日経平均株価(3月14日)@終値2万7222円04銭
3月
14日
下げ幅は700円を超え「2万7104円75銭」の安値をつける場面がありました。米国で10日に経営破綻したシリコンバレーバンク(SVB)に続き、12日にシグネチャー・バンクが破綻したことを受け、世界の金融システムに混乱が波及するとの懸念から金融株を中心にリスク回避の売りが膨らんでいます。
日本郵政が13日、傘下のゆうちょ銀株の売り出し価格について1131円に決めたと発表しています。売却総額は1兆2000億円超と大きく、売り出し株取得を目的に個人投資家などが既存の保有株を売却する換金売りが相場下落に拍車を掛けたとの指摘もありました。
終値は大幅に3営業日続落し、下げ幅は2022年12月20日以来の大きさで前日比610円92銭(2.19%)安の2万7222円04銭で終えています。