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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1186件

ファルコン昆虫記(95)ホバリング中です【フタホシヒラタアブ】

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「ヒペリカム・カリシナム」 の雄しべに、【フタホシヒラタアブ】が、ホバリング中でした。
体長10ミリ程の小さな昆虫ですが、それゆえ空中で停止する姿は、感動モノです。

ハエ目(双翅目)ハエ亜科(短角亜科)ハナアブ科の昆虫ですが、ヒラタアブの仲間は、みなこのホバリングが得意のようです。

普通昆虫は4枚の翅を持ちますが、このハエ目(双翅目)は2枚しかありません。
その分、翅を動かす機能が優れているんだと思います。

ホバリングが特異な昆虫では「トンボ」がいますが、だいたい30回/秒、ミツバチが200回/秒ですが、アブはなんと300回/秒という高速で翅を振るわせています。

手持ちのコンパクトデジカメでは、シャッタースピードが追いつけなく、きれいな翅の状況が写し込めませんが、ホバリング中だと分かる一枚になりました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(94)網戸にとまる(5)【ウシアブ】

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大きな羽音をがしますので、目を向けますと【ウシアブ】が、網戸にとまりました。
ハエ目(双翅目)ハエ亜科アブ科の昆虫で、体長18ミリです。

「ヤマトアブ」に似ていますが、なんといっても<複眼>が緑色ですので、分かりやすいアブです。
腹部は黒色で、淡黄色の三角斑が並び、触角の基部は赤色です。

成虫はクヌギ等の樹液や、牛・馬などの家畜の血を吸いますし、人間にもまとわりついて血を吸おうとします。
毒はありませんが、刺されますと、痛みを感じます。

宮崎駿のアニメ映画『風の谷のナウシカ』(1984年)には、この【ウシアブ】と同じ名前の「ウシアブ」が出てきました。
映画の中の「ウシアブ」は、確か脚が4対で、目の数もたくさんあったようですが、この昆虫がモデルだと思います。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(93)赤い翅の昆虫【アカサシガメ】(2)

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黒くて大きい 「ヨコヅナサシガメ」 が手にとまり、そういえば「アカサシガメ」を見かけないなと思っていましたら、葉の上で見つけました。

<2回目> の登場ですが、元気な姿に感動して再登場です。

【アカサシガメ】は、カメムシ目(半翅目)サシガメ科サシガメ亜科の昆虫です。
カメムシ目(半翅目)は、世界に134科82000種があり、日本には800種以上が生息しています。
サシガメ科は、世界に23亜科930属6800種が分類されています。

名称通り「サシガメ」は昆虫や動物の体液を吸う為に長く鋭い口吻を持っており、前脚は獲物を捕らえるのに都合がいい形をしています。
体長20ミリほどですが、頭部は円筒状で、複眼が飛び出しています。
複眼より後方に単眼を1対持ち、獲物を逃すことなく距離を確認しているようです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(92)大きな目でにらめっこ【チャスジハエトリ】

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ファルコン昆虫記(92)大きな...
写真では大きな蜘蛛に見えますが、実物は7~8ミリ程度のかわいい大きさで、クモ目クモ亜科ハエトリグモ科スジハエトリグモ属に分類され、この【チャスジハエトリ】と「ミスジハエトリ」の2種しかおりません。

部屋の片づけをしておりましたら、本箱の裏からピョコンと目の前に飛び出してきました。

「ネコハエトリ」 のコメントにも書きましたが、顔の中心部に大きな主眼が一対あり、その両脇に小さな一対の目を持ち、計4個の目が顔の前面にあります。
この大きな主眼、他の蜘蛛にはない長い円筒形の構造を持ち、獲物までの距離を正確に測定するとともに、色の識別も区別できる機能があります。

頭胸部と腹部に、2対の太い黒色の縦条が入りますので、すぐに見分けることができます。
カメラとのにらめっこに疲れたのか、またピョコンと本箱の後ろに消えてゆきました。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(91)アヤメの葉の上に【テングチョウ】

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ファルコン昆虫記(91)アヤメ...
小刻みに飛んでは止まる動作の繰り返しで、なかなか撮影するのに難儀しました。
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科テングチョウ亜科に分類される蝶です。
テングチョウ亜科には、世界中に10種類ばかりが分類されていますが、日本ではこの【テングチョウ(天狗蝶)】本種一種のみです。

名称は、頭部が天狗の鼻のように前方に長く伸びているところに由来します。

翅は茶褐色で、前翅の縁に角状の突起があります。
翅の表面には、褐色~橙色の斑紋があり、前翅前端には、2つの白い紋があります。
残念ながら、翅をたたんでいますので、表側のきれいな模様が見れません。

