日経平均株価(9月21日)@終値2万9839円71銭
9月
21日
下げ幅は、(6月21日)の「953円15銭」以来、3カ月ぶりの大きさで、節目の3万円の大台を、(9月7日)以来2週間ぶりに下回っています。中国の不動産大手、「中国恒大集団」の資金繰り懸念が、香港市場のハンセン指数下落、米国市場のダウ平均株価の下落を誘い投資家心理を冷やし、売りが優勢でした。
日経平均は寄り付き直後に600円超まで下げ幅を拡大したあとは、下値が固く、先週までの大幅高で意識されていた過熱感がいくぶん後退したとの見方から個人投資家などが押し目買いに動いています。
中国「恒大」問題も先行き不透明感が強いとはいえ、中国政府による救済策などの期待も出ているようです。