「ナニワイバラ」 、 中心部の雄しべの数が多く花粉がたっぷりありますので、花粉を食べる昆虫にとっては、おいしい花だとおもいます。
前回は 「ホソヒラタアブ」 でしたが、今回は【コアオハナムグリ小青花潜)】が、朝食中でした。
コガネムシ科ハナムグリ属の昆虫としては、15ミリ程度と小型です。
緑色の体に白~黄色の斑点を散りばめ、体にはうぶげ状の細かい毛がたくさん生えていますので、花粉の中で動き回ると体中に花粉がついていま。腹部側にも毛が生えていますので、雌しべとの接触する機会も多くなるような形態です。
この体中についた花粉が、花にとってはありがたい受粉作用となり、持ちつも持たれつの関係が、できているのでしょう。
一見、スジコガネ属の「アオドウガネ」かなと思いましたが、上翅の根元に当たる<小楯板(しょうじゅんばん)>が、「V字型」なので、ハナムグリの仲間だと分かります。
これがコガネムシ系になりますと、「U字型」になり、幼虫が植物の「根」を食べ、成虫は「葉」を食べる害虫として嫌われてしまいます。
<小楯板>の形をを確認する以前に、花粉を食べるのは「ハナムグリ」だと思えばいいのですが、へそ曲がりのコガネムシがいるかも知れず、昆虫を同定するのも難しい作業です。
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投稿日 2012-05-23 10:19
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投稿日 2012-05-23 19:29
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投稿日 2012-05-23 20:55
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投稿日 2012-05-23 23:25
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