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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1209件

ファルコン昆虫記(88)1メートルを軽くジャンプ【ヒナバッタ】

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ファルコン昆虫記(88)1メー...
ネットフェンスのそばを取りますと、ピョコンと足元から【ヒナバッタ(雛飛蝗)】がジャンプして、目の前にとまりました。
日当たりのよい草地でよく見かけますが、敏感かつ敏捷ですので、なかなか写真を撮る機会は難しいバッタです。
体長20ミリほどの小さなバッタで、バッタ目(直翅目)バッタ科ヒナバッタ属に属しています。

翅と後ろ足を擦り合わせて、「シュルシュル」または「ジュルル」とかの音を出すことができるバッタです。

年2化で、6月と9月頃に成虫が現れ、多くのバッタと同様にイネ科を中心に植物全般を餌としています。

前翅側面の中央後ろ側に白い斑があり、目の後ろ側がへこんだ体型をしていますので、見分けるのは容易です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(87)毛だらけの【クワゴマダラヒトリ】の幼虫

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ファルコン昆虫記(87)毛だら...
空き地からはみ出すようにイタドリの葉が出ていましたが、なんと目線の高さに【クワゴマダラヒトリ】の幼虫がいました。
【クワゴマダラヒトリ(桑胡麻斑灯蛾)】は、チョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科の「蛾」です。
体長70ミリと大きく、最終段階の7齢かなと思います。

白い背中の筋と節に入る茶褐色の斑点、黒い毛が密集しており、白く長い毛がちらほらしていますので、見分けやすい幼虫の一つです。

「クワ」と名がついていますが、クワ以外にも多くの種類の葉を好んで食べています。

見た目には「ギョゥ」とする感じですが、色彩もきれいで貫禄ある幼虫のひとつです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(86)細長い腹部の【ヒメコンボウヤセバチ】

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ファルコン昆虫記(86)細長い...
庭の葉に、葉にげなく目をやりますと、なんと【ヒメコンボウヤセバチ】のメスがとまっていました。
ハチ目(膜翅目)コンボウヤセバチ科の昆虫で、日本においては1属4種のみという小規模なグループです。

体長20ミリ程度で、細身で細長い腹部が(コンボウ=棍棒)に見立てられて名称がついています。

メスですので、腹部の端部には産卵管が伸びていますが、この部分が長いのが「オオコンボウヤセバチ」と呼ばれています。

木材などに営巣する「アナバチ」や「ハナバチ」の幼虫に寄生して、子孫を残す寄生蜂です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(85)巣の下見中【ムモントックリバチ】

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ファルコン昆虫記(85)巣の下...
石積み石垣で、巣の下見中でしょうか、【ムモントックリバチ】と遭遇しました。
ハチ目(膜翅目)ドロバチ科の昆虫で、体長20ミリ程度の大きさです。

泥でトックリ型の巣をつくる「トックリドロバチ」がよく知られていますが、この【ムモントックリバチ】は、石や瓦のへこみなどに好んで巣をつくる習性があります。
へこみのスペースを上手に利用して、巣作りの作業手間を省こうという、なかなかの戦略家です。

出来上がった巣に自分の卵を産み付け、捕獲した蛾の幼虫を餌として詰め込んだ後、入り口をふさぎます。
巣の中で孵化した幼虫は蛾の幼虫を食べて成虫になり、蓋を破って外部に出てきます。

大きな面積の石垣ですので、どこかにいい場所が見つかればいいなと、見ておりました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(84)赤い紋・黄色い紋の【ナミテントウ】

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ファルコン昆虫記(84)赤い紋...
よく知られている「ナナホシテントウ」というテントウムシがいますので、なんとなく二個の紋がありますと「フタツホシテントウ」、四個ありますと「ヨツホシテントウ」と言いたくなりますが、正確にはすべて【ナミテントウ(並天道虫)】です。

甲虫目テントウムシ科テントウムシ亜科の昆虫で、体長は「ナナホシテントウ」と同じ7ミリ前後です。

(ナミ=並)と言われるように、「赤地に細かい黒紋」「黒地に大きな赤紋」「全体が黄赤色」など、上翅の模様は多種多様です。
基本的には、<2紋型・4紋型・斑型・紅型>の4型に、分類されています。

