記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon
  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1144件

ファルコン昆虫記(53)衣服の天敵【ヒメマルカツオブシムシ】

スレッド
ファルコン昆虫記(53)衣服の...
一見、かわいい「テントウムシ」のような姿をしている甲虫ですが、衣類や皮製品、乾燥食品などを餌とする【ヒメマルカツオブシムシ】です。
カツオブシ科マルカツオムシ属で、写真では大きく写っていますが体長は<2ミリ程度>で、良く見ないと昆虫だとは気づきません。

幼虫で越冬して5~6日で成虫になりますが、幼虫期感が300日にも及ぶという珍しい生態を持っています。

背面は細やかなうろこ状の毛で全体が覆われ、<黄色・白色・褐色>の斑紋模様で、灰黄色の色合いを見せています。

暖かくなるこの時期は、冬物のセーターなどの衣替えの季節ですが、早速防虫剤を用意しないといけないようです。
見つけて嬉しい昆虫ではありません。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(52)ヒメリンゴと【キイロホソガガンボ】

スレッド
ファルコン昆虫記(52)ヒメリ...
体長に比べて、随分と長い脚を持つガガンボが、「ヒメリンゴ」の白い花に停まっていました。
ハエ目ガガンボ科の昆虫ですが、細長い体型からして、嫌われ者の「ハエ」と同じハエ目の仲間とは思えません。

<卵・幼虫・成虫>と完全変態する昆虫で、成虫のエサは「花の蜜」です。
きっとこの「ヒメリンゴ」のお味、おいしいのだと思います。
幼虫のときは、土中で植物の根を食べています。

胸部は黄色で光沢があり、黒い3本の縞模様があるのが特徴です。
頭部も黄色で、上部が黒色の形態です。 (写真を、クリックしてみてください)
昆虫の成虫は4枚の翅が基本ですが、「ハエ」と同様にハエ目では第三関節の翅(後翅)が退化していて、見た目には2枚にしか見えません。
退化した(後翅)は、ふくれた棍棒状の構造になり<平均棍>と呼ばれ、飛翔する際のバランスを取る役目をしています。

今年最初の昆虫の記録ですが、気温も暖かくなり、これから活動する昆虫と接する機会が多くあればいいなと、個人的に期待しています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(51)茶色の翅の【シロテンカバナミシャク】

スレッド
ファルコン昆虫記(51)茶色の...
家の玄関扉のガラス部分に、翅を広げて静止しているチョウ目シャクガ科ナミシャク亜科の【シロテンカバナミシャク】が、目に止まりました。

全幅3センチ程度の小さな「蛾」です。
12月も終わりがけのこの時期に、昆虫と遭遇するとは思っていませんでした。

翅の形でシャクガ科とすぐに分かりますが、シャクガ科も300種以上の「蛾」が分類されていますので、翅の特徴・触角の形等、特徴を押さえながらの同定作業は、大変でもあり楽しい時間でもあります。

この時期ですので、ささやかなクリスマスプレゼントかなと思いながら、翅の模様を眺めておりました。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(50)オニタビラコと【ヤマトシジミ】(2)

スレッド
ファルコン昆虫記(50)オニタ...
シジミチョウ科の最も一般的なシジミチョウです。
翅の表側はオスは少し光沢のある水色で、メスは黒色をしていますので、雌雄を見分けるのは簡単です。

幼虫がカタバミを食草としていますので、都会でも人家周辺でよく見かける蝶です。

陽が落ちかけた夕方、神戸地方裁判所の前庭でオニタビラコにとまる【ヤマトシジミ(大和小灰蝶)】を見かけました。
翅の裏側は、灰色地に黒い斑紋が散りばめられていますが、微妙な夕方の光の中で幻想的な雰囲気を漂わせています。

並んでいる紋様の黒点一つの位置の違いで、「ルリシジミ」となりますが、こちらはなかなか見かけることができません。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(49)フウセントウワタの実に【ナナホシテントウ】

スレッド
ファルコン昆虫記(49)フウセ...
夏場、 <スズメバチ> が頻繁に花の蜜を吸っていた功績で、いま「フウセンントウワタ」に大きな実がたくさんできています。

いまだに25度の夏日が続いている神戸ですので、秋らしさを感じませんが、「フウセントウワタ」の実に【ナナホシテントウ】がいました。

コウチュウ目テントウムシ科としては、一般的なテントウムシで珍しくもありません。
かわいい顔をしている割には、アブラムシやハダニを餌とする肉食性です。

わざわざとげのある狭苦しい所にいなくてもいいのにと思うのですが、温かい気温の中、越冬前の日向ぼっこをしているのかなと眺めておりましたが、どうやらお食事中でした。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(48)ランタナの花に【ユウレイセセリ】

