6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比82円69銭(0.30%)高の2万7844円26銭でした。
米株価指数先物が日本時間6日午前の取引で上げ幅を広げると、日経平均先物にも短期筋の買いが入り、指数を押し上げています。6日午前の外為市場で円相場は1ドル=130円台と、前週末3日夕に比べ円安・ドル高の水準でした。輸出の採算改善の思惑から、自動車や機械といった輸出関連株の一部の支えとなりました。
前週末には観光対策「Go Toトラベル」を6月末から7月にも名称を変えて再開する案が政府内で浮上していると伝わり、経済活動が一段と活発になるとの見方から、鉄道や空運、百貨店など関連銘柄の上昇が目立っています。
3日に発表されました5月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比39万人増と、市場予想を上回っています。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが続くとの見方から、3日の米株式相場は下落しています。東京市場でもこの流れを受け、朝方は売りが優勢で寄り付き直後には200円超安の「2万7523円95銭」の安値でした。
終値は続伸し、前週末比154円32銭(0・56%)高の2万7915円89銭で取引を終え、(3月30日)の「2万8027円25銭」以来の高値となっています。
3日の米ダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。朝方発表の5月の米雇用統計で雇用者数の増加幅が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めの方針は変わらないとの見方が広がり、警戒した売りが優勢になっています。
雇用統計で景気動向を映す非農業部門雇用者数は前月比39万人増えました。4月の43万6000人増からは減少しましたが、市場予想(32万8000人増)を上回り、市場が注目する平均時給上昇率は前年同月比(5.2%)と市場予想と同じでした。全体として(FRB)が金融引き締めを一段と加速するほど強くはないものの、利上げペースを緩めるような内容ではないと受け止められています。
前日の米債券市場では雇用統計を控えて様子見が広がっていたため、3日は幅広い年限の債券利回りが上昇。長期金利の指標となる10年債利回りは一時、前日終値の(2.91%)から(2.98%)になり、長期金利の上昇も相対的な割高感を意識した株売りが出ています。
終値は反落し、前日比348ドル58セント(1.05%)安の3万2899ドル70セントで終えています。
長期金利の上昇に伴い、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比304.164ポイント(2.5%)安の1万2012.734でした。
3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比299円35銭(1.09%)高の2万7713円23銭でしたた。
前日の米株式市場で主要指数が上昇したのを受け、グロース(成長)株を中心に買いが入り、利益確定売りや戻り待ちの売りも出て上値を抑えています。
米民間雇用サービス会社ADPが2日発表した5月の全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に下回りましたが、金融引き締めの加速への懸念がやや和らいで米株式相場が上昇しています。東京市場でも米金利の先高観に対する警戒感がやや後退し、高PER(株価収益率)のグロース(成長)株などの買い戻しが進んでいます。
ファストリテイリングは、2日に発表した5月の既存店売上高(直営店・EC含む)が前年同月比(17.5%)増え、株価は(5%)超上昇、1銘柄で日経平均を120円ほど押し上げました。
終値は反発し、前日比347円69銭(1.27%)高の2万7761円57銭で取引を終えています。
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日続落で始まりました。
2日朝にソフトウエアのマイクロソフトが2022年4~6月期の業績予想を下方修正しています。米国を代表する巨大ハイテク企業だけに心理面に悪影響が大きかったようです。マイクロソフトは5月までのドル高の影響を加味し、業績予想を小幅に下方修正しました。修正後の売上高と1株利益は市場予想を下回りました。同社株は一時(3%)あまり下げています。
ハイテクではスマートフォンのアップルも下げた、製薬のメルクやアムジェンなどディフェンシブ株も安く、一方、米原油相場が増産観測で下げる場面があり、インフレが弱まるとの期待から消費関連株や景気敏感株の一角は買われダウ平均を支えています。
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前日比46円31銭(0.17%)安の2万7411円58銭で終えています。前日の米株安の流れを引き継ぎ、朝方に下げ幅は一時200円を超え「2万7251円24銭」の安値をつけています。
一方、外国為替市場で円相場が1ドル=130円近辺の円安・ドル高水準にあることが投資家心理を支え、相場の下値は神楽れました。
米サプライマネジメント協会(ISM)が、1日発表した5月の製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したのをきっかけに、米金融引き締めへの警戒が再び強まり、前日の米株式相場が下落。
