが出て上値を抑えています。
前週の米株式市場では4~6月期業績が好調な銘柄を中心に買いが集まっていました。日本では今週から4~6月期決算の発表が本格化します。
海外経済の回復で恩恵を受ける銘柄が日本株の上昇を支えていますが、国内の新型コロナウイルスの感染拡大への懸念は引き続き重荷として意識されています。
23日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4日続伸し、前日比238ドル20セント高の3万5061ドル55セントと過去最高値を更新して取引を終えています。
3万5000ドルを超えるのは初めてになります。経済活動の再開を追い風に市場予想を上回る好決算が相次ぎ、投資家心理が強気に傾きました。消費関連銘柄やハイテク株など幅広い銘柄に買いが入っています。
ハイテク株の比率が高い「ナスダック総合株価指数」は152.394ポイント高い14836.991、多くの機関投資家が運用指標にする「S&P500種株価指数」も31.79ポイント高い4411.79と4日続伸し、いずれも過去最高値を更新しています。
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落して始まりました。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想に反して増加し、前日まで上昇が目立っていた景気敏感株を中心に利益確定売りを促しました。一方、主力ハイテク株は堅調で相場を支えています。
終値は、前日比25ドル35セント(0.073%)高の3万4823ドル35セントで取引を終えています。
週間の新規失業保険申請件数は前週比55件増の441件と市場予想(35万件)を上回っています。ただ、米債券市場で長期金利は(1・28%)前後と前日終値(1・29%)近辺で落ち着いており、景気への悲観論が高まったわけではありません。
新規失業保険申請件数の発表は、このところ上昇基調にあった景気敏感株に利益確定売りを出す引き金になりました。化学のダウや航空機のボーイング、石油のシェブロンの下げが目立ち、金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースも値を下げています。
21日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸し、前日比286ドル01セント(0.83%)高の3万4798ドル00セントで取引を終えています。
前日に2月以来の低水準まで下がった米長期金利が大きく上昇し、投資家心理が改善しました。景気敏感株を中心に買いが広がり、好決算を発表した銘柄が買われたのも相場上昇を支えました。
21日の米債券市場で長期金利が一時(1.30%)と、20日に付けた2月以来の低水準(1.12%)から大きく上昇しました。最近は長期金利低下は景気減速の目印とみなされやすいだけに、金利上昇が株買いを誘いました。
航空機のボーイングや化学のダウ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど景気敏感株が値を上げ、利ざや縮小の懸念が和らぎゴールドマン・サックスなど金融株も買われています。
21日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反発し、前日比159円84銭(0・58%)高の2万7548円00銭で取引を終えています。
前日まで5日続落し、その間の下落幅が1300円を超えていたため、短期的な戻り期待や値ごろ感からの買いが優勢になりました。
新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から急落していた米ダウ工業株30種平均が前日に大幅反発したのを受け、東京市場では輸送用機器や非鉄金属など景気敏感を中心に幅広い銘柄に買いが入り、日経平均の上げ幅は一時400円を超えています。
ただ、明日から4連休に入るのを前に見送り感があり、買いの勢いは続かず、相場の頭は重く終わっています。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は大幅に3営業日ぶりに反発し、前日比549ドル95セント(1.62%)高の3万4511ドル99セントで取引を終えています。
前日に「725ドル81セント」(2.09%)安と今年最大の下落幅を記録した反動で、短期的な戻りを期待した買いが幅広い銘柄にはいりました。
前日19日に下げが目立った航空機のボーイングや映画・娯楽大手のウォルト・ディズニー、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど経済再開関連の銘柄が買い直され、19日夕に発表されました2021年4~6月期決算が市場予想を上回る増収となったIBMも上昇し、ダウ平均を押し上げています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も6営業日ぶりに反発し、前日比223.894ポイント高の1万4498.878で終えています。
20日の東京株式市場で日経平均株価は5日続落し、前日比264円58銭(0.96%)安の2万7388円16銭と終値ベースで(1月6日)の「2万7055円94銭」以来、約半年ぶりの安値となっています。新型コロナウイルスで感染力の強い「変異株(デルタ株)」の感染拡大懸念から前日の米ダウ工業株30種平均株価が700ドル超下落したのを受けて日本株への売り圧力も強まりました。
日経平均の5日続落は2020年10月以来となります。ここまでの下げで取引時間中は値ごろ感に着目した買いが入る場面もありました。
米長期金利は急低下し、ニューヨーク原油先物相場も大幅安になるなど、リスク回避の動きが市場全体に広がるなかで買いの勢いは続きませんでした。
東京市場は22日から始まる4連休を前に手控えムードも広がり、商いも低調でした。
週明け19日の欧州株式市場で、主要国の株価指数が軒並み大幅下落しています。英FT100種平均株価指数(FTSE100)の終値は前週末比(2.3%)安の6844.39で「変異株(デルタ株)」による新型コロナウイルス感染が世界的に拡大し、景気回復に水を差すとの見方が広がっています。
株価指数はドイツが(2.6%)安、フランスが(2.5%)安、イタリアも(3.3%)安となり、また、アメリカでは(2.09%)安と、それぞれ大きく値を下げています。
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は大幅に続落し、前週末終値と比べた下げ幅が一時800ドルを超え、6月下旬以来、約1カ月ぶりの安値水準となり3万4000ドルの節目を割り込んでいます。
終値は、前週末比725ドル81セント(2.09%)安の今年最大の下げ幅となり3万3962ドル04セントで取引を終えています。
アジアを中心に新型コロナウイルスで感染力が強い「変異株〈デルタ型)」の感染拡大が続き、米国でも新規感染者数が増加しています。行動規制が再び強化されるなど、景気の先行き不透明感から幅広い銘柄に売りが出ています。
米疾病対策センター(CDC)によりますと、米国の1日あたりの新規感染者数は前週末16日に3万人(7日平均)に迫り、1万人台で推移した6月から増加傾向が鮮明となっています。ワクチン接種の有無にかかわらず、マスク着用の義務付けなどの規制を再導入する自治体が増えてきています。
航空機のボーイングや化学のダウ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなど景気動向に業績が影響を受けやすいゴールドマン・サックスなど金融株や経済再開の恩恵で上げてきた映画・娯楽大手のウォルト・ディズニー銘柄が軒並み値を下げています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続落し、前週末比152.253ポイント安の1万4274.984で終えています。
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は,4日続落しています、新型コロナウイルス感染再拡大への不安や前週末の米国市場の株価下落を受け、全面安となりました。日経平均株価の下げ幅は一時500円を超え、午前の終値は前週末比418円09銭安の2万7584円99銭でした。
終値は前週末比350円34銭(1.25%)安の2万7652円74銭と、(5月13日)の「2万7448円01銭」以来約2カ月ぶりの安値で取引を終えています。
全世界で新型コロナウイルスの「変異株(デルタ株)」の感染拡大がみられ、インドネシアやロシア、南アフリカでは週末、感染者がそれぞれ2万人超を記録。サッカー欧州選手権では各地で観戦した計2000人以上が感染するなど増加しており、改めて景気の先行きに不透明感が漂っていることが株価の重しとなっています。
日本でも、東京都の新規感染者が18日まで5日連続で1000人を超えています。感染収束を見通せない中、旅行需要との関連が強い空運株の下落幅がやや大きくなりました。
国内ではオリンピック開会に伴い週末に4連休を控え投資家の慎重姿勢が強く、押し目買いも入りにくい情況でした。
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