「ナナホシテントウ」と同様に一般的なテントウムシですが、あまり見かけなくなり、(並)でなくなるのではないかと少し心配です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(83)イタドリの葉に【ヤマトシリアゲ】

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ファルコン昆虫記(83)イタド...
体長20ミリ程度しかありませんが、とてもきれいな翅模様を持つ【ヤマトシリアゲ】です。

シリアゲムシ目(長翅目)シリアゲムシ科の昆虫で、年ニ回発生します。
4~5月に羽化したものは、写真のように全体が黒く【ヤマトシリアゲ】と呼ばれ、お尻の形状で「メス」だと分かります。
7~8月に生まれたものは全体がべっこう色で、「ベッコウシリアゲ」と呼ばれています。

透明感のある翅に黒い模様が入り美しく、見ていて飽きません。
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ファルコン昆虫記(82)ネットフェンスにとまる【トラフムシヒキ】

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ファルコン昆虫記(82)ネット...
「ブ~ン」とわりと大きな羽音を立てて飛んでいますので、ハチ類かと一瞬身構えましたが、ハエ目(双翅目)ハエ亜科(短角亜目)ムシヒキアブ科の【トラフムシヒキ】でした。

普通は翅を重ね合わせていますが、運よく翅を広げてとまっており、腹部の模様までしっかりと確認できました。

体長は25ミリぐらい、腹部の濃褐色と淡褐色~黄褐色の縞模様がきれいな昆虫で、<トラフ=虎斑>の名が付いているのだと思っています。

甲虫やハエ、ガなど、他の昆虫を捕らえて食べる肉食性です。
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ファルコン昆虫記(81)黄色い体に黒い斑紋【ホシアシブトハバチ】の幼虫

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鮮やかな黄色い体に、黒い斑紋を持つ【ホシアシブトハバチ】の幼虫が、移動中でした。

体全体にあるドット模様が印象的で、成虫になりましても、黄色い体の腹部に同じように黒い斑紋が残っています。

この【ホシアシブトハバチ】は、ハチ目(膜翅目)広腰亜目コンボウハバチ科アシブトハバチ亜科と、分類は「蝶」や「蛾」のチョウ目(鱗翅目)とは違います。
一般的に「蝶」や「蛾」の幼虫は、3対の「胸脚」と4対の「腹脚」、そして1対の「尾脚」があり、「胸脚」が昆虫としての6本の脚になります。

「ハバチ」の仲間の幼虫の「腹脚」は通常6~7と多く、チョウ目の幼虫との区別の目安ができます。

チョウ目の 「シャクガ科」 の幼虫は「腹脚」が見られず、「尺取り」移動を見せてくれる特殊な生態をしています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(80)仲良きことは(2)【ナナホシテントウ】(3)

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ファルコン昆虫記(80)仲良き...
今年は例年になく【ナナホシテントウ】の当たり年のようで、よく見かけます。
これも温暖化の影響で、前年からの越冬がしやすくなったからかもしれません。

ヨモギの葉の裏で、静かに交尾中の【ナナホシテントウ】を見つけました。
普段なら葉をせわしなく動き回りながら、餌となるアブラムシを探しまわりますが、さすがに動かずに静かにしておりました。

交尾後は数十個の卵を、餌場となる近くの葉の裏側などに産卵します。
メスは約二カ月に渡り産卵を続け、1500~2000個の卵を産み付けますが、成虫になるのはわずかです。

第二世代は夏に出現しますが、無事に<卵 → 幼虫 → → 成虫>という完全変態を経て、元気に飛び回ってほしいものです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(79)ヨモギの葉に【マルカメムシ】

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ファルコン昆虫記(79)ヨモギ...
どこにでも見かける昆虫の【マルカメムシ】ですが、それでも遭遇する機会は少なくなりました。
カメムシ目(半翅目)胃翅亜目マルカメムシ科で、日本には十数種分類されています。

体長は5ミリと小さく、茶色で丸っこい形をしています。
<小楯板>は腹部全面をおおい、前翅はこの<小楯板>の下にたたみこまれます。
光沢がありますので一見甲虫類に見え、甲羅には黒い斑点が入っています。

カメムシの仲間は臭気を出すものが多く、特にこの【マルカメムシ】は一段と匂う嫌われ者の代表格ですので、手で捕まえることは止めておきました。
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