21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発して始まりました。
午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見ムードが強く、その中で前日に11年ぶりの高水準を付けた米長期金利の上昇が一服し、株の買い直しを誘いました。
前日に一時(3.60%)に上昇した長期金利は、21日朝は(3.5%)台前半で推移しています。ダウ平均は前日は長期金利上昇が嫌気されて「313ドル45セント」反落で、買い直しを誘いました。
米連邦準備理事会(FRB)は、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の3倍となる(0.75%)の利上げを決定、インフレ抑制に向け当面は大幅利上げを続ける方針を示しました。一段の金融引き締めが米景気の悪化を招くとの見方から、景気敏感株を中心に売られています。
終値は続落し、前日比522ドル45セント(1.70%)安の3万0183ドル78セントと3カ月ぶりの安値で取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比204.859ポイント(1.8%)安の1万1220.192で終えています。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落で始まりました。
下げ幅は550ドルを超え「3万0465ドル91セント」の最安値を付ける場面もありました。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの長期化観測を背景に米長期金利が11年ぶりの高水準を連日で更新し、相場の重荷となっています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を21日に控え、タカ派的な内容になるとの警戒も買い手控えにつながっています。
米長期金利は一時、前日比(0.10%)高い(3.59%)と2011年4月以来の水準に上昇しました。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは早朝に(3.99%)と2007年10月以来、15年ぶりの高水準を付けています。
(FOMC)では3会合連続で(0.75%)の大幅な利上げを決めると見込まれ、委員らの政策金利見通し(ドットチャート)や<パウエルFRB議長>の記者会見でタカ派寄りの方針が示される可能性も高く、急激な利上げが米景気悪化を招くと警戒されています。
景気敏感株と消費関連株を中心に売られています。債券利回りの上昇を受け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株も安い流れでした。
終値は反落し、前日比313ドル45セント(1.01%)安の3万0706ドル23セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も反落し、前日比109.969ポイント安の1万1425.051でした。
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続落して始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを長期化するとの見方から米長期金利が一時、11年ぶりの高水準を付け、嫌気した売りが出ています。利上げが米景気を冷やすとの懸念が強まっており、幅広い銘柄に売りが広がりました。
(FRB)は20~21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開きます。インフレ抑制に向け、3会合連続で通常の3倍となる(0.75%)の利上げを決める見込みです。同時に開示する委員らの政策金利見通し(ドットチャート)も前回示した6月会合と比べ大幅に引き上げられる見通しです。これを背景に、米長期金利は朝方に前週末比(0.06%)高い(3.51%)と2011年4月以来の水準に上昇しています。
足元で比較的値持ちが良かったディフェンシブ株の下げが目立っています。米原油先物相場が下落しており、石油のシェブロンも安く、ハイテク株も売りが先行しました。
終値は反発し、前週末比197ドル26セント(0.64%)高の3万1019ドル68セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比86.616ポイント(0.8%)高の1万1535.020でした。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落で始まりました。
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、物流大手フェデックスの2022年6~8月期決算が振るわず、また、2023年5月期通期の業績見通しを撤回しています。世界経済の悪化が企業収益の重荷になるとの見方が強まっています。景況感の悪化に伴い国内外で貨物需要が減少しているため、予測がたてられないといいます。株価は一時(24%)下げています。
長期金利の指標である米10年物国債利回りは前日比(0.04%)高く債券価格は安い(3.49%)を付ける場面が出ています。長期金利上昇を受け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られています。
終値は続落し、前日比139ドル40セント安の3万0822ドル42セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比103.953ポイント安の1万1448.404でした。
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸して始まりました、
13日に今年最大の下落となり、前日も小幅反発にとどまったとあって、値ごろ感からの買いが入りました。市場予想を上回る米小売り統計を好感して消費関連銘柄が買われています。金融株への買いも相場を支えています。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速への警戒は強く、ダウ平均は朝方には下げる場面も出ています。
取引開始前に発表された8月の米小売売上高は前月比(0.3%増)と市場予想(0.0%)を上回りました。高インフレ下でも消費は底堅いと受け止められ、消費関連株の買いを誘っています。
米債券市場で長期金利が(3.46%)と前日終値(3.40%)から上昇し、6月に付けた今年の最高水準(3.49%)に近づいています。利ざや拡大につながるとの見方から、金融株が総じて買われています。半面、長期金利上昇は高PER(株価収益率)のハイテク株の一角には重荷となり、売られています。
終値は反落し、前日比173ドル27セント(0.56%)安の3万0961ドル82セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比167.321ポイント安の1万1552.357でした。
