雨模様だと諦めていた一日ですが、お昼前から日が射す好天気になりました。
家でのんびりしようとも考えていたのですが、やはりこれ幸いと梅雨の合間のブラブラ散歩に出向きました。
ラベンダーの花の周りで、【モンシロチョウ(紋白蝶)】が一生懸命蜜を吸っています。
雨模様が続くと、蝶も飛べなくて甘い蜜にありつけないのでしょう、いつもよりせわしく飛び回っておりました。
黄色い花の「ヒペリカム・カリシナム」が、綺麗に咲き誇る時期になりました。
何気なく見ておりましたら、花弁の上にに一匹の蜘蛛さんを発見。
巣も作らずに、長い雄しべの中をブラブラとお散歩しておりました。
そこへ1匹のミツバチが飛来。
蜘蛛さん、羽音に反応してなのか、天敵なのかは分かりませんが、すごすごと移動してゆきます。
蜘蛛とミツバチの相対関係を考えたことはありませんが、一つの小さな花を舞台に、未知なる大きな世界があるようです。
臭い匂いで、嫌われている昆虫に「カメムシ」がいます。
カメムシ亜目とヨコバイ亜目の種類を足すと、200種類ぐらいのカメムシがいるでしょうか。
横断歩道を渡ろうといたしましたら、足元に一匹のカメムシを発見いたしました。
【エサキモンキツノカメムシ】で、体長1センチほどの大きさです。
長ったらしい名前ですが、和名で表現すると【江崎・紋黄・角・亀虫】となり、なるほどとうなづけますね。
背中に、ハート形の紋様がありますので、ほのぼのとしたカメムシさんです。
小さなハートですが、自然の神様も粋な文様を付けるるもんです。
見つけたのは何かいいことの前兆かなと、一人喜んでおりました。
昨日の雨も上がった神戸港の岸壁に、一羽の鳥を見つけました。
【サギ(鷺)】だと分かりましたが、じっとしていて、微動だしません。
「ん~、ダミーの置き物か?」と訝ったのですが、時折首をかしげます。
哲学者の風貌で何を考えているのか、こちらも考え込んでしまいます。
くちばしの色や体毛のいろがはっきりとしていますので、分かる人にはすぐに分かる【サギ】の名前だと思います。
こんな時、バードウオッチングが趣味のあのひとがいてくれればいいのにと、一人淋しく【サギ】を眺めておりました。
以前新聞の記事で、<ミノムシ(蓑虫)>が絶滅の危機にあると知りました。
外来種の「オオミノガヤドリバエ」による寄生の為、オオミノガの生息個体が激減しているようです。県により、絶滅危惧2類に指定している所もあるようで、切実な問題です。
偶然、目線の高さに<ミノムシ>を見つけました。位置が違えば、気が付いたかどうか分からないぐらい、木の枝と同化していますね。
新聞記事を読み、そういえば見かけなくなったと気にしていたので、嬉しい発見でした。
子供の頃、<ミノムシ>の袋をはがし、細かくきざんだ色紙の中に入れ、色紙でみのを再度作るのを眺めていたのを、懐かしく思い出します。
今は、数を集められそうにもないので、幼稚園や学校では、もはや無理な実験のようですね。
3日ほど前、我が家の柚子の木の【ナミアゲハ(並揚羽)】の幼虫をアップしました。
偶然にも本日、きれいに咲き誇る「ランタナ」の蜜を、一生懸命吸っている【ナミアゲハ】を見つけました。
10月に入りましたが、まだまだアゲハチョウさんの生活にとっては、忙しい時期なのかもしれません。
日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝夕は冷え込んですっかり秋ですね。
今年も我が家の柚子の木に、何匹かのアゲハの幼虫を見つけましたが、夏の盛りにすでに旅立っています。
ところが、しばらく空家の柚子の木に【クロアゲハ】の幼虫を見つけました。
まだ幼齢が早い若令幼虫ですので、今年は羽化せずに<蛹>のまま冬を越すんでしょうか。
<蛹>の生態には疎い私ですので、どうなることやらと心配しています。
網戸がある窓を開けてパソコンのキーボードを打っているところに、どう紛れ込んだのか、一匹の【ミドリグンバイウンカ】がキーに止まってしまいました。
以前、何気なく指で動かそうとしましたら余分なキー操作になり、打ち込んだブログが消えてしまった苦い経験がありますので、今回は何もせずにしばらく様子見です。
体長5ミリほどの小さな【ミドリグンバイウンカ】と、根競べになりました。
念力が通じたのか、無事飛び立ってくれましたが、部屋の中には見当たらず、無事に外に飛び出せていればいいのですが、小さい【ウンカ】だけに確かめようがありません。
「デュランタ」の青い花にとまっている【チャバネセセリ】を、バス停横のプランターで見つけました。
同じセセリ科の「オオチャバネセセリ」などは、地域によっては、絶滅危惧種に指定されています。
蛾と間違われやすい蝶ですが、バス待ちの列を離れ、逃げられないようにデジカメを取り出し、近づいてなんとかパチリと写せました。
本来、人が近づくと飛び立つ蝶ですが、必死で蜜を吸っているのか、静止状態で花に止まってくれていました。
きっとこの暑さの中、蜜で水分補給しているのでしょうねぇ。
久しぶりに遭遇いたしました大きなミミズさん。
私の右足のスニーカーと比べていますが、有に30センチはありそうです。
【シーボルトミミズ】だと思いますが、数が減りつつあるのか、以前までは兵庫県の「要注目種」として取り上げられており、気にしておりました。
ここ数年、繁殖力でぶり返してきたのか、レッドデーターブックには取り上げられなくなりました。
土壌改良の立役者ですので、絶滅することなく生きながらえてほしいですね。
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