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- ダウ平均株価(9月20日)@終値3万0706ドル23セント
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落で始まりました。
下げ幅は550ドルを超え「3万0465ドル91セント」の最安値を付ける場面もありました。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの長期化観測を背景に米長期金利が11年ぶりの高水準を連日で更新し、相場の重荷となっています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を21日に控え、タカ派的な内容になるとの警戒も買い手控えにつながっています。
米長期金利は一時、前日比(0.10%)高い(3.59%)と2011年4月以来の水準に上昇しました。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは早朝に(3.99%)と2007年10月以来、15年ぶりの高水準を付けています。
(FOMC)では3会合連続で(0.75%)の大幅な利上げを決めると見込まれ、委員らの政策金利見通し(ドットチャート)や<パウエルFRB議長>の記者会見でタカ派寄りの方針が示される可能性も高く、急激な利上げが米景気悪化を招くと警戒されています。
景気敏感株と消費関連株を中心に売られています。債券利回りの上昇を受け、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株も安い流れでした。
終値は反落し、前日比313ドル45セント(1.01%)安の3万0706ドル23セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数も反落し、前日比109.969ポイント安の1万1425.051でした。
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