経営危機「中国恒大集団」(1)
9月
22日
「中国恒大集団」の社債利払い期日が23日に迫り、デフォルト(債務不履行)の懸念が強まっています。不動産業界に影響が波及すれば金融システムが揺らぎかねないとして、世界の投資家の間で不安が広がっています。
「恒大集団」は23日に社債の利息8350万ドル(約90億円)の支払いを予定。期日から30日以内に利払いができなかった場合、デフォルトとなります。23日をしのいでも、年内に相次ぎ利払いの期日が到来します。同社の負債は総額で1兆9700億元(約33兆4000億円)に上ります。
恒大は電気自動車(EV)事業や不動産管理事業、香港のオフィスビルの売却などによる資金調達を模索しているものの、目立った進展はありません。
報道によりますと、「恒大集団」は同社の投資商品の保有者に対し、現物の不動産で返済する方針を提示。一方、経営破綻に備えた動きも表面化しており、中国農業銀行は融資の一部について貸倒引当金を計上したといいます。
「恒大集団」は多額の借り入れと開発用地の積極的な取得を通じて急成長。ただ、住宅価格の高騰を受けて政府が不動産業界への融資引き締めを強化したことで、資金繰りが急速に悪化しています。
投稿日 2021-09-22 09:29
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投稿日 2021-09-22 09:55
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投稿日 2021-09-22 16:21
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投稿日 2021-09-22 16:44
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