26日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比135円87銭(0.51%)高の2万6726円65銭でした。前日の米株式市場でのハイテク株を中心とした物色が波及し、グロース(成長)株などに買いが入りました。ただ企業業績の先行きへの警戒感は根強く、前日の終値近辺まで伸び悩む場面もありました。
前日の米市場で長期金利の低下を手掛かりにハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が(1.3%)上昇したのを受け、東京市場でもハイテク関連銘柄の上昇が目立ちました。日経平均は前日までの2営業日で1000円近く下げていたため、自律反発狙いの買いが入りやすい面もありました。
しかし売り方の買い戻しがメインとの見方が強く、買い一巡後は急速に伸び悩む場面が出ています。資源高や中国の景気減速への警戒などを背景に、国内企業の今期業績見通しに対する不安が上値を抑えています。
終値は3営業日ぶりに反発し、前日比109円33銭(0.41%)高の2万6700円11銭で取引を終えています。
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日続落して始まり、一時500ドル近く値を下げ「3万3323ドル37セント」の安値をつけています。
中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都市封鎖(ロックダウン)が上海市以外にも拡大しかねないとの懸念が広がり、市場の不安が高まっています。中国の景気減速が世界経済を下押しするとの懸念が強まっています。
25日は人民元が対ドルで約1年ぶりの安値を付けたほか、上海株の終値は約1年10カ月ぶりの安値水準でした。「ゼロコロナ」政策による物流の寸断などで経済や供給網(サプライチェーン)が一段の打撃を受けるリスクが警戒され、業績が景気に影響されやすい景気敏感株を中心に売りが先行しました。
売り一巡後は米長期金利の低下を支えに、足元で下げが目立っていた金利との比較で相対的な割高感が意識されていた高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが入り、相場全体を押し上げました。
終値は3営業日ぶりに反発し、前週末比238ドル06セント(0.7%)高の3万4049ドル46セントで取引を終えています。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は、165.559ポイント高の1万3004.852で終えています。S&p500種は。 24.34ポイント高の4296.12で終えています。
25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前週末比526円56銭(1.94%)安の2万6578円70銭でした。
前週末22日の米株式市場で主要3指数が大幅安となった流れで、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出ています。コロナ禍での上海ロックダウンによる中国経済の減速懸念から、原油先物相場が下げたことも日本株の重荷となりました。日経平均の下げ幅は、一時600円を超え「2万6487円84銭」まで下げる場面が場面がありました。
終値は続落し、前週末比514円48銭(1.90%)安の2万6590円78銭で取引を終えています。(4月12日)の「2万6334円98銭」以来約2週ぶりの安値となっています。
週末22日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落し、前日比981ドル36セント(2.82%)安の3万3811ドル40セントで取引を終えています。
米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの懸念が強まり、幅広い銘柄が売られました。決算発表を受けて一部銘柄が大幅安となったのも相場の重でした。ダウ平均の下げ幅は取引終了間際に一時1000ドルを超え安値「3万3773ドル39セント」を付ける場面もありました。
(FRB)の<パウエル議長>が前日の討論会で、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の2倍の(0.5%)の利上げを示唆し、その後も速いペースで利上げを続ける考えを示しています。急速な金融引き締めが景気減速につながるとの見方が改めて意識されています。米長期金利が(2.9%)前後と高水準で推移し、相対的な株式の割高感が意識されています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比335.359ポイント安の1万2839.293で終えています。
22日の東京株式市場で日経平均株価株価は反落して始まりました。始値は前日比355円26銭安の2万7197円80銭でした。
前日の米株式市場で米長期金利の上昇を背景に主要株価指数がそろって下落した流れを受け、東京市場でも売りが優勢となっています。その後に下げ幅は600円を超え、午前の終値は前日比519円73銭(1.89%)安の2万7033円33銭でした。
午後に入り、目新しい売買材料に乏しく、下値を売り込む動きは一服。週末をにらんだ持ち高調整で売り方の買い戻しが入り、相場を下支えしています。
終値は4日ぶりに反落し、前日比447円80銭(1.63%)安の2万7105円26銭で取引を終えています。
21日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日続伸して始まり、午前9時35分には前日比319ドル97セント高の3万5480ドル76セントでした。米主要企業で市場予想を上回る決算の発表が相次いでいます。インフレやウクライナ危機などの逆風下でもしっかりとした企業業績が確認でき、好材料となっています。
前日夕に市場予想を上回る最高益決算を発表した電気自動車のテスラは(10%)超上昇しています。空運のアメリカン航空グループと同業のユナイテッド航空ホールディングスは旅客需要の回復で2022年4~6月期に黒字化する見通しを示し、株価は大幅高となりました。
