7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株化は3日続落で始まりました。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を積極的に進めることへの警戒感から売りが続いていますが、景気敏感株の一角には値ごろ感からの買いが入り、売り一巡後は雇用市場の改善に着目し、米経済の回復が続くとの期待から景気敏感株を中心に買いが入り、ダウ平均を押し上げています。
終値は、前日比4ドル81セント(0・013%)安の3万6231ドル66セントで取引を終えています。
取引開始前に発表されました2021年12月の米雇用統計では、景気動向を映す非農業部門雇用者数が前月比19万9000人増と市場予想(42万2000人増)を下回っています。一方、失業率は(3.9%)と昨年11月(4.2%)から低下し、市場予想(4.1%)も下回りました。
平均時給の伸び率は市場予想以上となり、(FRB)が金融政策の正常化を積極的に進めるとの見方を後押しする内容だったとみられています。発表後の米債券市場で長期金利は一時(1.79%)と前日終値(1.72%)から上昇し、2020年1月以来の高水準を付けています。
6日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を積極的に進めることへの警戒感から売りが続いています。
終り値は前日比170ドル64セント(0.47%)安の3万6236ドル47セントで取引を終えています。
6日早朝の米債券市場で長期金利が一時(1.75%)と前日終値(1.70%)から更に上昇し、昨年3月以来の高水準を付けています。(FRB)が前日に公表した前回の米連邦公開市場委員会(FOMC、昨年12月15日開催分)で保有資産の圧縮についての議論を進めていることが、議事録公開でわかり、早期に政策の正常化が進む可能性が意識されています。
前日は長期金利の上昇で相対的な割高感が増したハイテクなど高PER(株価収益率)が売られました。6日も売り圧力は続き、スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが下げています。
IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は19・30ポイント安い1万5080・87でした。
5日の米ダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反落しています。上昇して始まりましたが、5日午後に公表されました12月15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて下げに転じています。
終値は、最高値を付けた前日の「3万6799ドル65セント」よりより392ドル54セント(1.07%)安の3万6407ドル11セントで取引を終えています。
米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の正常化を前倒しで進めるとの見方が強まり、長期金利は一時(1.71%)と昨年4月以来の水準に上昇しました。相対的な割安感が薄れたハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄が売られ、相場の重荷となっています。
(FOMC)の議事要旨では利上げや(FRB)の保有資産の圧縮を前回の緩和縮小時よりも速いペースで実施するのが望ましいとの見方があったことがわかりました。「ほぼすべての参加者がバランスシートの縮小を最初の利上げ後に始めることが適切になるだろう」と考えていたことも明らかになり、市場では金融引き締めに積極的な「タカ派寄り」と受け止められています。
4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均株価は続伸し、一時3万6900ドル台をつけ、取引時間中の最高値を更新しています。終値は前日比214ドル59セント(0.59%)高の連日の最高値の3万6799ドル65セントで取引を終えています。
米国での1日当たりの新型コロナウイルス感染者が米ジョンズ・ホプキンズ大学システム工学研究所(CSSE)の集計で3日に「108万人」を超えたものの、「変異株(オミクロン)」が重症化するリスクは小さいとの見方から経済への影響は限定的とされ、買いが先行しています。
長期金利が一時(1.68%)と昨年11月下旬以来の水準に上昇し、利ざや改善が意識された金融株が買われて相場を押し上げました。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比210.080ポイント(1.3%)安の1万5622.719で終えています。
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりもみ合いの展開になりました。
新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の感染が米国など世界各地で拡大しているものの、重症化リスクは低いとの報告が相次いでいます。景気回復への楽観的な見方を背景に年明けの買いが先行し、米経済の回復基調が続くとの楽観が相場上昇を支えています。年初とあって年金基金などの新規資金の流入を見込む期待も買いを後押ししています。
(12月29日)に付けた過去最高値「3万6488ドル63セント」を上回り、高値警戒感から利益確定売りも出やすい情況でしたが続伸、終値は年末営業日比246ドル76セント(0.68%)高い3万6585ドル06セントの過去最高値を更新して取引を終えています。
景気敏感株への買いが目立ち、航空機のボーイングや化学のダウ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなどが高く、米長期金利が一時前週末比(0.09%)高い(1.60%)と昨年11月下旬以来の高水準を付けています。利ざや期待の思惑から金融銘柄も買われていました。
