今宵の肴は、「ししゃも」(280円)です。
学生時代は行きつけの<パブ>で、「ししゃもの・・・・さん」と呼ばれていました。
昨今の「カラフトシシャモ(キャペリン)」ではなく、当時は本物の「ししゃも」だったと思います。
「にいちゃん、呑みっぷりがいいな」と、隣のこわもての方から声がかかりました。
「エエッ??」と、学生は返答に詰まります。
「ししゃもだけで、角のボトル一本空けるとはたいしたものや」
「エエッ・・・」と、ビビりながら言う学生。
「呑み方気にいったから、わしんとここいや、酒ならいくらでもある」
「エエッ!!」
かくして羊のようにおとなしい学生は、親分さんのお家の大広間で一杯呑む羽目になるのでした。
今宵も、呑み仲間の<ペコちゃん>からおすそ分けが届きました。
【丸房露】という、直径6センチばかりの円形で底は平らですが、中心部は膨らんだ形をしています。
【丸房露】は、福岡県福岡市の銘菓として有名ですが、食べたことがあるのかないのか、記憶が定かではありません。
1630(寛永7)年に創業された老舗<千鳥屋宗家>のお菓子で、ポルトガル人より伝授された製法を連綿と守り続け、380年を超える伝統ある焼菓子です。
原材料は、<小麦粉・砂糖・卵・ブドウ糖・蜂蜜・水あめ・重曹>が書かれてありました。
しっとりとした歯触りで柔らかく、蜂蜜の素朴な味わいで、そんなに甘くなく助かりました。
打ち合わせで、少しばかりお昼ご飯が遅れてしまいました。
どうしようかなと歩いておりましたら、15:30までランチタイムという看板と出会い、即決定です。
「左手の階段の4階です」と書かれていましたが、気にせず行きますと、エレベーターがありました。
お店のドアーを開けますと、鏡張りのモダンなお店で、「エッ」という雰囲気です。
色々とランチメニューはありましたが、日替りランチ(750円)をお願いしました。
コーンポタージュスープと旬のサラダ、<筍とゴボウの含め煮・ジンギスカン・鮭の西京漬け>がメインで、食後にはコーヒーが付いています。
お店はカフェバーといった造りで、マスターに聞きますと前のお店のまま買い取られたそうです。
マスターは30歳前後でしょうか、徳島県出身で昨年の11月にオープンだと伺いました。
夜の部の終了は25時だとかで、久しく三宮のネオンを見ていないモノとしては、やはり繁華街のお店なんだと再認識させられました。
仙醍(せんだい)市を本拠地とする、万年最下位のプロ野球チーム<仙醍キングス>の熱狂的なファンの父と母のもとに、男児<王求(おうく)>が産まれますが、その日は<仙醍キングス>の監督がなくなった日でもあります。
0歳児から野球の英才教育を受けてきた<王求>は、高校時代までホームランバッターとして名を馳せますが、自分が暴行を受けた相手を<父>が殺してしまい、「人殺しの子」と噂される中、高校を中退せざるを得ません。
紆余曲折の生活の中、偽名を使い<仙醍キングス>にプロテストで入団、数々のホームラン記録を塗り替えてゆきますが、「人殺しの子」が活躍する姿に嫉妬を覚える監督がとった行動で、<王求>は・・・。
キーワードとしてシェークスピアの『マクベス』の言葉が散りめられ、同作品に出てくる魔女三人がいい味を添えています。
なんとも荒唐無稽な場面もあるのですが、ひとつのエンターティナメントとして楽しめました。
水栽培でお馴染みの【ヒヤシンス(風信子)】が、球根植えできれいに咲き並んでいました。
ユリ科ヒヤシンス属の、球根性多年草です。
原産地は地中海東部沿岸からイランにかけてで、日本には1863年に渡来しています。
大きく分けて【ヒヤシンス】の花姿は、主にオランダで改良され2000種を超すといわれている、写真のように花芽をたくさんつける<ダッチヒヤシンス>と、フランスで改良された花芽がまばらに付く <ローマンヒヤシンス> とに分けられるようです。
どちらもそれぞれの趣きがあるようで、お国柄が反映されているのかなと見ています。
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