すっかり不義理をしておりますスナック【ロマン】に顔出しです。
今月の3月5日は、ママさんの還暦のお誕生日でしたが、出向けませんでした。
存命中の女性として世界最高齢の115歳の<大川ミサヲ>さんのお誕生日も3月5日ですので、「ママサンも長生きするね」と言えば、笑っておられました。
そしてこの3月17日は、【ロマン】の開店7周年に当たります。
あいにくと今年の3月17日は日曜日に当たりますので、少し早や目ですが「おめでとう」だけは言わなくてはと寄りました。
お店には<由紀ちゃん>というニューハーフの子がいるのですが、「このあいだ三宮で、初めて入ったお店のママさんがニューハーフで カレーライス を食べてきた」と話しますと、これまた大笑いで冷やかされました。
まだまだお元気なママさんですので、これからも周年を重ねていただきたいものです。
夜の歓楽街の福原にしては、静かな裏通りで暖簾を出されている【山科(やましな)】さんで、今宵はちょっと一杯です。
「お食事処」とありますので、居酒屋メニューはもちろんのこと、食事もできますが、女将さんが沖縄県出身ですので沖縄料理をどうしても選んでしまいます。
場所柄、夜のオネイサン達が仕事帰りに寄られますので、本来は夜中から朝方4時5時までが忙しく、この時間帯はお客さんも少なく、静かに呑めるのが魅力です。
まずは「ラフティー」を注文しましたが、煮込みが浅いということで「ソーキ」にしました。
沖縄らしく「アグー豚の餃子」でお腹を沈め、「島ラッキョウ」でビールを楽しんでおりましたら、大将がサービスで「水菜のおひたし」を出してくれました。
どれも手作り感のある家庭料理で、安心していただけます。
少し気温が落ち込みますと、温かいモノを体が求めるようです。
今日の昼ご飯は麺類がいいと、「選べる3種の丼ぶりとかけうどんのセット」(590円)にしました。
長いセットメニューの名称ですが、「鶏マヨ丼」・「カキ玉丼」、そしてわたしが選びました「かき揚げ丼」の3種類から好きな丼物が選べます。
かき揚げは、<海老・玉ねぎ・さつま芋・グリーンピース>が使われており、バリッとした仕上がりで海老もたくさん入っています。
ほんのりとした出汁の掛け具合、ひつこさもなく美味しくいただけました。
かけうどんは、<天かす(揚げ玉)・ネギ・カマボコ>です。
見るからに山椒の調合が多いかなという七味をたっぷりとかけ、関西風の鰹と昆布の出汁がおいしく、麺がコシのない「うろん」の茹で加減ですので、これまたいい塩梅でした。
ショーケースの中に飾られています<生け花>ですので、利用する空間は限られています。
垂直性や水平性を出すのは、至難の業だと拝見していますが、今回も横に伸びる若芽の枝の配置がよく、左肩上がりに伸びる枝先が、空間を引き締めていました。
黄色い「フリージア」を中心に、濃紺色の「トルコギキョウ(?)」、桃色の「カーネーション」等の原色の組み合わせも整い、春先のびやかな雰囲気を醸し出している構成でした。
庭に設けられたアルミフェンスの隙間から、垂れさがるように【オウバイ】が咲いていました。
モクセイ科ソケイ属の落葉性半つる性低木で、ジャスミンの仲間ですが花自体に香りはありません。
和名に「梅」が付いていますが、花の形が似ているだで、バラ科の「梅」とは無関係です。
原産国は中国で「迎春花」と表記され、春先一番に咲く花として知られ、日本には江戸時代初期に渡来しています。
黄色花を咲かせる頃にはまだ葉がなく、枝に並んだように咲く姿は目に鮮やかに移ります。
つる性の枝が風に揺れる姿に、しばし足を止めて眺めていました。
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