「米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締め方向に傾き、当面の日本株にも影響が反映された感じですが、売りが一巡した後は円安・ドル高傾向が支えとなり下げ幅を縮めています。
終値は、小幅に反落し前日比44円01銭(0.16%)安の2万7413円88銭で取引を終えています。
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。
前日夕に発表した決算が市場予想を上回った顧客情報管理のセールスフォースが大幅高となり、ダウ平均を押し上げています。セールスフォースは一時(12%)高となっています。2022年2~4月期決算が市場予想を上回る増収となり、2023年1月期通期の1株利益予想を引き上げました。他のハイテク株にも買いが波及し、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが値を上げています。
米原油先物相場の上昇を受け、石油株への買いも相場を支え、石油のシェブロンの上げも目立ちます。中国の経済正常化への期待から中国売上高比率が高いスポーツ用品のナイキや、中国でテーマパークを運営する映画・娯楽のウォルト・ディズニーも買いが先行しています。
終値は反落で終え、前営業日より176ドル89セント(0.54%)安の3万2813ドル23セントで取引を終えています
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比192円69銭(0.70%)高の2万7472円49銭で前場を終えています。
米株価指数先物が日本時間1日午前の取引で高く推移し、投資家心理を支えました。外国為替市場で円安・ドル高が進み、自動車や機械など輸出関連銘柄の買いにつながっています。上海のロックダウン解除で中国の経済の改善期待も追い風となりました。
日経平均の上げ幅は一時200円を超え「2万7482円31銭」を付けています。外国為替市場で円相場が1ドル=129円台まで円安・ドル高が進み、製造業を中心に輸出採算の改善を見込んだ買いが入っています。
終値は、前日比178円09銭(0.65%)高の2万7457円89銭で取引を終えています。(4月21日)の終値「2万7553円06銭」以来の高値でした。
5月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は7営業日ぶりに反落して始まりました。
米原油先物相場が、2カ月ぶりに大きく上昇しています。インフレ懸念が強まり、企業業績の悪化や米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを警戒した売りが出ました。
欧州連合(EU)が30日夜にロシア産石油の輸入禁止で合意し、需給の逼迫観測が高まりました。ニューヨーク原油先物相場は31日朝に一時1バレル=119ドル後半まで上昇しました。ダウ平均は前週に大きく上昇しており、目先の利益を確定する目的の売りも出やすい情況でした。
ダウ平均は午前に400ドル超下げた安値「3万2752ドル34セント」後は下げ幅を縮めています。米長期金利が一時(2.87%)と27日終値(2.74%)から上昇し、金融株に利ざや拡大を見込んだ買いが入りました。
終値は、前営業日の27日に比べ222ドル84セント(0.67%)安の92990ドル12セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前営業日の27日に比べ49.740ポイント安の1万2081.391で終えています。
31日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前日比34円71銭(0.13%)高の2万7404円14銭で終えています。
前日の600円近い上昇で利益確定売りが出やすく、上値が抑えられました。原油高を受けて関連銘柄を物色する動きが活発だったものの、米長期金利の上昇が日本株の重荷となりました。
日本時間31日朝に欧州連合(EU)がロシア産原油の(EU)への輸入を禁止することで合意したと伝わりました。ニューヨーク原油先物相場が再び上昇基調となっており、日本時間31日午前の取引で一時1バレル117ドル台後半まで上昇しました。資源価格の上昇に伴うインフレ懸念により、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが続くとの思惑から米長期金利も上昇。東京市場では、割高感が意識されやすくなるハイテク株の一角に売りが出ています。
一方、中国の経済指標で景気悪化ペースに鈍化が見られたことは支援材料となりました。前日の大幅高を受けて利益確定売りに上値を抑えられ、終日方向感に欠ける展開でした。
終値は3営業日ぶりに小幅反落し、前日比89円63銭(0.33%)安の2万7279円80銭で取引を終えています。
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比527円67銭(1.97%)高の2万7309円35銭でした。
米国のインフレ加速への懸念がいったん和らいだことで、前週末の米株式相場は大幅に上昇しており、投資家が運用リスクをとる姿勢が朝方から優勢となり、東京市場でもグロース(成長)株や景気敏感株など幅広い物色につながっています。
一方で、利益確定売りや戻り待ちの売りも出ており、上値追いには一服感も出ています。
終値は大幅続伸し、前週末比587円75銭(2.19%)高の2万7369円43銭で取引を終えています。一時610円越高の「2万7401円24銭」の高値を付け、(4月21日)の終値「2万7553円06銭」以来約1カ月ぶりの高値となっています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