長期金利が(2.9%)台に上昇し、高PER(株価収益率)のハイテク株などの売りを誘いました。の<パウエルFRB議長>は21日午前に民間研究機関の会合で講演し、午後に国際通貨基金(IMF)主催の討議に参加、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で「通常の倍の0.5%の利上げを検討している」と発言。「私の考えではもう少し速いペースで動くことが適切だ」とも語り、金融引き締めが強まることへの警戒感も投資家心理の重荷となりました。
また、ダウ平均は前日までの2日間で750ドル近く上げており、いったん利益を確定する目的の売りが出たようです。
終値は3営業日ぶりに反落し、前日比368ドル03セント(1.05%)安の3万4792ドル76セントで取引を終えています。好決算銘柄が買われて高く始まりましたが、米長期金利の上昇を受けて伸び悩み、午後に下げに転じています。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒も広がり、ダウ平均の日中の高値(3万5492ドル22セント)と安値(3万4723ドル82セント)の差は768ドルに達しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比278.413ポイント安の1万3174.652で終えています。
21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比329円39銭(1.21%)高の2万7547円24銭で前場を終えています。
米長期金利の上昇に対する過度な警戒が後退したことに加え、日本時間午前の取引で米株価指数先物が堅調に推移し値がさのハイテク株が買われ指数を押し上げました。
米国の主要ハイテク銘柄で構成するナスダック100株価指数の先物が日本時間21日の取引で一時前日清算値比(0.8%)超上昇。米長期金利が低下したことや電気自動車(EV)大手の米テスラの決算を材料視しており、東京市場でもグロース(成長)株の精密機器、電気機器などが買われています。
終値は3日続伸し、前日比335円21銭(1.23%)高の2万7553円06銭で取引を終えています。(4月5日)の「2万7787円98銭」以来約2週間ぶりの高値となりました。取引時間中の高値は、2万7580円64銭まで上げています。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続伸し、前日比249ドル59セント(0.71%)高い3万5160ドル79セントで取引を終えています。
市場予想を上回る四半期決算を発表した銘柄が買われ、上昇をけん引しました。インフレや米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速が見込まれる中でも米景気や企業業績は底堅いとの見方が買いを後押ししています。
19日夕に発表した2022年1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回ったIT(情報技術)のIBMが(7%)上昇し、ダウ平均を押し上げています。20日朝に市場予想を上回る増収増益決算を発表した日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も(3%)高で推移しています。景気敏感株の上げが目立った前日と異なり、ヘルスケアなどディフェンシブ株が総じて買われています。
一方、映画・娯楽のウォルト・ディズニーが(6%)下げ、相場の重荷となりました。動画配信のネットフリックスが前日夕に発表した決算で世界の契約者数が減少に転じ、同社株が(35%)安と暴落しています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比166.592ポイント安の1万3453.065で終えています。
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比154円90銭(0.57%)高の2万7139円99銭で前場を終えています。
前日の米株式相場の続伸や、外国為替市場での円安・ドル高加速が追い風になりました。日経平均は上げ幅を一時400円超の2万7389円84銭の値をつけています。その後は利益確定の売りで上げ幅を縮小しています。
円相場が「1ドル=129円」台に下落したのを受け、トヨタやホンダ、デンソーなど自動車関連銘柄に輸出採算の改善を期待した買いが集まりました。一方、ニューヨーク原油先物が前日に下落した流れで資源関連の銘柄には売りが出ています。
終値は続伸し、前日比232円76銭(0.86%)高の2万7217円85銭で取引を終えています。
19日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。
好決算を発表した銘柄が買われ、相場上昇をけん引しています。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを強める中でも米景気は底堅く推移するとの見方から、景気敏感株や消費関連株にも買いが入っています。。
2022年1~3月期決算で1株利益が市場予想を上回った医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が大幅高となり、ダウ平均を押し上げています。足元で堅調な米景気指標が相次いでおり、19日発表の3月の住宅着工件数も市場予想を上回っています。年初からディフェンシブ株に出遅れていた景気敏感株や消費関連株が好感されています。
米長期金利は朝方に前日比(0.07%)高い(2.92%)と2018年12月以来の高水準を付け、利ざや拡大の見方から銀行株への買いにつながっています。一方、金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は売りが先行し、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落して始まりました。
終値は、3営業日ぶりに反発し、前日比499ドル51セント(1.45%)高の3万4911ドル20セントで取引を終えています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前日比287.299ポイント(2.15%)高の1万3619.657で終えています。
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