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- 日経平均株価(9月29日)@終値2万9544円29銭
29日午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅続落で始まり、寄り付きは前日終値比572円04銭安の2万9611円92銭でした。前日終値比の下げ幅が一時600円を超え、大台の3万円を4営業日ぶりに割り込んで、午前の終値は741円82銭安の2万9442円14銭でした。
終値は、前日比639円67銭(2.12%)安の2万9544円29銭で取引を終えています。22日以来1週間ぶりに3万円を下回り、(9月3日)の「2万9128円11銭」以来の安値水準となりました。
米国の物価上昇が強まるとの見方や、米政府のつなぎ予算と債務上限問題をめぐる議会での与野党対立が投資家心理を冷やし、前日28日の米株式市場が大幅反落した流れなどを受け、売りが先行しました。
後場は、決選投票の決定直後に日経平均は下げ幅を拡大して、一時2万9329円16銭(前日比854円80銭安)まで下押す場面もありました。決選投票は派閥の影響力が大きい。事前に積極的な政策論争が行われていたにもかかわらず「結局は派閥の論理で決着か」との批判から、この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性があり警戒する投資家が多かったようです。
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