くちばしのような突起は<パルピ(下唇髭)>と呼ばれる器官で、他の蝶にもありますが、【テングチョウ】の<パルピ>は特に長いのでよく目立ちます。

余談ですが、タテハチョウ科は前足が退化していて、4本しかないのも、科の見分け方の参考となる部分です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(90)二つの黒紋を持つ【フタモンウバタマコメツキ】

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ファルコン昆虫記(90)二つの...
昆虫との遭遇も間が空き、諦めていましたら、コメツキムシの【フタモンウバタマコメツキ】と出会いました。

甲虫目(鞘翅目)カブトムシ亜科コメツキムシ科の昆虫で、体長30ミリと、日本で最大のコメツキムシです。
日本には約600種ほどのコメツキムシが分布していますが、これは日本固有種です。

上翅中央部の両側に、1対の半月型の目立つ黒紋があり、前胸部背の中央に1対の黒紋が見て取れると思いますが、このふたつで「フタモン」の名称の由来です。

仰向けにしますと胸~腹の関節を曲げ、胸を地面にたたきつけて飛び跳ねて元に戻り、また天敵に会うと死んだふりの<偽死行動>を取り、足を閉じて動きません。

飛び跳ねる際、「パチン」と大きな音を立てますので、英名では「Click Beerle」と名がついています。
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ファルコン昆虫記(89)サフランモドキと【キタヒメヒラタアブ】

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ファルコン昆虫記(89)サフラ...
桃色の 「サフランモドキ」 が、きれいに咲いていました。
近づいてみますと、雄しべの近くに【キタヒメヒラタアブ】が、花粉の食事中でした。

ハエ目(双翅目)ハエ目(短角亜目)ハナアブ科ヒメヒラタアブ亜科の昆虫で、体長は8~9ミリと小さいので、気が付きませんでした。

前には、 「ホソヒラタアブ」 をアップしましたが、透明の翅を通して、こちらの方が腹部が細長く、黄色と黒色の縞模様も違うのが見て取れると思います。
胸部は銅黒色の光沢があり、周囲は黄色でおおわれており、<小楯板>も黄色です。
写真は、複眼がひっついていますので、すぐにオスだと分かりますが、メスに比べてオスの腹部は細長いです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(88)1メートルを軽くジャンプ【ヒナバッタ】

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ファルコン昆虫記(88)1メー...
ネットフェンスのそばを取りますと、ピョコンと足元から【ヒナバッタ(雛飛蝗)】がジャンプして、目の前にとまりました。
日当たりのよい草地でよく見かけますが、敏感かつ敏捷ですので、なかなか写真を撮る機会は難しいバッタです。
体長20ミリほどの小さなバッタで、バッタ目(直翅目)バッタ科ヒナバッタ属に属しています。

翅と後ろ足を擦り合わせて、「シュルシュル」または「ジュルル」とかの音を出すことができるバッタです。

年2化で、6月と9月頃に成虫が現れ、多くのバッタと同様にイネ科を中心に植物全般を餌としています。

前翅側面の中央後ろ側に白い斑があり、目の後ろ側がへこんだ体型をしていますので、見分けるのは容易です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(87)毛だらけの【クワゴマダラヒトリ】の幼虫

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ファルコン昆虫記(87)毛だら...
空き地からはみ出すようにイタドリの葉が出ていましたが、なんと目線の高さに【クワゴマダラヒトリ】の幼虫がいました。
【クワゴマダラヒトリ(桑胡麻斑灯蛾)】は、チョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科の「蛾」です。
体長70ミリと大きく、最終段階の7齢かなと思います。

白い背中の筋と節に入る茶褐色の斑点、黒い毛が密集しており、白く長い毛がちらほらしていますので、見分けやすい幼虫の一つです。

「クワ」と名がついていますが、クワ以外にも多くの種類の葉を好んで食べています。

見た目には「ギョゥ」とする感じですが、色彩もきれいで貫禄ある幼虫のひとつです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(86)細長い腹部の【ヒメコンボウヤセバチ】

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ファルコン昆虫記(86)細長い...
庭の葉に、葉にげなく目をやりますと、なんと【ヒメコンボウヤセバチ】のメスがとまっていました。
ハチ目(膜翅目)コンボウヤセバチ科の昆虫で、日本においては1属4種のみという小規模なグループです。

体長20ミリ程度で、細身で細長い腹部が(コンボウ=棍棒)に見立てられて名称がついています。

メスですので、腹部の端部には産卵管が伸びていますが、この部分が長いのが「オオコンボウヤセバチ」と呼ばれています。

木材などに営巣する「アナバチ」や「ハナバチ」の幼虫に寄生して、子孫を残す寄生蜂です。
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