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発で始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速への警戒感から前日のダウ平均株価は、「1276ドル37セント」安と今年最大の下げを記録しています。急落の反動で自律反発を期待した買いが入りました。
前日は8月の米消費者物価指数(CPI)が(8.3%)と市場予想を上回り、インフレ圧力の強さを示しています。市場では(FRB)が9月20~21日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍の(1.0%)の利上げに踏み切るとの観測も浮上し、米株式相場の急落を招きました。
14日朝発表の8月の米卸売物価指数(PPI)は前月比(0.1%)下落と2カ月続けて下がり、市場予想と一致しています。米長期金利は朝方に一時(3.47%)と3カ月ぶりの高水準を付けましたが、(PPI)発表を受けて(3.4%台前半)に水準を切り下げて推移しています。
業績が景気に左右されにくいディフェンシブ株が買われ、前日に下げが目立ったハイテク株も総じて反発。半面、景気敏感株と消費関連株の一角が値を下げています。
前日終値を挟んでもみ合う展開となり、終値は小幅に反発し、前日比30ドル12セント(0.097%)高の3万1135ドル09セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比86.104ポイント高の1万1719.678でした。
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に5営業日ぶりに反落して始まりました。
朝方発表の8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る上昇率となり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が強まりました。
(CPI)は、前年同月比(8.3%)上昇と7月(8.5%)からは減速しましたが、市場予想(8.0%)を上まわりました。物価の基調を測る上で重視される前月比は市場予想(0.1%の低下)に反して(0.1%の上昇)でした。市場では20~21日に開かれます米連邦公開市場委員会(FOMC)で(0.75%)の利上げが決まるだけでなく、その先の一段の利上げが警戒されています。
長期金利が一時(3.46%)と約3カ月ぶりの高水準を付けました。長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られ、積極的な利上げが景気を冷やすとの見方から景気敏感株も下げています。
終値は5営業日ぶりに急反落し、前日比1276ドル37セント(3.94%)安の3万1104ドル97セントで取引を終え、下落幅、下落率ともに今年最大でした。ダウ平均株価は前日までの4営業日で1200ドルあまり上昇していましたが、13日の下落で帳消しにしています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに急反落し、前日比632.837ポイント(5.2%)安の1万1633.574で終え、下落率は今年最大となっています。
12日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続伸して始まりました。
米長期金利の上昇が一服しており、8月半ば以降の株安局面で売られていたハイテク株や景気敏感株の一角が買い直されていますが、13日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)を控えて様子見ムードも出ています。
米長期金利は12日朝に(3.2%台)と前週末終値(3.31%)から低下しています。これを受け、高PER(株価収益率)のハイテク株の一角が買われ、景気敏感株も上げています。
終値は4営業日続伸し、前週末比229ドル63セント(0・71%)高の3万2381ドル34セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も4営業日続伸し、前週末比154.104ポイント高の1万2266.411でした。
9日の米ダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。
米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒は揺らぎませんが、利上げ観測はある程度相場に織り込まれています。足元で米長期金利の動きも落ち着いており、投資家心理の悪化にはいったん歯止めがかかり、8月中旬以降の下げが大きかったハイテク株や景気敏感株を中心に買いが優勢になっています。
9月20~21日に開かれます米連邦公開市場委員会(FOMC)では3会合連続で(0.75%)の利上げが決まるとの見方が市場の大勢です。金融引き締めの長期化を織り込んで週初に大幅に上昇した米長期金利は、9日朝は前日終値(3.32%)からほぼ横ばいで推移しています。
長期金利の上昇局面で売られた高PER(株価収益率)銘柄のハイテク株が買い直され、景気敏感株では建機のキャタピラーの上げが目立つ。米原油先物相場が上昇し、石油株も高くなっています。
終値は3営業日続伸して、前日比377ドル19セント(1,19%)高の3万2151ドル71セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3恵右行日続伸し、前日比250.178ポイント(2.1%)高の1万2112.307でした。
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。取引開始後まもなくダウ平均は一時259ドル安まで下落して、「3万1321ドル50セント」の安値を付けています。
欧州中央銀行(ECB)が8日の理事会で(0.75%)の大幅な利上げを決め、米連邦準備理事会(FRB)も利上げ継続の方針を掲げています。世界の主要中銀による積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの警戒感が強く、売りが優勢になりました。
<パウエル>(FRB)議長は8日朝、米ケイトー研究所が主催したオンラインの質疑応答で「仕事を完了するまで続ける必要がある」とインフレ目標の達成を目指し、利上げを継続する考えを強調しました。20~21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の3倍にあたる(0.75%)の利上げを決めるとの観測が優勢です。
ただ、売りが一巡すると銀行株中心に買い戻しも活発に出てプラスに転じています。市場もタカ派な(FRB)の動向は既に十分認識しているうえ、このところの急落から、下値では値ごろ感の押し目買いも入っています。
終値は続伸し、前日比193ドル24セント(0.61%)高の3万1774ドル52セントで取引を終えています。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比70.229ポイント(0.6%)高の1万1862.129でした。
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