日中はまだまだ暑い日が続いていますが、朝夕は冷え込んですっかり秋ですね。
今年も我が家の柚子の木に、何匹かのアゲハの幼虫を見つけましたが、夏の盛りにすでに旅立っています。
ところが、しばらく空家の柚子の木に【クロアゲハ】の幼虫を見つけました。
まだ幼齢が早い若令幼虫ですので、今年は羽化せずに<蛹>のまま冬を越すんでしょうか。
<蛹>の生態には疎い私ですので、どうなることやらと心配しています。
網戸がある窓を開けてパソコンのキーボードを打っているところに、どう紛れ込んだのか、一匹の【ミドリグンバイウンカ】がキーに止まってしまいました。
以前、何気なく指で動かそうとしましたら余分なキー操作になり、打ち込んだブログが消えてしまった苦い経験がありますので、今回は何もせずにしばらく様子見です。
体長5ミリほどの小さな【ミドリグンバイウンカ】と、根競べになりました。
念力が通じたのか、無事飛び立ってくれましたが、部屋の中には見当たらず、無事に外に飛び出せていればいいのですが、小さい【ウンカ】だけに確かめようがありません。
「デュランタ」の青い花にとまっている【チャバネセセリ】を、バス停横のプランターで見つけました。
同じセセリ科の「オオチャバネセセリ」などは、地域によっては、絶滅危惧種に指定されています。
蛾と間違われやすい蝶ですが、バス待ちの列を離れ、逃げられないようにデジカメを取り出し、近づいてなんとかパチリと写せました。
本来、人が近づくと飛び立つ蝶ですが、必死で蜜を吸っているのか、静止状態で花に止まってくれていました。
きっとこの暑さの中、蜜で水分補給しているのでしょうねぇ。
久しぶりに遭遇いたしました大きなミミズさん。
私の右足のスニーカーと比べていますが、有に30センチはありそうです。
【シーボルトミミズ】だと思いますが、数が減りつつあるのか、以前までは兵庫県の「要注目種」として取り上げられており、気にしておりました。
ここ数年、繁殖力でぶり返してきたのか、レッドデーターブックには取り上げられなくなりました。
土壌改良の立役者ですので、絶滅することなく生きながらえてほしいですね。
草むらに潜んでいる【オンブバッタ(負飛蝗)】を見かけました。
子供の頃、オンブバッタという名前から、親が子供を背負って周りの危険から守っているものだとばかり思っておりました。
下の大きい方がメスで、背中に乗っているのがオスだとは、ずっとあとからの知識です。
もう11月の声を聞き始めますとバッタの季節も終わります。
卵で越冬する準備で、今のバッタさんは忙しい時期なんでしょうねぇ。
JR住吉駅の南側のフェンスに、コバノランタナが見事な長さで咲き誇っています。
高さは2メートル、長さは15メートルはあるでしょうか。
綺麗な紫の花全体を、なんとか写し取ろうとウロウロと角度を変えて試みましたが、花の広さに圧倒されて、うまくいきませんでした。
そんなとき一匹の【キタテハ】が、蜜を求めてやってきました。
羽を閉じたり開いたりと、せわしく動きながら蜜を吸っているようで、花を諦めて蝶の方に切り替えてパチリ。
なんとか一枚、撮ることができました。
柚子の木に2匹の【クロアゲハ】の幼虫が、共に仲良く最終段階の5齢幼虫になりました。
前回の報告から10日あまりで、ここまで大きくなります。
背丈50センチばかりの柚子の木の葉も、さすがに2匹に食いつくされて、もう葉も少なくなり茎が目立つ状態です。
あと蛹になるまでの5,6日間、それまで餌として葉が足りてくれればいいなと願っています。
歩道の植え込みに、垂れるように咲き誇るデュランタの花を見かけました。
立って眺めていますと、羽音と共に黒い蜂が飛んで来るではありませんか。
一瞬ひやっとしたのですが、おとなしい【クマバチ(熊蜂)】だと分かり一安心。獰猛なスズメバチと違い腰がくびれてはいません。属する科目もその名の通り「コシブトハナバチ科」で、とても温厚な性質の蜂です。
ずんぐりとした胴体と胸部には黄色い毛が密生しているので、区別はつきやすいと思います。
デュランタの花に留まり、せわしく花粉を集めている所を写させて頂きました。
温厚といえども蜂です。手早くと思いながら、風で揺れる花先を写すのは、さすがにドキドキいたしました。
< 左側が「ナミアゲハ」の幼虫 右側が「クロアゲハ」の幼虫 >
アゲハに葉を食べ尽くされ、なかなか大きくならない我が家の「ユズ(柚子)」の木。
今年の夏も、【クロアゲハ】の幼虫が多く育ちました。
台風13号も過ぎ去り、朝の庭木の水撒きでまたまた見つけた【ナミアゲハ】と【クロアゲハ】の幼虫、しかも今回は珍しく、2匹が仲良く育っているようで、3齢幼虫の段階です。
捕食されないように鳥のフンに似せてはいますが、さて無事に2匹そろって<蛹>になるまで成長するのか、朝の楽しみがまた増えました。
秋らしい風の吹くようになり、蝉の鳴き声もツクツク法師だけになりつつあります。
自然の世界は、宇宙船地球号の時間で着実に進んでいくようです。
お昼間、車道でスズメガ科ホウジャク亜科に分類される【コスズメ】が、アスファルトの上で交尾をしておりました。自動車が通る所です。お楽しみの時間がどれくらいなのか、まったく知識がありませんので、タイヤで轢かれないないかとヒヤヒヤして見ておりました。
写真を撮ろうと車道に出ましたが、背後から鳴らされるクラクションにビクリとしながら、貴重な(?)写真が撮れました。
タイヤに轢かれず飛び立ち、無事産卵まで至ればいいのですが、これまた自然にゆだねるしかありません。
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