スレッド
ファルコン昆虫記(48)ランタ...
セセリチョウは、茶褐色で「蛾」のように見えますので、あまり好かれていないようですが、微妙な模様で面白みのある「蝶」だと思います。

今までに 【チャバネセセリ】  【イチモンジセセリ】 とアップしていますが、今回は【ユウレイセセリ】の登場です。
翅の裏側は、茶色の地に白斑が見られ、写真では分かりにくいのですが、後翅に小さな白斑が3つ離れてあるのが特徴です。

「ユウレイ」の名称は、長い間学名が分からず正体不明だったので、付けられた名前です。

翅のわずかな紋様の違いでの同定ですが、「蝶」の分類も細部の確認が必要で、手ごわい世界です。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(47)黒い翅に白い水玉模様【ゴマダラチョウ】

スレッド
ファルコン昆虫記(47)黒い翅...
今回の「蝶」も以前に紹介した 【ホタルガ】 と同様に、樹木の多い雑木林などで見かけます。
花に止まり蜜を吸うことは少なく、クヌギなどの幹からしみ出た樹液や、腐敗した果実の水分などを好んで吸っています。

今朝がたの神戸の最低気温は17度。寒くなってきたためでしょうか、保安林のネットフェンスに近い枯れ枝にじっと止まっているのを、見つけました。

全体的に黒地に白の水玉模様ですので、チョウ目タテハチョウ科コムラサキ亜科の【ゴマダラチョウ】としてすぐに見分けがつきます。

この黒地に白の紋模様が色々とあるようで、採集している方にとっては、模様による分類が楽しめる面白い「蝶」だと思います。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(46)気になる青い斑点【ヒメウスアオシャク】

スレッド
ファルコン昆虫記(46)気にな...
写真を取ってからしばらくの期間、この「蛾」の名称を調べるにモンモンとしておりました。
なにせチョウ目の種類は3500種類、そのうち「蝶」と呼ばれるのは200種類ほどしかなく、残りは「蛾」の分類です。

2センチに満たない小さな「蛾」ですが、きれいな形をしています。
表翅にギザギザの鋸歯状の紋様が2本見えていますので、「アオシャク」の仲間だとまではわかりましたが、その先にたどりつけません。

悩ましたのは、青く見える斑点です。
アオシャク亜科には、青い斑点の「蛾」は見当たらず、未同定のまま時間をついやしました。
左右対称形での文様ではありませんので、「雌雄同体か」「突然変異か」と悩み、最終的には「おそらくなんらかの樹木の実の汁でもついたのでは」と見切りをつけ、最終的に【ヒメウスアオシャク】と同定した次第です。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(45)黒い翅に白い帯【ホタルガ】

スレッド
ファルコン昆虫記(45)黒い翅...
夏の「ホタル」の時期は過ぎ去りましたが、木々の生い茂る林の中では、もうそろそろ終わりでしょうが、チョウ目マダラガ科ホタル亜科【ホタルガ】が飛んでいました。

頭部は赤く、前翅の先端に白い帯が斜めに入っている特徴があり、なんとなく「ホタル」を連想させる「蛾」です。

昼間にヒラヒラと飛んでいますので、山間部では見つけやすいかもしれません。

「ホタル」も【ホタルガ】もともに「毒」を持つ昆虫ですので、生き延びる為に、お互いがお互いの擬態の形を補っている珍しいパターンの取り合わせに、不思議さを感じています。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

ファルコン昆虫記(44)風船唐綿の花に【キイロスズメバチ】

スレッド
ファルコン昆虫記(44)風船唐...
台風15号も去り、朝夕は少し穏やかな気温になってきました。
【キイロスズメバチ(黄色雀蜂)】にとり、これから捕獲する昆虫も少なくなり、大量の雄蜂と新女王蜂を育てなければいけない時期ですので、攻撃性が増す時期になります。

風にゆられる「フウセントウワタ」の花ですが、下向きに咲いていますので、花の蜜を確保するためには下向きにならざるを得ません。
スズメバチとして肉食の捕食性が強いイメージの【キイロスズメバチ】が、このように花の蜜を求めている姿には恐怖心が薄れます。

頭に血が上りそうな姿勢を保つのは大変だと思いますが、結構な時間をかけてしがみついており、餌を求める必死さが伝わってきました。
#ペット #動物 #昆虫

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
ハッピー
悲しい
びっくり