ダウ平均の構成銘柄以外では電気自動車のテスラが一時(11%)高となっています。2日に発表した2021年10~12月期の販売台数(93万台)が市場予想を大幅に上回り、好感した買いが集まりました。アップルが一時(3%)上昇し、米企業として初めて時価総額3兆ドルを突破しています。
31日の米ダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まりました。午前9時45分時点では前日比20ドル02セント安の3万6378ドル06セントでした。
終値は前日比59ドル78セント(0.16%)安の3万6338ドル30セントで取引を終えています
29日に過去最高値「3万6488ドル63セント」を記録、6日間で1300ドル値を上げていますので利益確定の売りが出ていますが、売り一巡後は、米景気への楽観的な見方を背景にした買いで高く推移していました。
今年は1月の米議事堂襲撃事件に始まり、激動の年となりましたが、米株式市場はパンデミックからの回復の追い風を受け力強い相場となりました。ダウ平均は(18.7%)上昇し、伸び率は2019年以来の大きさとなっています。
S&P500は終値ベースで過去最高値を70回更新しています。現代の米株式市場誕生以来、2番目に多い数でしたが、12.55ポイント安の4766.18で終えています。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は96.59ポイント安の1万5644.97で終えています。
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は7日続伸して始まっています。午前9時40分では前日比163ドル65セント高の3万6652ドル28セントと、前日に付けた過去最高値を上回っています。
ただ、前日までの6営業日で1500ドルあまり上げた後で利益確定売りが出やすく、下げる場面もありました。行動制限も再度実施される中で、経済への影響が実際にどの程度になるのかは、来年に持ち越しになりそうです。
終値は前日比90ドル55セント(0.25%)安の3万6398ドル08セントで取引を終えています。
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったのを受け、米景気への楽観に基づいた買いが入りました。新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の感染拡大が雇用回復を抑えるとの懸念が和らいでいます。
新規失業保険申請件数は前週比8000件減の19万8000件と市場予想(20万5000件)を下回りました。4週間の移動平均は19万9250件と1969年10月以来52年ぶりの低水準でした。
29日の米株式相場でダウ工業株30種平均株価は6日続伸して始まり、終値は、(11月8日)の過去最高値「3万6432ドル22セント」を上回る前日比90ドル42セント(0.25%)高い3万6488ドル63セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスの感染拡大による米景気への悪影響は限られるとの見方から消費関連株などへの買いが出ています。
ただ、前日までの5日続伸で1400ドル超上げており、目先の利益を確定する目的の売りも出ていますが上値は小幅に挙げています。
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5日続伸で始まり、一時は(11月8日)の過去最高値「3万6432ドル22セント」を上回っています。
買い一巡後、利益確定売りが出て値を下げていますが、その後も買いが進み、終値は前日比95ドル83セント(0.26%)高い3万6398ドル21セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスの感染が拡大しても米国で経済活動が制限される可能性が低下し、投資家心理の改善につながっています。
米国では新型コロナの「変異株(オミクロン)」の感染拡大が続いています。ただ、米疾病対策センター(CDC)は27日、感染者が無症状の場合、隔離期間を従来の10日間から5日間に短縮すると発表しました。
感染対策と経済活動のバランスを取るためで、大規模な経済活動の制限による景気の下押し圧力への懸念が和らぎました。
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4日続伸で始まりました。終値は前週末比351ドル82セント(0.98%)高の3万6302ドル38セントで取引を終えています。
新型コロナウイルスの「変異型(オミクロン)」の感染は拡大しているものの、米経済を支える個人消費は増えています。米経済の先行きに対する期待の高まりから幅広い銘柄に買いが先行しています。
米マスターカードが26日、同社の決済データをもとにまとめた米国の年末商戦(11月1日~12月24日)の売上高は前年同期比(8.5%)増えています。新型コロナ拡大前の2019年と比べても(10.7%)伸びています。「変異株(オミクロン)」の感染拡大が続く中でも消費は衰えていません。
米国株の取引は27日を含め年内5営業日となりました。年末にかけて株価が上昇する「サンタラリー」や、運用成績をよく見せるための年末のお化粧買いが相場を押し上げるとの期待も出ているようです。
多くの機関投資家が運用指標とするS&p500種株価指数は4日続伸し、前営業日に比べ65.40ポイント(1.4%)高の4791.19で終え、連日で過去最高値を更新しました。
また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前営業日比217.888ポイント(1.4%)高の1万5871.262で終えています。
主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数は(2.7%)高の4039.512と過去最高値を更新しています。
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