27日、前場の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比109円81銭(0・36%)高の3万0358円62銭で終えています。 政府が緊急事態宣言を解除するとの観測が強まり、経済が再開するとの期待から景気敏感株を中心に買いが優勢となっています。9月末の配当取りに絡んだ動きも支えとなり、上げ幅は一時160円を超えています。 昼休み後の後場は、中国の不動産市場低迷に対する懸念が改めて広がり、午後にかけて売りが優勢となりました。前週末に日本株が急騰していたため、利益確定の売りも出ています。 終値は、前週末比8円75銭(0・029%)安の3万0240円06銭で取引を終えています。